夜中に何度も目が覚めてしまう。
かみさんが亡くなってから、
俺は頻繁に中途覚醒をするようになってしまった。

目が覚める直前までは、夢を見ていることが多い。
そして目覚めた直後、夢のストーリーをはっきりと記憶している。

どういうわけか、夢の内容はいつでも似かよっている。
帰りたいのに帰れない…
そんな夢ばかりを見るのだ。

俺は自宅に帰ろうとしている。
家に帰れば、
かみさんが俺を笑顔で待っている。

それなのに…
どうしても帰れないのだ。

洪水が起こったために、
交通機関がマヒしてしまい、自宅に帰ることができなくなってしまった夢だとか…
電車に乗って自宅に向かったはずなのに、途中で電車が行き先を変えてしまった夢だとか…
見知らぬ土地から歩いて自宅を目指そうとしたが、どういうわけか、地図に自宅が載っていない夢だとか…
電車に乗るために切符を買おうとしたが、販売機が使えない夢だとか…

改めて文章化してみると、
いずれも荒唐無稽な夢であることに気づく。
夢の内容を反芻してみれば、冷静になることだってできる。

だが、
夢を見ている最中は、やっぱり冷静ではいられない。
睡眠中の俺にとって、夢は「現実」なのだ。

かみさんが俺を待っ
ている。
俺はかみさんのところに帰りたい。

だが、
さまざまな障害によって、かみさんと俺との再会は阻まれる。

そんな夢を見てから目を覚ますことが多い。
そのたびに、
俺は塞ぎ込んでしまう。

心が重い。
気分は最悪だ。


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