よござんす日誌 R(リターンズ)

『日誌』だと思ったら大間違い。 書きたい順に書いてます。 既に1年以上前の古いネタが続々登場の、熟成型・旅道楽の記録♪ 温泉,食べ物を中心に、マイようござんすをご紹介しています。

カテゴリ: 15.山形の温泉

酒田湊温泉(本町温泉) 酒田ポートサイドリゾートSPA GARDEN
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山形県酒田市の旧市街地に建つ、スーパー銭湯的な立寄り入浴施設です。
外観はとてもシンプルで、ホームセンターのようにも見えます。
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玄関の傍らにあるヨドコウの物置。扉が半分開いているので気になって近づいてみると…
「喫煙所」と書いてありました。灰皿と折りたたみ椅子が置いてあるだけの空間で、暗くて寒い~。私は煙草を吸わないので無問題ですが、冬はかわいそうかも。
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広々したロビー、生活感溢れる脱衣場があり、近隣の方々のお風呂として親しまれているようです。
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浴室に入ると綺麗なエメグリ色のお湯が目に入ってきます。
内湯の主浴場は30人程が入れる大きさで42℃の適温。壁にはタイル絵代りに鳥海山の写真が貼られていました。
湯口からはお湯がちょろちょろと注がれており一部循環されています。浴槽内にジャグジーがあるため、湯気と一緒に塩素臭混じりの温泉鉱物臭が浴室内に充満していました。
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中庭には露天風呂もあります。15~16人くらい入れる41℃の浴槽と、屋根付きの歩行湯がありました。
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露天風呂は一部循環ろ過しているとのことですが、お湯は湯口からドパドパと注がれ、浴槽縁から大量に溢れています。
エメラルドグリーンを帯びた透明,しっかりとした硫化水素系鉱物臭味,甘みある重曹薬味,つるつるすべとした浴感が気持ち良いです。鮮度がかなり良好で、塩素臭はほとんどわかりません。
 
 
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その隣は1周約9歩,深さ110㎝くらいの歩行湯です。38℃と温めですが、加温,加水,循環のない源泉浴槽になっています。湯口は浴槽内部にあるため源泉投入量はよくわかりませんが、鮮度良好。
お湯は柔らかく,つるつるすべ!とした浴感でとても気持ち良いです。
街中のセンター系温泉ということで、正直,お湯質の方は全然期待していなかったのですが、しっかりとした個性のある良泉で、嬉しい誤算でした。
サウナや水風呂もあり、その脇にあった かけ湯槽のお湯が一番良かったと相方A氏が言っていたので、次回訪問時に確認したいです。

****  個人的評価 *************

雰囲気:
お湯  :
コストパフォーマンス:
総括:センター系立寄り入浴施設型 個性派単純泉系温泉
ようござんす度:A (街中の良泉温泉銭湯。)

****  施設データ *************
酒田湊温泉 酒田ポートサイドリゾートSPA GARDEN
住所:山形県酒田市本町3-10-30
源泉名:酒田源泉
泉質:単純温泉 37.4℃,pH8.2,成分総計:0.3138g/kg
(内湯,露天風呂:加水なし。加温,循環ろ過,塩素消毒有。
 歩行湯:加水,加温,循環ろ過なし。塩素消毒有。)
電話番号:0234-26-8160(フロハイロウ)
営業時間:9:00~22:00
入浴料:¥500



全然関係ないですが…
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この施設の前にある建物が気になります。外観は完全に民家ですが、「テニス商会」の看板があります。広告や名入りタオル,割箸などを販売する会社とのですが、何故「テニス」?? 
玄関にかけられている表札にまで「テニス商会」と書かれているのが微笑ましいです。

