1日のうちで最も辛いのは朝だ。
1日のうちで最も嫌いなのも朝だ

会社に行きたくない…というのではない。
仕事がキツい…というのでもない。

実際のところ、仕事はとってもキツいけど、それが朝を嫌う理由ではない。
平日はもちろんだが、休日だって、朝を迎えれば辛いのだ。

眠っている間はいい。
意識がないので何も考えずに済むし、何も感じないで済むからだ。

だが…
目が覚めた瞬間、俺はス~っと落ちていく。
気分が沈み込んでいくのだ。

あの感覚は、いったい何なんだろう。

もっと寝ていたいな…という気分とは違う。
どちらかと言えば、俺はまだ生きているんだな…という嘆息のようなものであり、今朝も生き延びてしまったんだな…という落胆のようなものだ。

生きている以上は働かなきゃならないし、風呂にも入らなければならないし、飯だって食わなければならない。
伴侶や子どもと死別した者たちであろうとも、果たさなければならない義務や責任はいっぱいあるのだ。

だが…
心と身体が重たくて、動く気力が湧いてこない。

表情を変えることさえ疎ましい。
笑うためにもエネルギーが必要だが、泣くためにもエネルギーが不可欠だからだ。
どうやら俺の中のエネルギーが枯渇しているらしいのだ。

俺はかみさんの仏前に座り込む
ここから動きたくないな…思う。

しかし、生きている以上は「やせ我慢」をせざるを得ない。
死ねない以上、やらなければならないことが山ほどある。

やりたいことは何にもない。
それなのに、やらなければならないことはたくさんある。
死ねないから生きていて、生きているから義務や責任を果たす。

それが俺の余生だ。

だが…
そんな余生は、どこかが狂っているんじゃないか…と思うのだ。
そんな余生には、どこか根本的な倒錯があるんじゃないか…と思うのだ。


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