現在2月14日の午前6時43分。
いつものとおり、通勤電車の中でブログの記事を書いている。

今日は金曜日だ。
この記事がアップされる頃には土曜日になっているだろう。

週末の連休が始まってしまった。
とても気分が重たい。

こんなことを言うと、平日に仕事をしている方が好きなのか…と勘違いされてしまうかもしれない。
もちろん、そんなことはない。

平日は仕事で忙しい。
健康を害しているせいか、身体がキツくて仕方がない。
早く週末にならないかな…と考えてばかりいる。

だが、金曜日を迎えてみても、期待していたような解放感は得られない。
むしろ途方に暮れてしまうのだ。

どんな週末になるのかは、だいたい想像がついている。

かみさんにお供えをする。
掃除や洗濯などの家事をする。
そのあとはウィスキーをたらふく飲んで、夜になったら嘔吐する。

土日の2日間、そんなことの繰り返しだ。

ろくな週末にならないことは、金曜日の時点で分かっている。
だから週末を想像すると、暗澹としてしまうのだ。

だったら別の週末の過ごし方を考えればいいじゃないか…と思う人もいるだろう。

しかし…
かみさんがいなくなった今、俺には別の過ごし方なんて分からない。
俺は他の過ごし方なんて知らないのだ。

・・・

かみさんが元気だった頃。
金曜日の朝の出勤は楽しかった。
すでに週末が始まっているかのような気分だった。

もしも定時で帰れたら、今夜はかみさんと待ち合わせをして、二人で一緒に食事をしよう。
翌日の土曜日には、いつものとおり、かみさんと一緒にたくさん散歩をしよう。

想像はいくらでも膨らんで、俺は自然と笑顔になった。
邪魔をするものは何もなく、かみさんと二人きり、濃密な時間を過ごすことを想像し、出勤する俺の足取りは軽かった。

そうだ。
金曜日って、そういうものなのだ
金曜日って、楽しかったはずなのだ。

かみさんが亡くなってから。
金曜日が楽しいなんて、俺はすっかり忘れてしまった。

かつては楽しかった…という事実だけは覚えている。
だが、それがどんな感覚だったのか、もはや俺は思い出すことができないのだ。

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