かみさんが亡くなってから1年ちょっとの間。
俺はいつでも泣いていた。

自宅にひきこもり、
全身で泣き叫んでいた。
床に就いても眠ることができず、朝が来るまで泣いていた。
会社のトイレに隠れて咽び泣いていた。
会社からの帰り道、
電車の中で涙を溢してしまった。
雨が降っている日には、
傘で顔を隠し、泣きながら家路を急いだ。

かみさんの死から1年4か月が経った頃。
こんな俺だって、「
いつかは涙も涸れるだろう…」と思っていた。

だが、いまだに「
いつか」は訪れない。
俺はいまだに泣いている。

元来、俺は「
泣き虫」ではないはずだ。
平成2年から一緒にいたはずなのに、
かみさんが俺の涙を見たのは、平成22年5月15日が初めてだ。

20年も一緒にいたにも関わらず、
俺はかみさんの前で泣いたことはない。
かみさんの前だけではない。
16歳の時に父親が死んだ時に泣いて以来、俺は一度も泣いたことはなかった。

そんな俺なのに、
かみさんが亡くなってから、涙脆くなってしまった。
今でも週末は泣いてばかりだ。

かみさんの仏前で泣いている。
幸せだった頃に想いを馳せては泣いている。
かみさんを守れなかった罪悪感で泣いている。
かみさんの無念を想って泣いている。

そういう時は、
自分がなぜ泣いているのか分かっているのだが、訳もなく泣いてしまうことも少なくない。

天井を見上げ、
ボンヤリしていると涙が溢れてくる。
テレビを見ていて涙が出てくる時もある。
シャワーを浴びながら泣きじゃくる時もある。

いずれにしても、
いまだに涙は涸れない。
なんだか分からないが、
俺はいつだって悲しいんだ。

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