湯田川温泉 九兵衛旅館 ~お風呂編

湯田川温泉の老舗、九兵衛旅館に宿泊しました(立寄り入浴は不可)。
大浴場は2つあり、時間により男女入替制になっています。

【川の湯】
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チェックインから20:00までは『川の湯』が女湯になっています。
雑誌で紹介されたのを見て、一度入ってみたいと思っていた浴室だったので楽しみにしていました。
階段を下りた半地下にその浴室はあります。
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脱衣場はそれ程広くはありませんが、落ち着いた雰囲気。脱衣籠も田舎風でカワイイ。
”湯田川の美味しい水のアルカリイオン水”が置いてありますので、入浴前後の水分補給はお忘れなく。
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浴室の中央には白いタイル製の長小判型浴槽が1つあります。
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そして壁の一面には大きな水槽が埋め込まれています。
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その中を結構大きな流金がふよふよと泳いでいます。近寄っても逃げない人慣れした金魚達です。
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大きな片口鉢のような湯口からはお湯がドバドバと注がれています。
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浴槽縁は丸みのあるミニタイル製で私好み。
10人程入れる42℃の浴槽で、無色澄明,浴槽内のお湯からは微かに塩素臭が香ります。
湯尻からはお湯が溢れてかけ流しになっており、お湯の鮮度はまずまずです。
大きな特徴があるお湯ではありませんが、微かに硫酸塩系の後味があり、弱い さらすべキシの浴感があります。
静かにゆらゆら泳ぐ金魚を愛でつつ,ゆらゆらとお湯に浸かっていると、それだけで癒されるような気がします。

【山の湯】
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20:00からは もう1つの大浴場、『山の湯』が女湯になります。脱衣場は川の湯と だいたい同じ造りです。
 

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浴室には 大きな窓に面した10人くらい入れる内湯浴槽があります。
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露天風呂を含めた浴槽の四隅にはウサギの石像がポーズをとっています。
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舟型の湯口からはお湯がドボーっと注がれています。
浴槽内で一部お湯を循環しており、『川の湯』よりも塩素の香りを強く感じます。
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大窓越しに5人程が入れそうな露天風呂があります。
囲いがあり景観は望めませんが、外にあるお風呂が好きな方にはよろしいかと。
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洗い場の手前にあるかけ湯蛇口には「触らないで下さい」と書かれた札が下げられています。
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このかけ湯は源泉かけ流しだと思うんだけど? 尻尾をひねるタイプの魚型蛇口がキュートです。大間崎のマグロオブジェの脇にあった水飲み場の蛇口ととてもよく似ています。
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浴室の手前には小上がり風の休憩所があり、水と無料のマッサージ機が設置してあります。
文句も言わずに無償の愛でモミモミしてくれる椅子に癒されました。

【貸切風呂】
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大浴場の他に、空いていれば自由に入れる貸切風呂があります。
脱衣場は比較的新しく、家族で使用するのに充分な広さがあります。
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浴室には3人程が入れる42℃の檜浴槽が1つあります。
掘らずに置いているため段差が大きく、小さいお子さんやお年寄りにはちょっと入りにくいかも知れません。

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湯口からはお湯がドボドボと注がれ、かけ流しになっています。無色澄明で微かに芒硝臭味が感知できます。おそらくこの宿の中で、ここの浴槽が一番新鮮なお湯でしょう。柔らかくて,さらきゅっとした浴感があり気持ち良いです。
窓が大きいので、開けると露天風呂気分も味わえます。ここの浴室は大変気に入って、夜中に目が覚めるたびに入りにいっていました。

本当は姉妹館の『珠玉や』にある3つの貸切風呂も利用できるとのことでしたが、チェックイン前に湯田川温泉の別の旅館4軒を湯巡りし満足してしまったため、今回は割愛することにしました。
安宿ばかり利用している我々にとっては、利用可能限度ギリギリの料金ですが、料理,設備,サービスの満足度が高く、是非また利用したいお宿です。『珠玉や』での入浴はその時までの宿題として取っておくことにします。


****  個人的評価 *************

雰囲気:
お湯  :
コストパフォーマンス:
総括:老舗温泉旅館型 金魚湯系温泉
ようござんす度:A (絶対また泊りたい。)

****  施設データ *************
湯田川温泉 九兵衛旅館
住所:山形県鶴岡市湯田川乙19番地
源泉名:湯田川1号源泉
泉質:Na・Ca-硫酸塩温泉 42.6℃,pH8.4,成分総計:1.287g/kg
(加水なし。川の湯:循環ろ過なし,山の湯:循環あり。加温有。深夜4時間次亜塩素使用)
電話番号:0235-35-3211
立寄り入浴不可
1泊2食付き,2名1室 ¥14500~

