よござんす日誌 R(リターンズ)

『日誌』だと思ったら大間違い。 書きたい順に書いてます。 既に1年以上前の古いネタが続々登場の、熟成型・旅道楽の記録♪ 温泉,食べ物を中心に、マイようござんすをご紹介しています。

カテゴリ: 日記

突然深みにハマると、他に何にも手がつかない事が時々ある。
色んなものに依存してしまう困った体質だなとは思っていたけど、まさかこの歳になって そうなるとは。

最近アナログフィッシュにハマってしまい、ここ1か月程でCD,DVDを全部揃え、平日のワンマンライブにも2回程行ってしまった。大丈夫か?自分。


折角なので動画を貼ってみた。えらいかっこええのう。
以前から知っているアーティストさんなのに 何で今頃?と思いつつ。まあこのタイミングだったんだろう。
今は毎日貪るように聴いているから大変だけど、もう少ししたら馴染んできて落ち着くと思うの。
英語の通信教育も手つかずですよ、期限が迫っているのに。早く落ち着かなくっちゃ。

四万温泉 ~帰途編
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前日スノーモンスター状態だった車も、宿のスタッフの方々のおかげで無事掘り出されており、何とか出発できそうです。とりあえず中之条の手前までは道が開通したという情報を宿から伝えられたので、行ける所まで行ってみることに。
吾妻線は復旧の見込みがなく、電車で来られた隣部屋の方は早々にもう1泊することに決めて『元禄の湯』に入りに行っていました。さすがに雪崩が起きるかも知れない危険な雪道では「乗って行きませんか?」という声はかけられなかった(´;ω;`)。
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朝に除雪車が1回通っただけなので、1車線分しか除雪されていません。対向車が現れる前に山を降りねば。
道路の青看板も積雪で隠れておる。あれだけ厚みのない物にまで…。雪ってコワイな。
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除雪された道を行くのは車だけではありません。人も、ハトも除雪された場所を歩きます。
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イノシシまで!?Σ(゚д゚;) ウリ坊を卒業したばかりのような若いイノシシが2匹、除雪された車道の端を走っていました。兄弟でしょうか?
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我々の出現に驚いて慌てて山へ戻ろうとするも、前のヤツの足が雪の深みにハマったらしく身動きがとれなくなった模様。後ろのヤツに「プギ~!(早く前に行きなさいよ!)」と押されて小パニック状態になってました。
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一番ひどかったのは中之条市内。除雪がされているのかどうかわからない状態です。
交差点では曲がる車が 雪の塊の上に乗ってしまい立往生が続出。
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通り沿いにあるお店の玄関は、雪の山に閉ざされて出入り不可能っぽいし。
おじいちゃんが運転する軽トラの荷台には山盛の積雪で、買った灯油タンクを積む場所だけが雪掻きされていました。
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自動車販売店の敷地も雪に埋もれていました。発掘作業が大変そう。
4WDであろうが,フォルクスワーゲンであろうが,BMWであろうが、大雪は分け隔てなく平等に襲いかかっていました。
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途中通った踏切は…線路が完全に雪に埋まっていました。この様子だと…電車で来た隣部屋の彼は、更にもう1泊延泊かも知れない(´;ω;`)。
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溶けた雪で冠水した道路や、乗り捨てた大型トラックが一車線を塞いでいる道路もありました。
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雪の重みに耐えられずに崩落した駐車場の屋根も多かったです。こんなに雪が降る地方ではないので、大変な被害だったと思います。
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道端に『入場制限中』と書かれた札を持った人が立っていました。見ると店からは雪掻き道具を購入して出てくるお客さんがゾロゾロと歩いています。ビバホームで入場制限というのは初めて見ましたよ。
途中,休憩のためコンビニに立寄りましたが、見事に何もない! 特にお弁当,お惣菜,パン類,冷凍食品は空っぽ。肉まん,あんまんは準備中。「揚げ物も、揚げるそばから売れちゃうのよ。」と店員さんもお疲れ気味。
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高崎市内の道路もひどい状態だった。特に細い路地などは。
やっとの思いでレンタカー屋へ到着したが、店内は無人。周囲を探すと返却後のレンタカーを停める駐車場の雪かきをしている店員さんを発見(笑)。何十年も住んでいるが、高崎でこんなに雪が降ったのは初めてとのこと。
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高崎駅に着くと、電車の発車時間を知らせる電光掲示板は真っ黒で、両毛線はもちろんのこと高崎線も動いておらず、辛うじて新幹線は 駅の空き待ちで大幅に遅れてはいるが動いているそうなので、飛び乗った。
切符ではなく「乗車駅証明書」を渡されました。刻一刻と変わる交通状況に、臨機応変に対応できるようにとの配慮でしょうか。
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新幹線は満席だったのでデッキに乗ることにした我々ですが、寄りかかった壁に持ち手が付いているのを発見。倒してみると簡易型の椅子に早変わりしました。ヘトヘトピーにお疲れの相方A氏も大喜び。これ!いいアイデアですね.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 
そんなこんなで時間はかかりましたが、無事に家に帰ることができました。
(2014年2月中旬の出来事)

