俺が死ぬとき、もしもかみさんが迎えに来てくれたなら
やっぱり俺は、泣いちゃうんだろう。

最初は涙をこらえていても、溢れる想いを抑えることができず、
結局は、顔をぐちゃぐちゃにして、大声を張り上げて泣いちゃうんだろう。

本当なら、「
久しぶりだね」、「やっと会えたね」なんて言いながら、かみさんの髪や背中を撫でてあげたいし、思いっきり抱きしめてあげたいし、そのときは、かみさんに笑顔を見せてあげたいと想う。

そんなふうに再会できたなら、かみさんも
俺に満面の笑顔を見せてくれるだろうし、お互いが至福の中でひとつになり、溶け合うことだってできるだろう。

だが、やはり
俺は泣いちゃうんだろう。
ずっと会いたかったんだぞ!
なんて叫びながら、涙をボロボロと流し、かみさんを困らせてしまうのかもしれない。

かみさんのせいで死別したわけじゃないし、
かみさんのせいでかみさんが死んじゃったわけでもないのに、かみさんに八つ当たりしちゃうのかもしれない。

まるで、迷子がようやく親に見つけてもらったときのように、
孤独と不安と緊張感から解放されて、泣きわめいちゃうのかもしれない。

ようやく会えたって喜びと心からの安心とを得て、全身で泣いちゃうんだろう。

ずっと会いたかった。

いずれ、この言葉をかみさんに伝えたい。
俺はその日が来るのを待っている。


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