心の中も、身体の中も、かみさんを喪った哀しみでいっぱいだ。

哀しみは異物ではない。
俺の心身の一部だ。
いつでも俺の中にあり、自らの存在を誇示する。

俺の意識はいつだって、哀しみに引き付けられ、
哀しみ以外のすべてに対して気持ちを集中することができない。
会社で仕事をしていても、哀しみはドッカリと、俺の中に鎮座している。
テレビを見ていようと、
食事をしていようと、誰かと会話をしていようと、哀しみはいつでも俺の注意を引き付ける。

気が紛れるということがない。
眠っている間以外、
哀しみから解放されるということがない。

心身にまとわりつく哀しみに、
俺はいまだに慣れることができない。
哀しみに付随する絶望や虚無にも慣れることができない。

慣れてしまえば、それなりに生きていくこともできるだろう。
慣れるためには諦めることが必要だ。

だが俺は諦めることができない。
今でも、そしてこれからも、
俺はかみさんを探し続けるだろう。

いつか迎えに来てくれる日まで、
俺はかみさんを求め続けるだろう。

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