四万温泉 大雪の一日
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旅館の玄関正面にある橋が綺麗に除雪されたので、四万温泉街の散策(探検)へ行くことにしました。
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旅館の前の通りは人力で除雪をおこなっておられるようでしたが、車が通れるような状況ではなく、道端の看板は半分近くまで雪で埋もれていました。
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宿前の橋を渡り右手の,県道239号の大きい通りへ出る道も、辛うじて人が通れるようにはなっていましたが、車が通れるような状況ではありません。
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特に落合通り前の広場の積雪が凄かった!自販機の半分以上が雪に埋もれていました。
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県道239号の大通りに出る橋の上にも雪が深く積もっており、人が漕いで歩いた場所が獣道状になっています。これは車が通れる状態ではありませんね。
普段はこんなに雪がふる地域ではないので自前の除雪車等はなく、大雪が広範囲に及んだため他の自治体から借りるのも儘ならない状態だったようです。
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道の脇に停めてあった車は、雪との境界線がわからない程に積もっており、既にオブジェ状態。掘り起こそうとしている人もいましたが、道具もないのでまるっきり歯が立たないような状況です。
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今回宿泊した宿の駐車場の車も、綺麗に雪に埋もれていました。我々が乗って来た車は前から4台目…。うん、脱出は無理だな。朝食時に宿の方から延泊の話が出るはずだよ。
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延泊決定で、折角なので共同浴場の様子を見にいきましたが、近くの『河原の湯』は 下りる階段すら見つからない状況。共同浴場巡りも無理な状態なので、おとなしく宿に戻って部屋で過ごすことにしました。
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道沿いにある『高田屋菓子舗』で温泉まんじゅうを購入。
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部屋に戻り、いつも持参しているコーヒーを淹れていただきま~す。
やや小ぶりで1コ¥70,10コ入り1箱¥750。
皮:薄めでやや気泡の粗いしっとり生地。黒糖と醤油っぽいカラメル味。
あん:しっとりキメ細かいこしあんがたっぷり入っています。適度な甘さでさらりとした口当たり。後味のほんのり塩味が味をひきしめています。私好みの温泉まんじゅうでした。

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途中の道の駅で購入した「ひだまり工房」のアップルパイ(2個入り¥320)も美味しかったなあ!中にシロップ煮のリンゴがごろごろ入った素朴で,贅沢なお菓子でした。


【大雪ビフォー・アフター】
一昼夜降り続いた大雪の風景が右側。左側は前日の写真。

〈宿の玄関前〉
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前の晩は普通に停まっていた軽車両でしたが、翌朝には足周りが完全に雪に埋没していました。

〈宿・壱番館の前の庭〉
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石灯籠の上には雪が山盛り!木は倒れてしまっている。

〈宿の渡り廊下〉
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渡り廊下の屋根の上にも山盛りの雪。重みで落ちないかしら…。

〈四万温泉・落合通り前〉
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落合通り前の広場の積雪は凄かった!吹き溜まりのような深さの雪でした。

〈落合通りの中〉
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この道の端には温泉パイプが通っており、お湯を出して融雪することができるので、道路上は除雪されていましたが、屋根の雪下ろしが大変そうでした。 年季のある建物が多いので早いとこ下ろさないと壊れたら大変!

〈まんじゅう屋さんの看板娘〉
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看板娘が持っていた温泉まんじゅうも、すっかり雪に埋もれていました。

〈河原の湯〉
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河原にも雪が積もっており、共同浴場『河原の湯』へ向かう階段,通路、そしてその周辺も積もった雪に埋もれていました。
(2014年2月中旬の出来事)

四万温泉 ~計らずも延泊編
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四万温泉の老舗旅館に1泊の予定で宿泊した翌朝、起きたら周囲が暗かった。
目覚ましをかけたので起きた時間は6時50分のはず。「山間部の冬の朝は まだ暗いんだな~。」と思いつつ、部屋の電灯をつけたが暗いまま。
ハテナ?と思いつつ廊下に出るも真っ暗。足下には生温いお湯がまとわりついてくる。2度目のハテナ?
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外廊下を歩いていくと、昨晩からシンシンと降り続いた雪が、今なお継続中という感じ。玄関前に停められた軽車両は腰まで雪に埋もれていた。「オイオイ随分と降ったなあ。」とこの時はその程度に思っていた。
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新館浴室の一番風呂に入ってやろうと目論んでいた我々は、トンネルの先のエレベーターに乗るべくボタンを押したが動いている気配はない。
よく見るとエレベーターの扉には貼り紙があり、「群馬県全域で停電となっております。大変ご迷惑をおかけいたしますが、お部屋で待機をしていて下さいませ。」とのこと。はうっ?
これが関東地方を襲った,記録的な大雪であることを知ったのは、これから少し後の話です。
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部屋に帰る途中に気が付いた。玄関に湯気がこもっておる。
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外廊下の奥にある座敷にも湯気が。雨戸,襖を全開にして湯気を逃がしていました。
我々の宿泊したエリアは床下に源泉を流した床暖仕様になっており、停電でポンプが止まったため流れが停滞して、廊下にお湯が溢れたようです。
あれから5分も経っていないのにスタッフの方々が対応して下さっており、廊下は大童。邪魔しても悪いので そのまま『元禄の湯』で朝風呂とシャレ込みました。
部屋に戻る頃にはすっかり廊下は片付いていましたが,宿のスタッフからは「停電が復旧していないので、安全のため荷物をまとめて本館の大広間(朝食会場)で待機して下さい」との指示が。朝食の時間は8:00~9:00なのですが、既に準備は済んでおりますので、とのこと。
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本館は自家発電装置があるので、電気が使えるのですね。電源復旧までの2時間,こちらで待機をしていましたが、その間,毛布を持ってきてくれたり、大雪情報を取得できるようラジオを流してくれたりと細やかな対応をして頂き、特に不安は感じませんでした。
朝食時,女性スタッフに「道路状況等から、本日お帰りになるのは難しい状況です。延泊はどうされますか?」と訊ねられました。まだ朝8時なのに道路の復旧が無理な状態って…。
この日は草津温泉に宿泊予約を入れていたので、そちらの方へ確認の電話を入れました。「今、四万温泉にいるのですが、すごい大雪で。草津の方はどうですか?」と訊ねると、そこの宿のスタッフは「道は除雪されていませんし、所々雪崩も発生しているようです。今、安全な場所におられるなら、動かずに延泊されることをお勧めします!そちらのお宿の空き状況は大丈夫ですか?」と心配されてしまいました。今,そんなに大変な状況なの?!
先程の女性スタッフに「すみませんが、延泊させて下さい。」とお願いすると、ホッとした表情。「申し訳ございませんが、延泊の料金は…」と提示された料金が、正規料金の半額以下! こちらの方こそ申し訳なさ過ぎる!!
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全館電源が復旧したので館内を見回ると、新館玄関前にも大雪に埋もれた車達がスノーモンスターのように佇んでいます。
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スタッフの方々が総出で雪を掻いたり,溶かしたりしていました。
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本館前の橋でもスタッフの方々が雪掻きをしていますが、尋常ではない量の積雪に悪戦苦闘。早く雪が止んでくれれば良いのですが。

