きっかけがあるのは間違いない。
だが、その「きっかけ」
を言葉で表現することができない。
たぶん言語化できたなら、
俺はちょっぴりだけ自由になれるような気がしている。

言葉にできないからこそ、俺は蝕まれるんだ。
希死念慮が噴き出してくるんだ。

どうしようもないんだ。
死にたくなるんだ。
消えたくなるんだ。

自分が自分の意識と調和していない。
自分が自分の身体と摩擦を起こす。

不協和音に耐えられず、
俺は自分を破壊したくなる。

自分の口に手を突っ込んで、
内蔵を抉り出したくなる。
自分の胸を引き裂いて、
心臓を握り潰したくなる。
自分の耳に手を突っ込んで、
脳髄をグチャグチャにしたくなる。

光がウザい。
音がウザい。
空気がウザい。

自分の心と身体がウザい。

・・・

希死念慮を鎮める方法は分からない。
ザワついた心は、
俺の意思とは無関係に暴走していく。

どうしようもないんだ。
死にたくなるんだ。
消えたくなるんだ。

だが、
自死する勇気なんてない。
どれほど不快であろうとも、
俺はそこから逃げ出す方法を知らないんだ。

こんなときは早く眠ってしまうしかない。
ウィスキーをたっぷり飲んで、酔っぱらってしまおう。
泥酔したら、睡眠薬を飲んで寝てしまおう。

起きていたってロクなことはない。
俺の余生にロクなことはない。

こんな暮らしをしているうちに、
俺の肉体も朽ち果てるだろう。
こんな暮らしをしていれば、そう
遠くない将来、俺の心身も壊れてくれるだろう。

・・・

希死念慮を言葉で表現しようとしてみたが、やはりダメだ。
俺の中に巣食う希死念慮は、こんなモノじゃない。

いつの日か、これを正確に表現することで、俺は希死念慮から自由になれるかもしれない。
あるいは、俺が死ぬことによって、希死念慮から自由になるのかもしれない。

どちらが先かは知らないが、いずれにしても、希死念慮を抱えて生きていくのは、本当につらいんだ。


にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
←いつもありがとうございます。ポチっとクリックお願いします。
にほんブログ村