平日の仕事がメチャクチャ忙しくて、金曜日になるとホッとする。
ようやく金曜日になったのか…
土日はゆっくり寛げるな…

そんなふうに思うのだが、実際に土日を迎えると、
あんまりにも淋しくて気が狂いそうだ。

かみさんがいない。
ひとりぼっちだ。
話をする相手もいないし、誰とも触れ合えない。

ひっそり静まりかえり、人の気配の無い家の中。
世界中どこを探しても、俺しかいないみたいだ。

淋しい。
とっても淋しい。
潰れてしまいそうだ。

淋しさが膨れあがるにつれて、
不安が募っていく。
怖い。
落ち着かない。
身の置き場所がない。

この淋しさから逃れない。
この不安から逃れたい。
だから俺は、酒に手を伸ばす。

ふと遺影を見ると、かみさんが悲しんでいるような気がする、かみさんが怒っているような気がする。
それでも俺は、酒に溺れてしまう。

・・・

淋しさを鎮めたい。
だから俺は、
かみさんとの絆を結び直す。
かみさんと俺が一緒に暮らしていた頃の、幸せで、穏やかで、安らいだ日々の想い出に耽るのだ。
想い出は、
いつだって柔らかくて、俺の心にほんのりと光が射す。

だが、
それもほんの一瞬のことだ。
想い出の世界から現実に引き戻されて、俺は再び奈落に落ちる。

そこは、かみさ
んのいない世界だ。
そこは、哀しくて、淋しくて、虚しい世界だ。

この唾棄すべき世界で、俺はいったい何をやっているんだろう。
このくだらない世界で、俺はなぜ生きているんだろう。

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