【延泊・昼食】
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非常事態の延泊のため、昼食が出ました(・∀・)。鮭のおにぎりと 味噌汁。漬物も添えられてあります。
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炊き立てのポカポカご飯に ほぐし鮭を贅沢な量 混ぜ込んだおにぎりは、炊き加減,塩加減も良く美味しかった。味噌汁の具は白菜と玉ねぎでした。
大雪でほぼ外出ができないので、食う・寝る・(風呂)入る の一日を過ごす訳で、その昼食としては丁度良い量でした。

【延泊・夕食】
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湯治プランでの宿泊だったため、夕食も前日と同じお弁当&半セルフスタイルです。正規料金の半額以下の延泊料金にもかかわらず、昨日と遜色ない献立内容なのが嬉しいです。
大広間に集まっている面々は、昨日とほぼ同じ顔ぶれ。帰れた人はいるのかなあ?
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お重の中は①サンマの生姜煮と昆布巻, ②イカ刺(わさび添え), ③筑前煮(蓮根,筍,人参,ごぼう,椎茸), ④デザートはクリーム入りのくず餅(?)。
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別皿には焼魚(赤魚)のキャベツ千切り添え,香の物(白菜)、『無農薬栽培米と16種類の雑穀ごはん』と『たっぷり野菜の味噌汁』とヘルシーです。

【延泊・朝食】
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朝食も前日と遜色のない内容です。
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お重の中は ①豚肉の野菜ケチャップあんかけ ②煮豆さん ③ブロッコリーの塩煮 ④茄子の南蛮漬(人参,玉ねぎ入り), ⑤温泉卵, ⑥焼鮭(キャベツの千切り添え)
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ご飯は前日同様に普通の白米と『飲泉炊き大根粥』があり、もちろん両方いただきました。椎茸出汁の味噌汁と、ヨーグルト(キウィフルーツソース)

図らずも連泊した事で、質素な健康食を食べ,暇があれば温泉に入り,ゴロゴロするという正統派な湯治生活を満喫致しました。
このような非常事態にどのように対応できるかで、宿の本当の実力がわかりますね。記録的な大雪で宿に缶詰め状態だったにもかかわらず 特に不安は感じさせず,逆にお得な気分にさせるとは さすがです。
是非またゆっくりと滞在したい温泉旅館でした。
(2014年2月中旬訪問)

富士吉田 路地裏散策 ~新世界通り
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前回訪問時に是非散策したいと思っていて、できなかった『新世界通り』へ行ってきました。
これが、通りの入口なんて・・・。どおりで見つけられなかったはずだよ。他所様宅の敷地に無断侵入のレベルです。
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西裏通り沿いに建つお店の脇を抜けると、3階建ての変わった建物が目に入ります。こちらのお店、正面は子の神通りに面しており、そこから見ると普通のお寿司屋さん(既に閉店している?)なのですが、側面から見ると こんなスゴイことになっています。
勝手口?は唐破風で、2階から上はベンガラを思わせるような赤色に塗られています。出梁造りとはまた違う,2階以上がせり出した構造が面白い。
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ディープな世界への入口としてはふさわしい建物です。
そこから1歩足を踏み入れると、折り重なるように鄙びきった建物が建ち並びます。最初に目に入る看板が『愛人』というのもスゴイ。
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お店正面にブロックガラスと小石タイルをあしらったお店跡も個性的。
店先がリーゼントのようにせり出した天井の裏側にも小石タイルが使われていています。敢えて地味な小石タイルを使用しているところがシブい。
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壁にあるスリット状に細長い窓も何となく怪しい。
「やきとり 仲良し」はまだ営業していてもおかしくない外観です。
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まるで建物間の軒下のように見える細道の両側にお店が建ち並んでいる訳ですが、実際に営業しているお店が有るのか無いのかわかりません。
夜のお店が多いので、夜に来ればわかると思いますが・・・夜に来る勇気はない(´;ω;`)。
「Barセクシー」というダイレクトな店名の看板がありますが、イマイチ説得感がないかも。
この細い通りには、何故かクランクが3箇所あり、ここは第一クランク。
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先に進むと道幅が少し広くなり、第二クランクがあります。
クランクの正面にある小料理屋風の建物は最近まで営業していてもおかしくない雰囲気。通り全体が廃墟化している中で、人が住んでいる気配を僅かに感じてホッとします。
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地味~な建物の,地味~な扉に「富士吉田市観光協会 推薦の店」のステッカーが貼ってありましたが、看板すら外された状態なので、今となっては何のお店だったのか。
この界隈は戦後に、現在の北富士演習場へアメリカ軍が進駐して来た際,軍人相手の歓楽街として栄えたそうですが、昭和40年に火災があり、その後衰退していったそうです。
人を見かけることはほとんどないですが、人慣れしていない猫がそこ,ここを歩きまわっていました。
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第三クランクには大きなビルが佇んでいました。看板には『フォーエバー』と書いてあります。
閉まったシャッターの錆び加減と荒廃した建物から察するに、閉店してからかなりの年月が経過していると思われます。
正面からみると、色の入ったガラスブロックがはめ込まれてあり、往時ではかなりモダンなお店だったのではないでしょうか。看板のイラストもレトロモダンで素敵ですが、ローマ字で『SAUNA』の文字を発見。勝手に飲み屋さんだと思っていましたが、サウナだったんですね!
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そこを抜けて少し歩くと本町通りと,「衣料百科 まるさく たなべ」の建物が見えてきます。
出口も入口もまるで私有地のようなので、ここに通りがあるという事に気が付かない人もいるんじゃなかろうか。
人目から隠れるようにひっそりと存在する荒廃した昭和の遺跡を、朽ち果てる前に散策できて良かったと思います。
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ここでも相方A氏は、「猫好きだが、猫からは徹底的に嫌われる」という能力を遺憾なく発揮してくれました。
通りで会う猫が、相方A氏を見ると皆逃げてしまうので、写真撮影に成功したのは2匹だけ。
こんなチビ猫にまで怯えられる相方A氏って、いったい・・・。