湯田川温泉 九兵衛旅館 ~食事編
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夕食は食事処でいただきます。部屋毎に個室形式の席へ案内されるので、落ち着いて食事を楽しむことができます。テーブルは掘りごたつ状になっているのでとても楽です。

【夕食】
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今回は温泉だけではなく、冬季限定メニュー、『寒鱈づくし』の料理も目的でした。テーブルにはお品書きが置いてあるのも嬉しいです。
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最初に運ばれてきたのは『胡麻豆腐ごまだれ』。キメが細かく,ねっとりとして滋味のある味。
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お造りは『庄内魚お造り』。薄切り大根がかぶせられています。被いを外すと平目,メバル,生蛸のお造りが大根の器の中に並べられています。添えられた無添加天然醸造醤油でいただきます。
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前菜は『鱈珍味三点』。三連の皿に鱈の三種の珍味がのっています。
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一番左側の皿には『エラ唐揚げ』。この日の料理の中で、ある意味これが一番衝撃的だったかも。「えっエラ!? 食べるの??」
骨の部分を持ってスペアリブを食べるようにしてかぶりつきます。あっさり塩味でサクサク食感があり美味しい。これぞ珍味といった感じで、ビールのつまみにぴったりです。
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中央の皿には『肝酢味噌』。蒸し茹でにした鱈肝に わけぎのお浸しと白髪ネギを添えられており、酢味噌を絡めていただきます。
一口食べると「ひゃーなんだこりゃ!?美味い~」。でっぷりとした鱈肝はふんわりで生臭くなく、レバーの口残り感は最小限です。レバー系が苦手な相方A氏もペロリと平らげていました。
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右側の皿には『胃袋ポン酢』。細切りの胃袋はコリコリしていると思いきや、ムチっとした食感。紅葉おろしと小口ネギでサッパリといただきます。
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次に運ばれてきたのは、『鱈昆布〆と白子の握り寿司』(特別栽培米 鶴岡産ササニシキ使用)。
鱈の昆布〆は、淡白だが上品な旨味のある鱈の刺身に、昆布の旨味が乗り移ってとても美味しい。相方A氏が大変気に入ったようだ。
もう1つは、生白子が乗った軍艦巻です。でっぷりとした白子に紅葉おろしと小口ネギが乗っています。
鱈白子を完全な生で食べたは初めてです。これは相当新鮮じゃないと出せないでしょう。表面は若干ぬるっとしていて、咀嚼すると口の中でとろりと溶けてご飯と混じり合う。生臭さ等は一切なく、ただひたすら美味いだけ。
給仕さんが淹れてくれた ほうじ茶も美味しい。(個人的には晩飯時にノンカフェインの ほうじ茶を出す宿は信頼できると思っています。)
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『鱈のみぞれあんかけ』は揚げた鱈の身に、大根おろし入りのトロトロあんがかけてあり、万能ネギ,大葉,岩のり,おろし生姜の他に、素揚げの茄子・獅子唐が添えられていました。
揚げることで ふわふわな鱈の身にコクが加わり、上品なダシのあんがよく絡みます。うまうまです。
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『鱈白子 朴葉焼き』
でっぷりとした白子の表面を炙って、中はとろり。淡い旨味が口の中に広がります。添えられた甘めの麹味噌ダレをからめて食べると美味。ついつい日本酒が欲しくなります。
