いろいろな事態が進行している。

パイは縮小し、それを奪い合う時代に入っている。
足元の世界にヒビが入り、すべてが崩れ、すべてが焼き尽くされようとしている。

そして…
自分の愛する人の死が迫っている。

それらの事態は、決して密やかに進んでいるわけではない。
目を凝らせば、誰にでも見える事態ばっかりだ。

だが、見えていながら誰も観ようとはしていない。
みんな、「今ここ」が楽しければいいのだ。

だから、事態は確実に進んでいく。
誰だって、自分が死んだ100年後の世界がどうなったって構わないのだ。

すでに被害も出始めている。

傷ついている人たちがいる。
悲しんでいる人たちがいる。

絶望している人たちがいる。
泣いている人たちがいる。

直接の被害者たちは知っている。
世界はとても残酷で、人間はとても冷淡で、人生なんかに意味はなく、神はとても卑劣だということを知っているのだ。

しかし、不平を言っても仕方がない。
不満を言っても意味はない。
そこいらの奴らが抵抗できるほど、事態は軽くはないし、甘くもないのだ。

あとは事態に流されていくしかない。
そして、いずれは誰もが絶望し、誰もが必ず滅ぶだろう。

そうだ。
そう遠くない将来、「滅び」は必ず訪れる。

それはとても悲しいことだ…と思う。
だが、俺が悲しんでいたときに、人々は笑っていた。

だから俺も笑っていようと思う。
すべてが滅ぶ様子を眺め、俺は笑っていようと思う。

そうは言ってみたものの…
真っ先に滅ぶのは俺かもしれないな…と思って苦笑したりもするのだ。

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