富士吉田 路地裏散策 ~月江寺界隈
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昨年もこの界隈を散策(という名の迷子)しました。今年は小室浅間神社からスタートです。
こちらは延歴12年(793年)に征夷大将軍 坂上田村麻呂が、東征の折に この場所で富士山を拝んで戦勝を祈願したところ大勝したため、それに感謝して大同2年(807年)に社殿を草創したという歴史ある神社です。
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重厚な建物で、向拝柱の木鼻(唐獅子,象)の掘り物も見事です。
社屋の横には御神木(桂の巨木)や 御神池があり、緑の囲まれた閑静な雰囲気で心が落ち着きます。社殿裏には富士山溶岩流が原形のまま残っているとのこと。
手水舎では富士山の伏流水が掛け流されており、受付でお願いをすれば こちらで湧き出している御神水を分けて貰えるそうです。
ミネラルの後味がある艶やかなお水は、お茶,コーヒー,炊飯の他、入浴で身を清めたり,地面に撒いて土地のお清めにも使えるそうです。出掛ける前には 下調べというものが必要だと再認識した次第です。
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敷地の一角には、お馬さん。流鏑馬の時に大活躍する御神馬達が飼われています。
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神馬舎前には白馬もいます。中央競馬会より奉納されており、5月の子供の日には乗馬体験(子供のみ)ができるそうです。
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神社の小さな参道を抜けて月江寺通りの方へ向かいます。この辺は前回も散策しましたので、地図がなくても だいたい分かります。
先程お参りした小室浅間神社の流鏑馬祭の時の馬場になるので、この通りだけダートなんですね。
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ずらっと並んだ倉庫群は近所の住宅やお店の駐車場兼倉庫になっています。
4棟並ぶ倉庫の建物は徐々に小さくなっているため、2階ベランダ状の渡り廊下は階段状になっています。何でこんな風に作られたのかはナゾ。

【月江寺通り】
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少し歩くと月江寺通りに着きました。前回もこの周辺を散策しましたが、昭和レトロなお店が今も現役でやっていたりします。
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今回も古民家カフェ『月光』にて一服致しました。次回はこの近くにある軽食喫茶の『M-2』で大根スパゲティにチャレンジしたいと考えています。

【本町通り】
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大きい通りに出ると、正面に大きな富士山が見えます。こんな迫力のある山が見える商店街って珍しいですよね。
そして、今回も写してきてしまった「どんと焼きナイトフィーバー」の看板。
何とも魅惑的なネーミングの催事です。その詳細情報を入手してしまいました。
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「本町大好きおかみさん会主催」というのも,「夜7:00まで」というのも、何から何まで健全です。
ネーミングから連想する”ちょいワル感”が皆無でした(笑)。
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もう1つ、街で見かけた『富士山刈り」のナイスなポスター。
「勝手に!富士山世界文化遺産登録記念特別企画」ということで、ソフトモヒカン風短髪の側面部分に富士山柄が刈りこまれている写真が載っていました。”山梨県理容生活衛生同業組合富士五湖支部”やりおる。
剃刀を使ってラインを付けるという,理容師の技を存分に体験できる髪型です。さすがに会社員からのオーダーは少ないようですが、大学生などには人気上々とのこと。富士吉田を訪問した記念にいかがかな?