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もう1つ添えられた皿には天然塩が入っています。素材の旨味を味わうなら塩味でしょう。
こちらの塩は酒田の浜中で昔ながらの平釜製法で作られた、粗いフレーク状のお塩です。つけすぎても塩辛くない,まろみのある塩でした。
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『山形牛サーロインサラダ仕立て オレンジ釜盛り』
千切り野菜が敷かれたオレンジの器に、ミディアムレアに焼かれたサーロイン肉が鎮座しています。
肉の上に添えられたおろしガーリックをポン酢醤油状のタレに溶かして、つけながらいただきます。
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お肉の周りには葉付きミニ大根等の野菜が添えられています。生の大根の歯応え,葉の大根風味をしっかり味わいました。
肉の焼き加減が絶妙!柔らかい肉質で口の中で数回咀嚼したらいなくなってしまいます。うまーい(´;ω;`)。
つけダレには肉の旨味やコクが移るので、野菜も全部美味しくいただきました。
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『寒鱈のどんがら汁』
庄内地方の郷土料理ですな。「どんがら」とは魚のアラのことで、この時季一番美味しくなる「寒鱈」の骨付きの身,頭,尾,内臓系を余すことなく使って旨味を丸ごと味わう鍋です。
以前から一度食べてみたいと思っておりましたが、念願叶ってやっといただくことができました。
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給仕さんが「まずはお椀にネギと岩のりを入れ、スープだけで味わってみて下さい。」とのことで頂いてみると、うっすら味噌味仕立てで、鱈の旨味がたっぷり出ています。
ビジュアル的にはとっても地味で雑然とした鍋物で、内臓が入っているのでエグ味や雑味が出るのかと思いきや、非常に上品なすっきりした汁に仕上がっていました。
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大きな土鍋に入っているので たっぷりと食べられます。鱈以外には大根も入っており、旨味をたっぷり吸い込んでいてこれまた美味です。
酒田出身の相方A氏曰く「普段食べている どんがら汁はもっとワイルドな食べ物で、ここのは全然違う洗練された味。すっごく美味しい。」とご満悦でした。
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『鱈の子めし』(特別栽培米 はえぬき使用)。
ほかほかの白米ご飯に 鱈の子の醤油漬け,香の物(赤カブ,ぜんご漬け)が運ばれてきました。
鱈の子はマダラのを使用しているのでしょう。粒が大きく,口の中でプチプチ弾けて旨味が広がります。醤油漬けなのでサラリとしており,塩分控えめなので、ご飯の上にたっぷりと乗せて贅沢食いができます。
漬物も手造りっぽく、相方A氏曰く 「とても美味しかった。」そうです(私は漬物が苦手なので)。
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鱈腹な腹をさすっている時に、シメの『板長手造りデザート』が運ばれてきました。
「板長!パテシエ出身なんですか!?」と訊きたくなるほどオシャレな一皿です。
クレームブリュレ,木苺あいす,庄内麩のフィユタージュにフレッシュ苺が添えられています。和風温泉旅館の夕食のデザートが4種盛り!?俄然テンションが上がります。
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『クリームブリュレ』はバーナーで炙られた表面がパリパリの飴状になっていて、それを割るとネットリ濃厚な卵味のカスタードが。バニラビーンズも贅沢に使われた本格的な味です。
『木苺あいす』は甘酸っぱくてキュートな香り。さっぱりとしています。
アイスに添えられた『庄内麩のフィユタージュ』は、庄内地方の名産品,板麩にうっすら砂糖水を塗ってオーブンで焼き上げたパイ仕立てのお菓子です。ほんのり甘めでサクサクしていて美味しいです。

