一週間ほど前のこと。
俺は「ひさしぶりの再会というタイトルでブログの記事を書いた。

眠っている間にかみさんの夢を見た…
かみさんの夢を見たのは数か月ぶりのことだった…
その時の、言葉にできないほどの幸福感…

それらを綴った記事だった。

そして…
俺は昨晩、再びかみさんの夢を見た。

先日の夢と同様だった。
かみさんの姿は見えなかったのだ。

それにも関わらず、かみさんの気配を強烈に感じていた。
あのリアルで圧倒的な存在感が、俺に穏やかな安心感を与えてくれた。

俺には見えないけれど、かみさんは俺の傍にいてくれる…

そう確信できたわけではない。
しかし、かみさんの気配があまりにもリアルだったので、傍にいるなんてあり得ない…と頭から否定することもできないのだ。

・・

かみさんの気配を感じたのは、俺の右斜めの後方からだ。
そういえば、かみさんはいつだって俺の右側にいた

右の後ろなので、かみさんの姿は俺の視界に入らない。
だが、かみさんが俺の右肩にピッタリ寄り添っているのが分かる。

たったそれだけのことなのに、俺の心はじんわりと温かい。
優しい空気が俺を包んでいたからだ。

そして俺は思い出した。
この空気は、かつて俺が触れていたものと同じだ。

かみさんが亡くなってから、触れることはできなくなってしまったが、かつての俺はいつだって、かみさんが纏う空気に包まれていたのだ。
かみさんが醸し出す、賑やかだけど、穏やかで温かい空気に包まれていたのだ。

その柔らかな空気の感触は、今でも俺の脳の中や肌の表面に刻み込まれているらしい。
普段は蘇ってこないけど、眠っている間だけ、記憶が脳から引き出され、俺の心を満たしてくれる。

これは以前の幸せだった日々の残滓であって、記憶の欠片にすぎない…のかもしれない。
かみさんの「魂」が、俺の右斜め後方にいる…わけではないのかもしれない。

しかし…
やっぱり俺は信じたい。

証拠はないが…
それでも俺は、かみさんが俺の右側に寄り添っていると信じたいのだ。

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