【子の神通り】
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「どんと焼きナイトフィーバー」の会場になる”子の神社境内”へ行ってみることに。
ここが「子の神通り」だと思うのだが・・・パブスナック「ジゴロ」の看板が出迎えてくれた。
コーヒー&スナック「ぎおん」の横にある幅が狭い階段が気になり、近づいてみると…
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達筆な文字で書かれた「喜久住荘」の看板が。アパートでしたか。
階段の幅が狭いので、恰幅の良過ぎる方は入居不可能な物件ですな。

少し歩くと、小さなお社が見えてきましたよ。
ということは、やはりここが”子の神社境内”ということかΣ(・ω・ノ)ノ
古くは「宮守神社」と呼ばれ、慶応4年(1868年)の書物には既に記載されていたそうですよ。現在は、本町三丁目の自治体で祀っているそうです。
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西裏通り側に「子の神通り」の横断幕があり、答え合わせ完了。
この界隈は細い路地が多いので、自分が迷子になっているのか,散策しているのかわからなくなることが多々あります。でもそれがこの街の魅力なのだと思います。

つづく

富士吉田旅行2013冬 ~夕方5時のチャイムを聴く旅
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2013年12月の某週末に山梨県富士吉田に行ってきました。2011年,2012年から今年で3年連続になります。
前回までは単身,電車で日帰りの訪問でしたが、今回は相方A氏も行きたい!と言ってくれたので、車で向かいました。
近づく毎にどんどん大きくなってくる富士山。何度眺めても美しいと感じる自分の心に触れ、日本人で良かったなあとしみじみ感じます。
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富士吉田まで来ると、どどーんと大きな富士山に圧倒されます。訪問時は天気にも恵まれて山肌もはっきり見えました。

【新倉山浅間公園】
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まずは、新倉山の麓にある「新倉山浅間神社」にてお参りをしてから、忠霊塔のある山の中腹を目指します。
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397段あるという階段を上っていると、日頃の運動不足を思い知らされます。
階段から振り返ると、正面に富士山と,その裾野に抱かれた富士吉田の街を見下ろすことができます。
こうして見ると思いの外大きい町で驚きますが、2000年以降に流行った市町村合併以前は県下第2位の人口を誇った郡内地区の中心都市であることを考えれば、なるほど頷けます。
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前回訪問時は、走り込みしてる地元の野球少年と,志村氏関連と思しきお嬢さん数人を見かけただけでしたが、今年は年配グループの観光客が多いこと!これも世界遺産登録の効果かしら?
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”登ろう いつもの丘に~♪”(『浮雲』byフジファブリック)
忠霊塔越しの富士山は神々しささえ感じます。

【夕方5時のチャイム ~茜色の夕日】
2013年は『志村正彦展』がないとのことでしたが、防災無線から流れる夕方5時のチャイムが志村正彦仕様になるとの事だったので、今年も行って聴いてみることに。
実は相方A氏は、私の影響で最近フジファブリックのシングル集を購入してハマりはじめていて、今回の旅にもすすんで参加してくれたのでした。
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志村氏の命日に合わせ,富士吉田の防災無線から流れる夕方5時のチャイムが、2013年12月20日(金)~26日(木)の期間限定で、フジファブリックの『茜色の夕日』に変更されました。(ちなみに前回訪問時2012年12月は『若者のすべて』だった。)
この企画に取り組んで下さった富士吉田の”市役所職員若手プロジェクト”の方々や,関係者の方々に感謝です。おかげさまで富士吉田に遊びに来る口実ができました(笑)。
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市民会館(ふじさんホール)の駐車場にてチャイムの開始を待っていると、 皆様どこにいらしたのか5分前くらいになると わらわらと人が集まりだして、私が見ただけでも20人超の人がチャイムを聴いていました。お仲間がいて心強い限りです。お寒い中、皆様ご苦労様でした。
富士山を眺めながら聴くチャイムの優しくて切ないメロディは、胸なんかを少しばかり締め付けちゃったりしました。
志村氏の愛する故郷,富士吉田市内に響き渡るチャイムに、何故だか私まで誇らしく思ったり。だって、この防災無線は町はずれにある山間の鉱泉宿でも聞こえるんですよ!?すごいな、志村氏。

ところで市内の飲食店で偶然手にした、富士五湖のタウン情報誌『ふじこ』(無料!)に、「フジファブリック特集」の文字を発見。
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見開き2ページで志村正彦特集が組まれており、今回の”5時のチャイム”の話,同級生達が企画・開催した”志村正彦展”の話,彼がよく食べたという”『M-2』の大根スパゲティ”等が紹介されていました。

これらの企画を開催してくれる富士吉田の方々,志村氏の同級生達に どんなお礼ができるものかをいろいろと考えた事もありましたが、とりあえず富士吉田の色んな所へ遊びに行ってお金を落としていくことでも良いかなと思い、今回は富士吉田市の魅力的な場所を車で回る1泊旅行にしてみました。

栃木市~ 蔵の街散策
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栃木駅前から大通りを進むと、通りの両側に古い商店が建ち並んでいます。
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古い見世蔵が、現役で商店として使用されています。こちらは日用品雑貨を扱っている荒物店。籐籠や座敷箒の品揃えが豊富です。
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シブい外観の「三枡屋本店」は際物商い(羽子板,雛人形等の季節物)の老舗、創業は嘉永元年(1848)とのこと。
レトロモダンな看板『日星肥料』が素敵な「本澤商店」。日本最初の化学肥料製造会社,日産化学工業製の肥料の看板ですな。現在は肥料販売の他、副業としてお漬物を販売しているようです。
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好古壱番館は、蕎麦やじゃがいも入り焼きそばを食べることができる食事処。
大正12年建設の洋風ハイカラな建築物は、旧安達呉服店の店舗で国の文化財に指定されています。
縦長の窓や石&煉瓦張りの外壁が素敵。寄棟造のマンサード屋根が架けられており、大正時代に,呉服屋なのにあえて洋風建築にするというセンスが粋です。