シメのデザートをゴージャスにすることで、美味しかった食事の興奮が冷めず、今まで宿泊した宿の中でも強く心に残る夕飯となりました。

料理を運んでくれる若い給仕さんは きちんと勉強をされていて、料理の内容について訊ねてもスラスラと教えてくれました。世間話にも笑顔で対応してくれ、「冬用ワイパーに交換し忘れて九死に一生スペシャル」的な話なども笑顔でしてくれました。料理だけでなく、接客に於いても満足な夕食でした。

【朝食】
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朝食も、夕食と同じ食事処の個室でいただきます。
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朝食にまで お品書きが置いてあります。ありがたいことです。
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3連の皿には『鱈の子煎り』,漬物(おぼこ梅の梅干し,柿大根,からしきゅうり,白菜漬け),おひたし(地野菜ほうれん草,焼き椎茸,菊)が並んでいます。
『いかのお刺身』とは朝から豪勢です。たっぷりと生わさびが添えられていました。
『焼き物』は甘塩の塩鮭でした。
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『特製玉子焼き』はダシの効いた卵味の濃い玉子焼き。たっぷりの大根おろしとシラスが添えてあり、うまうまです。
『もだし・なめこ汁』は、合わせ味噌の味噌汁で、具が長ネギ,なめこ と”もだし”というきのこが入っています。
”もだし”とはナラタケの地方名。実家(北海道)の方では”ボリボリ”と呼ばれていました。とても良いダシが出るのですよ。
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ご飯は『特別栽培 鶴岡産つや姫』。朝は炊きたてがお櫃で供されます♪ やや細長く,白濁したシルキーな粒で、ふんわりとした炊き上がり。
今回の宿泊では3種類の地元産米をいただきました(夕食のお寿司は”ササニシキ”,鱈の子めしは”はえぬき”,朝食のご飯は”つや姫”)。
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『あつあつ豆腐』は濃厚な豆乳に にがりをうって作った出来立て豆腐。薬味はおろし生姜と小口ネギで。アツアツつるつるで美味しー。
酒田の郷土料理『塩納豆』は納豆に塩麹と昆布等で味が付いており、ご飯が進みます。
朝、給仕さんが淹れてくれる煎茶も美味しいです。

奇遇にも前日に宿泊した、酒田市内の「最上屋旅館」と朝食メニューが結構被っておりました。焼き塩鮭,昆布佃煮,鱈子煎り,玉子焼き,塩納豆は、朝食の定番メニューのようです。
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そして『板長手造りデザート』が登場.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ミルク味のぷるぷるなめらかブラマンジェに、プレーンヨーグルトのソースとハチミツかかっています。カットオレンジとマンゴー&マンゴーソースが添えられています。朝からゴージャスな盛りのデザートです。
最後の最後まで心を掴んで離さない,心憎いお料理達でした。
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朝食を終えると給仕さんに、「ロビーでモーニングコーヒーをお出ししますので、よろしければいかがですか。」と勧められ、早速ロビーへ。
ロビーの大窓は 開けるとウッドデッキになっており、庭を愛でながらオープンスペースでのティータイムを楽しむことができます。
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でも冬は寒いので、屋内でいただきましょう。椅子に座るとフロントのスタッフが来てくれ、コーヒーはいかがですか?と声をかけてくれます。食後にコーヒーを飲みながら新聞等を読み、ゆったりと過ごせるのは嬉しいですね。

つづく

湯田川温泉 九兵衛(くへえ)旅館 ~宿泊編
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山形県湯田川温泉の温泉街から 甚内旅館の細い脇道に入ると、共同浴場「田の湯」があります。それに隣接するように、本日宿泊する『九兵衛旅館』がありました。こちらも創業300年余という老舗とのこと。
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広々としたロビーの大窓からは庭を眺めることができ、天井が吹抜けになっていてゴージャスな雰囲気です。全13室の旅館と聞いていましたが、佇まいや接客から もっと大規模な旅館に感じます。
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訪問時は2月中旬だったため、ロビーには酒田地方の吊るし雛「傘福」が飾られていました。この地方では「おくるみ」と呼ばれる手芸で作られた飾りは、どれもこれも個性的。特にちりめん絞り生地を使った大蛸がキュート。
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ロビーにてウェルカムドリンクをいただきながら説明を聞きます。お茶,コーヒー,おしるこ、どれが良いですが?とスタッフの方に訊かれたので、相方A氏と2人そろって「おしるこ!」と言った(笑)。餅は入っていない おしるこドリンクで、五臓六腑に染みわたる甘さが 甘党にはたまりません。
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廊下の中央には琉球畳のような正方形の畳が埋め込まれており、スリッパは不要です。歩く感触が柔らかく,音も静かです。
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部屋は「桂」。扉を開けると その奥には更に襖があり、そこを開けると…
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落ち着いた和室となっていました。8畳の和室の奥には2.5畳くらいの広縁があります。
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押入れの下の空間に荷物を収納できるので、お部屋を広々と使うことができます。
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壁は漆喰で、広縁を仕切る障子には下半分にガラスが入っていて障子部分を上下に動かすことができる”雪見障子”になっています。
広縁の奥にある扉を開けると…
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洗面所とトイレがありました。トイレは広く,綺麗でびっくり!設備も新しいです。洗面のシンクも陶器製でシャレオツです。
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浴衣,貸バスタオル,手拭いタオル,歯ブラシの他に足袋ソックスも用意されています。
前室には、お茶セット,湯沸かしポット,冷蔵庫が備えてあり、冷蔵庫の中には冷水が用意されていました。
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その他,エアコン,TV(パナソニック),DVDプレーヤー,空気清浄機,加湿器,姿見鏡等が設置してあり、至れり尽くせり感があります。
おしぼりといっしょに置かれていたお茶菓子は「とちの実きんとん」でした。
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お部屋の鍵が2人分用意されているのも嬉しいですね。相方が上がる時間を気にせずにお風呂に入ることができます。
床の間には『作家 藤沢周平氏が 帰郷の折にお泊り頂いたお部屋です』と書かれた立て札が置いてありました。
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階段も ちょっとずらして設置することで、吹抜けのような高さのある空間を演出しています。
館内をちょっと探検すると藤沢周平氏原作の映画ポスターが飾られた休憩所があったり…
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原作本が置いてある本棚もあります。各部屋にはフロントで無料貸出している映画DVDのリストも置いてあります。
同じ鶴岡市内にオープンした”庄内映画村”を盛り上げるためでしょうか?
WiFi使えますのステッカーが貼られた装置も設置されていました。

