休日の朝。
たいていは6時前後に目が覚める。

この時間。
平日ならば、すぐに起床するのだが、休日の朝は布団から出る気力が湧いてこない。

気が重いのだ。
心と身体が凍てついているのだ。

どうやって1日を過ごしたらいいのか分からない。
夜が来るまでの間、どうやって時間を潰したらいいのか分からない。
気が遠くなるのだ。

もう一度、
眠ってしまいたい。
だが、そういう気持ちと裏腹に、
意識は次第に覚醒していく。

仕方がないので床を出る。
そして俺は、深いタメ息をつく。

・・・

かみさんが亡くなってから。
俺はずっと廃人のように生きてきた。

哀しくて、淋しかった。
ポッカリ開いてしまった心の空洞に呆然としていた。

俺はずっとボロボロだった。
俺は人間ではない「何か」
になってしまった。

だが、昨年の4月以降、
俺は自分を立て直してくることができた。
周囲の人々の優しさと温かさに支えられ、俺は「元気で明るい課長さん」を演じることができるようになった。

だが、やっぱり休日はダメなんだ。
1日をどうやって過ごしたらいいのか分からないのだ。
長くて空虚な1日が怖いのだ。

かみさんがいない。
かみさんが死んじゃった。

一緒に笑える人はいないのだ。
寄り添ってくれる人はいないのだ。
すべてを共有してくれる人はいないのだ。

カラッポの時間に耐えられない。
完全な孤独には耐えられない。

気が狂いそうだ。

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