明治期に建設された北蔵を活用した「小山高専サテライト・キャンパス」は裏に土蔵等のスペースがあり、建物の一部は国登録の文化財に指定されているそうです。
見世蔵部分はカフェとして営業している他、実験や工作の体験型講座等のイベントが開催されるらしいので、時間がある時にちょっと訪問してみたいですね。
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こちらも大通り沿いに見かけた喫茶店。蔵風に作られていてその名も「デポ(蔵)」。建物はあんまり古くはないようですが、入口の扉の貼紙は「軽食有リマス」「スパゲテー」などと書かれており、渋レトロ。
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大通りから1本道を曲がった道にも 古い建築物が点在しており、きちんと手入れがされて現役で使用されています。こちらは大きな蔵の1階が板塀で囲まれており、現在は一般住宅として使われているのでしょうか?普通の表札が掛けられていました。
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”病院”と書かれたシブい建物がありました。カーテンが閉まっており、既に廃業しているのかなと思って通り過ぎようとしたら…
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『寺内萬年筆病院』と書かれていました。万年筆?の病院!? 駐車場の場所を示す『P』の看板は、元々は”プラチナ万年筆”の看板がリメイクされたものでした。店内には万年筆の箱等が見えたので、まだ営業しているのでしょうか。
万年筆を修理しながら大切に使うストイックな雰囲気を感じます。
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折角なので巴波川(うずまがわ)へ向かいます。
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もう少し下流の方が、白壁土蔵が建ち並び”蔵の街風情”があるようですが、市役所の近くにあるこちらも、小さな川との合流地点であり、川岸まで階段で下りれるようになっています。
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合流地点では大きな鯉が沢山集まっており、悠々と泳いでいました。
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傍らには「横山郷土館」が建っています。横山家は明治の豪商で、麻問屋と銀行を兼業していたそうです。
切妻造平入りの母屋の両側に大きな蔵が建つシンメトリーな外観は”両袖切妻造り”と呼ばれる珍しい建築物で、国の文化財に登録されています。
母屋の向かって右半分が麻問屋,左半分が銀行で、それに対応するように右側に建つのが麻蔵,左側が文庫蔵になっているそうです。扉のすりガラスには「共生銀行」と文字抜きされていました。
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川岸は石で固められ、途中まで歩くことができますが、川というよりは お堀のような印象ですね。川の中にはユンボが1台停まっており、まだ整備途中のようです。
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小路を歩いていると、突然,出桁造りの鄙びた建物が出現したりします。2階窓の手摺りなどを見ると、以前 旅籠でもやっておられたのかな?というような佇まいです。 
散策(という名の迷子)をしているうちに商店街に辿り着きました。ここを真っすぐ進むと、出発地点である大通りに出ることができました。
こちら「銀座通り商店街」は鄙びた個人商店が建ち並び、日曜日営業の店も多く,活気を感じました。
大通り沿いにあった大型店舗「福〇屋百貨店」が不採算で閉鎖され,地元商店街が生き残るという、珍しい現象が この街では見られます。地域の繋がりが強い土地柄なのでしょう。
明治・大正の風情と、昭和40~50年代の鄙びが混在する、面白い街でした。また機会があったらプラプラと散策したいです。

ケネディ電気
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千葉県との県境に程近い、茨城県河内町の国道408号線を走っていると、道路沿いに得体の知れないオブジェが並ぶのが見えます。 
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目的地に近づくと、何やら怪しい雰囲気の建物達が見えます。例えるなら胡乱な新興宗教施設のような? まあよく見てみるとお茶目なオブジェ達が多いんですけどね。
 
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入り口にはヘルメットをかぶり、金属バットを持った謎のマネキンが立っています。
ケネディー電気KK 今は修理の時代だという力強い看板も。この看板だけ見ると、ちょっと変わっているけど、修理もできる町の電気屋さんかしらと思いますが…。 
 
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敷地内に入ると大音量でサイレンが鳴り,パトランプが回ります。その装置の上には何故か阪神タイガースのヘルメットをかぶった子供のマネキンの首が置いてあります。シュールだ… 
そして敷地内にはプレハブ小屋と不思議なオブジェたちが雑然と置かれていました。ミサイルをぶら下げた戦闘機のような巨大なオブジェもあります。
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大きなプレハブの建物の上にはミサイルが2機設置されていました。1つは真上方向,もう1つは何か標的があるのでしょうか?ある方向を向いています。青森,小田川温泉「秀吉のやかた」にあった防衛庁を彷彿とさせるオブジェですな。
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そして良く見ると、上を向いているミサイルにはマネキンがくくり付けられています。シュール過ぎる… 
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その建物の窓からはヘルメットをかぶってこちらを見下ろすマネキンと、すらりと伸びた2本のマネキンの足が見えます。 そのとなりの窓にもマネキンが…。
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フードをかぶり、サングラスにマスクを付けたマネキンが椅子に優雅に座ってこちらを眺めていました。手には1輪のバラを持っています。これも…なんだかスゴイ。 
建物の壁には「二千万円マデ現金デ買イマス」の文字が。
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どうやら中古の電化製品を修理しているお店のようです。建物の中には商品の家電製品が所狭しと並べられているようですが、購入目的ではない(見学のみ)人には中は見せないようです。 
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売り物にならない製品は、社長の手によってさまざまなオブジェへと生まれ変わります。 
掲示板に利用されているものが多かったかな?液晶テレビには「男ト女」などイミフな文字が。