 
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食事処での食事を終えて部屋に戻ると、ふかふかの布団が敷かれ、ロール簾が下ろされていました。
落ち着いた雰囲気,さりげないサービスが嬉しく、心地良く過ごすことができました。

つづく

湯田川温泉 甚内旅館
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山形県湯田川温泉にある鄙びた外観の旅館です。こちらも創業300の老舗旅館らしいです。
館内も昭和の設備&雰囲気といった感じです。

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浴室は男女別の内湯が各1つあります。脱衣所は小ぢんまりとしており非常にシンプルです。脱衣棚が市松柄に配置されており、おそらく裏側は逆市松柄に男湯の脱衣棚が配置されていると思われます。
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細長い浴室の正面には窓があり、ちょっとした雪見風呂気分が味わえました。
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浴室には3~4人程が入れる かまぼこ型の浴槽が1つあります。41℃の適温で、さらキシキシの浴感が気持良い。
無色澄明,石鹸の香りが充満していたので湯の香は確認できませんでしたが、まろやかな芒硝の風味がありました。
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湯口からはお湯がドポドポと注がれています。湯口まわりには白色析出物がイイ感じに付着しています。
竹筒のコップが置いてあるので飲泉可と思われます。
 
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浴槽の縁からは結構な量のお湯が溢れ、かけ流しになっています。浴槽が小ぢんまりとしているため 湯の交換効率が良く、新鮮なお湯を楽しむことができます。
洗い場は浴室の隅に1つあるだけなので、宿泊客が多い時は混み合うと思います。
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浴槽縁は丸みがあるミニタイル貼りで、壁のタイルもモダンで素敵です。
小ぢんまりとしていますが、浴室の雰囲気もお湯も私好みでした。

****  個人的評価 *************

雰囲気:
お湯  :
コストパフォーマンス:
総括:小規模老舗温泉旅館型 かけ流し新鮮系温泉
ようござんす度:A (鮮度の良い芒硝泉。)

****  施設データ *************
湯田川温泉 甚内旅館
住所:山形県鶴岡市湯田川乙16番地
源泉名:湯田川1号源泉
泉質:Na・Ca-硫酸塩温泉 42.6℃,pH8.4,成分総計:1.287g/kg
電話番号:0235-35-2151
営業時間:要確認
入浴料:¥400

湯田川温泉 理太夫(りだゆう)旅館
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山形県の湯田川温泉にある温泉旅館です。3階建てで比較的新しい建物ですが、こちらも創業300年以上という老舗です。
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玄関に入ると、土間が長い!落ち着きのある和風旅館の風情があります。
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帳場の前には可愛らしい柄の浴衣が並べられています。女性の宿泊客には色浴衣を選べるサービスをしているようです。ロビーには冷たい水が用意されているので、入浴前後の水分補給をお忘れなく。
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こちらにも「おくるみ」で作られた吊るし雛,傘福が飾られていました。雛とは無関係なゴボウやサツマイモが吊るしてあるのも珍しいです。
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受付を済ませて早速浴室へ向かいます。湯の暖簾をくぐった長い廊下の先が、何気に格天井だったりするのも素敵。
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廊下正面の壁に埋め込まれているガラスブロックに、バラ模様があしらわれているのも素敵。
でもね、脱衣所は狭くて鄙びているので、もう少し手を入れた方が良いと思うわよ。
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浴室の扉を開けると、あまり広くない浴室に円形の浴槽が1つ設置してあります。
そして正面には、もう1つ扉があります。
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脱衣場の貼り紙に説明書きがありました。『二軒で一つの湯』ということで、古くから温泉の湯を二軒の旅館で利用しているそうです。
向かいの扉は、隣の大黒屋さんの入口です。
脱衣場に衣類が無くても 入浴されている方がいるかもしれません。驚きませんようにお願いします。とのこと。
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4人程が入れる40℃の浴槽で、ほぼ無色澄明,微かに硫酸塩系の風味を感じます。先程入浴した隼人旅館の方が鮮度が良い感じはありますが、弱つるすべ+弱キシした浴感があって心地良いお湯です。
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湯口からはお湯がトポっと注がれています。女湯ではほとんどお湯が溢れていなかったのですが、男湯では結構溢れていたらしい。構造に秘密があるのかしら?
多分女湯も かけ流しになっていたと思われます。
 
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男女別浴室の他に貸切風呂もありますが、冬期は使用できないそうです。ちょっくら見学させて頂きました。
脱衣場は小奇麗なカントリー風(?)でカワイイです。
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長方形の浴槽で2~3人程が入れそうな大きさです。
ロビーのソファーも民家のリビングのように家庭的な雰囲気でした。
宿泊客は24時間入浴可能らしいので、こういう隠れ家的な宿でまったりと過ごすのも良いかも。

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理太夫旅館は、隣(裏手)に建つ大国屋旅館さんと浴室を共同使用しているということなので、ちょっと外観を確認してみました。確かに 理太夫さんと大国屋さん両方に接触している建物があり、こちらが浴室だと思われます。


****  個人的評価 *************

雰囲気:
お湯  :
コストパフォーマンス:
総括:老舗小規模温泉旅館型 円形かけ流し系温泉
ようござんす度:B (「二軒で一つの湯」のシステムが面白い。)

****  施設データ *************
湯田川温泉 理太夫旅館
住所:山形県鶴岡市湯田川乙51番地
源泉名:湯田川1号源泉
泉質:Na・Ca-硫酸塩温泉 42.6℃,pH8.4,成分総計:1.287g/kg
(加水,加温,循環ろ過なし。深夜4時間次亜塩素使用)
電話番号:0235-35-2888
営業時間:11:00~15:00
入浴料:¥500

湯田川温泉 旅館 隼人
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開湯1300年という古湯,山形県の湯田川温泉にある、創業300余年という老舗旅館です。玄関の格子扉の細工も素敵です。
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外観は小奇麗な昭和のビジネス旅館風ですが、エントランスに入ると 間口が広く立派です。
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こちらにも「おくるみ」で作った傘福が。ちょっとマヌケっぽい牛さんがカワイイ(・∀・)。
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浴室は男女別の内湯が各1つあります。入口には「源泉100% 天然かけ流しの湯」の札が下がっており、期待が膨らみます。
小さめな正方形が市松柄風に配置された脱衣棚は、おそらく裏側では、逆市松柄の配置で男湯の脱衣棚になっていると思われます。
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脱衣棚1つ1つに小さな縁付畳が敷かれているのも楽しい。パウダーコーナーはまるで民家の鏡台のような雰囲気です。
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浴室は5~6人が入れる40℃の浴槽が1つあるだけのシンプルなつくりです。
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窓はあまり大きくなく景観は望めません。天井には湯気抜きがありますが、湯気がこもっています。冬だからしょうがないかな。
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湯口からはお湯がドバドバ注がれ、湯口まわりには白色結晶状の析出物が多量に付着しています。
ほぼ無色澄明,ほぼ無臭,極薄まろ塩?+芒硝風味があり、つるすべキシキシとした浴感があります。
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浴槽縁からはイイ感じにお湯が溢れており、かけ流しになっています。見た目はただのお湯に見えますが、鮮度が超良いため、名湯の誉れ高い湯田川温泉の実力を感じることができます。
床のタイル模様が排水穴っぽく、沢山あるように見えるのが面白いです。
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床,壁,浴槽とタイルがそれぞれ違うので、それも楽しめます。
洗い場に置いてあるのはケロリンではなく、ショッキングピンクで足付の湯桶でした。
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ロビーには冷たい水が置いてあるので、入浴前後の水分補給をお忘れなく。