加湿器?には「女の幸せ!守レ」の3カ条が。
一、けちの男とけっこんするな
一、友達の少ない男とは
一、マザコンの男とはけっこんするなよ。  ?そうだよね?  ケネディーより

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冷蔵庫の側面には「会津のケネディー電気は成らぬ物は成らぬ」の文字が。
その隣にはスピーカーに改造された大型冷蔵庫がありました。重低音に凄い音圧を感じるスピーカーです。
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日の丸が描かれた大型ロケットのオブジェも気になります。傍らには緑色のドラム缶が。
「日本 NASA きぼう」と書かれています(笑)。ご存知、国際宇宙ステーションに接続された日本の宇宙実験棟です。 
NASA?JAXAじゃなかったっけ?等と微笑ましい気分で眺めていた時は、まさか自分がこれに乗る派目になるとは夢にも思っていなかった…。 
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電動の昇降スイッチを見た時に、嫌な予感が…。案の上、社長指示によりヘルメットをかぶってドラム缶の上へ。上下の昇降スイッチは社長が操作し、ドラム缶がロケット本体に接触しないようにロープを横方向へ引っ張る力仕事は相方A氏に作業分担されます。
いざ大空へ飛び立ちますが…途中、大きく傾いて非常に怖い思いをしました。命綱を付けずにこんな高所で作業したのは初めてです。もしも自分が勤めている会社でこんなことをすれば始末書じゃ済まないでしょう。くわばらくわばら。

訪問時に社長に撮影許可を頂きに行った後、いつのまにか社長プロデュースの大撮影会になってしまいました。個人的には写真を撮るのは好きですが、撮られることが嫌いな上,他人の厚意を断れない性格だったため、かなりキツい時間を過ごしましたが、写真を撮られることが大好きな人は新しい自分を発見できるのかもしれません。
この異次元な雰囲気に魅了されてアー写やPV撮影を行うアーティストもいらっしゃるそうで、その中の1つ,写真集を見せて頂きましたが、社長が出したアイデアと工夫で非日常的な世界を演出していました。その再現に近い形で場所,ポーズ,小物,カメラアングルについて社長の指示が飛びます。
場所を移動しつつ次々に撮影し、それは1時間近く続きました。先程の「きぼう」の写真はその時の一コマです。

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母屋入り口の近くには裸婦像が2体並んであります。唇とビーチクだけが赤く塗られているところが何とも卑猥な感じです。 
大撮影会のシメの1枚は、相方A氏がモデル。なかなか良い出来だと思います。もちろん立ち位置から手の置き場所まで、きめ細かい社長の指示がありました(笑) 
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撮影会の後、母屋の方でお茶をごちそうになりました。ストーブの上でこんがりと焼いたお餅(訪問時:11/末)もごちそうになりました。
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お茶を頂きながら社長の四方山話を聞くこと小一時間。その間ストーブの回りには猫がいっぱい集まってきています。チビ猫もいっぱいやって来ました。家猫と外猫がいるみたいで、7~8匹は見かけました。
会津にあるというケネディ電気(本店?)の写真もありました。見る限りにおいては、立派な建物で普通の外観に見えます。どういう経緯で茨城に拠点を移して、こんなことになっているのかは謎。 
 
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室内には「テロ防止ビデオ」と書かれたモニター画面が設置されており、実は訪問者は、敷地内に入ったときから監視されています。 
 
気のいいワンマン社長がいる小規模会社の下っ端社員になった気分を味わえます。 
世間一般の常識とはやや離れた独自の常識があり、そんな中,物事を面倒なく進めるには 聞き上手に徹することや胸を触られるくらいのセクハラは我慢する等の処世術が必要のようです。逆にそれができない人にはオススメできませんね。
一般企業で勤めていれば体験できない、特殊な社会の縮図を垣間見た貴重な時間だったかもしれません。洒落と本気と時事とマッドが混沌とした自由奔放な仕事ぶりに、畏怖と羨望に近い感情を持ってしまうのは否めません。でも私は一回行けばお腹いっぱいかな ^ ^。

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住所:茨城県稲敷郡河内町長竿3450-1
電話番号:0297-84-5057
営業時間:社長がいる時
休日:社長がいない時
撮影代¥1000

筑波実験植物園
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茨城県つくば市にある国立科学博物館の研究部門の1つである筑波実験植物園に行ってきました。今回こちらへ来た目的は、国立科学博物館の自然史標本棟の見学スペースが公開されたと聞き、それを見学に来ましたが、折角なので時間が許すところまで植物園も見学することに。
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野外展示コーナーでまず最初に目に入ったのは「カキの多様性コーナー」。ちょうど実のなったカキの木が10本弱植えられていましたが(訪問時:11月下旬)、全部異なる品種になっています。  DSC00246_400
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『大磨盤(ダイモウバン)』は中国原産の渋柿。 
”大きい挽き臼の台”という意味。
大ぶりでヘタの近くに帯状にデコッとした形状をしている。渋抜きをして食べられるが、ちょっと繊維が口に残るそう。
 
 
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『菊平』はヘタの近くにある出っ張りが台のようなので「台柿」とも呼ばれる柿で、元々は中国原産。江戸時代後期の学者(儒学者・歴史家・漢詩人)頼山陽の遺愛の柿としても知られています。 不完全渋柿なので渋抜きしたり、完熟状のものを食する。
 
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『平核無(ひらたねなし)』は新潟県原産。日本の不完全渋柿の代表格。
有名な山形県の庄内柿や 佐渡のおけさ柿等はこの品種。 渋抜きをして食すと、柔らかくて甘い。
 