****  個人的評価 *************

雰囲気:
お湯  :
コストパフォーマンス:
総括:小規模老舗温泉旅館型 鮮度良好系温泉
ようござんす度:A (かけ流しドバドバ湯。)

****  施設データ *************
湯田川温泉 旅館 隼人
住所:山形県鶴岡市湯田川乙56番地
源泉名:湯田川1号源泉
泉質:Na・Ca-硫酸塩温泉 42.6℃,pH8.4,成分総計:1.287g/kg
電話番号:0235-35-3355
営業時間:要相談
入浴料:¥400

湯田川温泉 ますや旅館
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山形県鶴岡市にある湯田川温泉は、庄内三名湯といわれており、和銅5年(西暦712年)に白鷺によって発見されたという古湯です。そのため昔は「白鷺の湯」と呼ばれていたとか。
ますや旅館は、小ぢんまりとした温泉街の通り沿いにある客室11室の小さな旅館です。
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立寄り入浴をお願いすると快く承諾して頂き、浴室へ向かいます。
浴室は男女別の内湯が各1箇所ずつあります。
 

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脱衣所は小ぢんまりとしていますが、きちんと手が入れられており、木材を多用した落ち着いた造りになっていました。
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縦長の小ぢんまりとした浴室の奥に、2~3人が入れる大きさ,やや深め(深さ:60㎝)の39℃浴槽が1つあります。
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無色澄明,芒硝臭味がある、ふんわりと柔らかいお湯で、キシキシとした浴感があります。
竹筒の湯口からはトポっと源泉が注がれており、周囲には白色の析出物が付着しています。
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浴槽の縁からはお湯が溢れており、掛け流しになっていました。お湯の鮮度も良好です。
湯田川温泉は、源泉を集中管理し各宿に配湯するシステムをとっているため、他の旅館や共同浴場と同じ源泉を使用しています。こちらのように浴槽が小さく、入浴客が多くない方がお湯の交換効率が良く、比較的鮮度の良いお湯にありつくことができます。
ケロリン湯桶ではなく、花柄デーハーな湯桶でした。
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浴室前には飲泉所がありましたが、お湯は出ていませんでした。浴室の湯口横にコップが置いてあったので、そちらで飲まれると良いかと思います。
訪問時は2月中旬だったため、ロビーには酒田地方のつるし雛「傘福」も飾られていました。
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湯田川地区には「おくるみの会」という手芸好きの方が集まったサークルがあり、古布を使ったオリジナルのマスコットを作っているそうです。
こちらの旅館の一角には、「おくるみ」で作られた山海の幸が、ふんだんに飾られていました。素材に合った色使いで,古布の風合が温かく、とても見事な出来だと思います。その中に緑の三角錐を発見!『おいしい山形』のマスコット『ペロリン』まで「おくるみ」になっていました。
気取らずにゆったりできそうな、家庭的な雰囲気のお宿でした。

****  個人的評価 *************

雰囲気:
お湯  :
コストパフォーマンス:
総括:小規模旅館型 小ぢんまり内湯系温泉
ようござんす度:B(小ぢんまりとした旅館にて、しっぽりお湯に浸かる。)

****  施設データ *************
湯田川温泉 ますや旅館
住所:山形県鶴岡市湯田川乙63番地
源泉名:湯田川1号源泉
泉質:Na・Ca-硫酸塩温泉 42.6℃,pH8.4,成分総計:1.287g/kg
(加水,循環ろ過なし。寒い時期のみ加温有。深夜4時間次亜塩素使用)
電話番号:0235-35-3211
営業時間:要確認
入浴料:¥400

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