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『富有』は岐阜県瑞穂市原産。日本の完全甘柿の代表格。 
食用柿として最も多く生産されているようです。渋くないせいか、ほとんどの実が鳥たちに食べられていました。
 
 
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『愛宕』は愛媛県原産の完全渋柿。
薄めのオレンジ色,長細いとんがり型。枝がたわむ位に すずなりに実っていました。渋抜きして食用になるようですが、脱渋が難しいので干し柿として食べられていた品種です。
 
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『祇園坊』は広島県原産の完全渋柿。果実はかなり大きくマンゴーかと思った。 
実が大きく,丸みのある形がお坊様の頭のようだとのことで、この名が付いた。
渋抜きをして食べる他、種がないので干し柿に最適とのこと。

ちなみに柿の渋味は水溶性タンニンが唾液に溶けて感知されます。種子が熟する前に鳥等に食べられることを避けるために渋味を持っていると言われており、種子が熟すると 出てくるアセトアルデヒドが水溶性タンニンの水酸基と結合して不溶性のタンニンに変化し、渋味が消えるものもあります(不完全甘柿)。果肉に見られる黒褐色の斑点は不溶性になったタンニンです。

ちなみに渋味による分類は以下の4つに分かれます。 
・不完全甘柿:種子ができるとそのまわりの果肉に黒褐色の斑点ができ渋が抜ける。
・完全甘柿  :種子ができるできないに関係なく渋が抜ける。
・不完全渋柿:種子ができるとそのまわりだけ黒褐色斑点ができるが、果肉の一部あるいは大部分が渋い。
・完全渋柿  :種子ができるできないに関係なく黒褐色斑点ができず渋が抜けない。
渋柿は過熟,干し柿,人工的に渋抜きを施すと、渋味が抜けます。
人工的渋抜きは、炭酸ガスまたはドライアイス,アルコールを入れた密閉容器内で行います。果肉内では無酸素状態になると無気呼吸をしてアセトアルデヒドが生成するため、それが水溶性タンニンと結合して渋が抜けます。 
 
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その他、「食の植物」として色々な野菜が展示されていたり、「住の植物」として針葉樹や色んな種類の生け垣が並んでいたりしました。
「衣の植物」として展示されていた綿花も、実際に咲いているところを見ることができました。ふわふわで面白い。 
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そしてこちらで圧巻なのが、シダ植物の展示です。どうやらこちらのスタッフにシダ植物の研究をされている方がいらっしゃるようで、かなり多品種,しかも貴重な絶滅危惧種等が植えられています。 
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ぱっと見、針葉樹林の間にただシダ植物が生えているように見えますが、品種毎にプラカードが立てられています。すごい数のプラカードが乱立していますよ。素人が見ると どれも同じように見えますが、それぞれ品種が違います。  

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シダ類の中には山菜でおなじみのワラビやぜんまいもありました。よく見てみると葉がさらに細かく分かれているものもあり綺麗です。 
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シダ植物は大きく分けて4つ(マツバラン類,トクサ類,ヒカゲノカズラ類,シダ類)に分類されますが、現在は約1万種のうちの9割がシダ類が占めているそうです。 
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「水生植物」のコーナーには沼があり、水上の遊歩道を歩きながら葦系や浮草系の植物を観賞することができます。 

【国立科学博物館自然史標本棟】

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敷地内に建つ 国立科学博物館の自然史標本棟を発見!新しくて綺麗な7階建の建物です。
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見学スペースは1階の一部のみですが、標本の一部と自然史標本棟の概要等を紹介したパネルがあります。 
建物には動物の剥製,冷凍,液浸,化石の標本が保管されている他、昆虫や鳥類,植物,鉱物などの標本も保管されているそうです。
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見学スペースに展示されているのは主に骨格標本で、ガラス越しにみんなこっちに向いているので、逆に標本に我々が観察されている気分になります(笑)。 

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すごく首の長い,見覚えのある首上標本を発見。たぶんキリン。首は長いが頸椎の骨の数は7つです。
白一色だったので気がつきませんでしたが、ジャイアントパンダの骨格標本もありました。
かなり巨大なセミクジラの隣にはコビトカバ。現実では多分見られないツーショットです。
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大好きなオオアリクイは、骨格になってもやっぱり口元がラブリー。 
霊長類のコーナーに,非常に見覚えのある直立系の骨格標本を発見。…これって人骨のような…貴方は誰さん?Σ(・ω・ノ)ノ
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さて植物園のつづきへ戻ります。お次は大温室「熱帯資源植物温室」へ 。
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入り口には「さわってみよう」「においをかごう」コーナーがあり、触覚や嗅覚で個々の植物の特性を感じることができます。中でも「フサフサシダ」はまるで”フサフサした”という形容詞みたいな名前でかわいい。
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多肉植物系が好きな人ならパラダイスかも。アロエ系もあるでよ。ブラジルからやってきた頭に赤いケーキが乗ってるようなヤツや…
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メキシコからやってきた白いフワフワ系を身に纏ったヤツまで多種多様なサボテンを鑑賞することができます。 
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大きな球形のサボテンもこんなに沢山あります。 
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柿とシダ類の見学に思いの外 時間を費やしてしまい、この日は他に行くところがあったため、今回の見学はここで終了。植物園の続きはまた別の機会に再訪することにしました。


筑波実験植物園
住所:茨城県つくば市天久保4-1-1
電話番号:(代表)029-851-5159
営業時間:9:00~16:30 
休園日:月曜休(祝祭日除く),祝祭日の翌日(土日除く),年末年始休(12/28~1/4)
入園料:¥300

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