2016年07月26日

マーキュリーカップ雑感

先週に行われた盛岡のマーキュリーCは1番人気に大井所属のケイアイレオーネが支持されたが8着と惨敗に終わり、2番人気だった中央所属のストロングサウザーが勝利と云う結果になった。
土日の盛岡競馬の結果から今年のマーキュリーCは昨年と異なりある程度早い時計での決着になるのは覚悟していたが、まさか昨年より時計五つ以上も早い2分02秒4での決着になるとはねぇ・・・
過去のマーキュリーCの勝ち時計を見れば判るが馬場状態に関係なく一昨年の2分01秒9から昨年の2分07秒8までバラつきがあるのが盛岡の特徴で、今年は2分03秒後半から04秒前半での決着になると踏んでいたからユーロビートを軸にしたが、02秒台前半の時計ではユーロビートが太刀打ち出来る訳もなく、道中で終始外外を回る競馬が影響した事もあるが早い時計での決着に対応出来ず4着と敗れた印象。

ただ、今回のマーキュリーCでの反省材料はユーロビートを軸にした事よりも他力本願タイプとストロングサウザーを軽視した部分で、佐賀記念の勝ちっぷりやダイオライト記念の負け方を見ればストロングサウザーが他力本願タイプなのは間違いないが、こう云う自力で動けないタイプは先行勢の脚色が削がれる坂のあるコース向きで、今回はレースの流れに巧く乗って先行出来た事、早い時計の決着に対応出来た事、直線でインを突いたヤネの好騎乗に加えて坂のある盛岡コースを味方にした勝利と考えるべきかも知れない。

先日も書いたようにエーシンモアオバー・ランフォルセ・シビルウォーらが引退した事で現状は手薄になった「裏路線」組の中央勢、今回のマーキュリーCで7着と敗れたソリタリーキングに代わってストロングサウザーが今後「裏路線」組の主役として期待されるのは当然の話だが、マーキュリーCは坂のある盛岡で時計の早い決着での勝利と考えると時計がかかる平坦コースで信頼を置ける馬かは現時点で微妙な印象があるだけに、今回の勝利を鵜呑みにして絶対視すると痛い目にあう可能性は否定出来ないはず、出来ればその時に馬券を的中させて今回の負け分を取り戻したいものだ。

youkouzan1 at 22:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月25日

習志野きらっとスプリントを振り返る

12番ゲートを引いたが逃げなければ二束三文のリコーシルエットが案の定ハナを主張、1番人気のルックスザットキルもスタート直後から押して前に行こうと試みたが、リコーシルエットに前に入られた際に際に接触でもしたのか急激に脚色が鈍り後退、代わってフラットライナーズがリコーシルエットに並び掛け、大外枠のアドマイヤサガスもジワリと3番手に上がって3角を回り、直線では完全にフラットライナーズ・アドマイヤサガス2頭の一騎打ちの様相を呈するが、渋太く粘るフラットライナーズを2番手のアドマイヤサガスは中々交わす事は出来ず、叩き合いを制して半馬身差でフラットライナーズが勝利した。


勝ったフラットライナーズはスタートこそイマイチだったが二の脚を使いポジションを挽回、3角手前で逃げるリコーシルエットに並び掛けると4角先頭の積極策でゴールまで押し切り重賞初制覇に成功した。
勝ち時計の59秒6は水準の時計だが直線での追い比べで最後まで抜かせなかった二枚腰は見事で。半馬身の着差以上に強いと感じるなど短距離路線を使うようになり1戦毎に進境を感じるレース内容に加え馬体も3歳の頃に比べて充実しており、ダートGはともかく南関勢が相手ならば今後も短距離路線で活躍が期待出来る存在。

2着のアドマイヤサガスは好発から内を見ながら3番手までポジションを上げてレースの流れに乗ると直線入り口では先頭を捕える勢いを感じたが、前を交わすどころかサトノタイガーに3/4馬身差まで迫られての2着は、勝ったフラットライナーズとの2Kの斤量差に加えて初距離や地方転入初戦と云うハンデなどを加味してもこれまでの中央での実績や今回の相手関係を考えるとやや物足りない結果だったのは確か。
ただ、この馬のベストの条件は右回りのワンターンの1200〜1400Mと思え、今回はこれまで左回りでの連対実績が無い事や距離不足の1000Mと斤量58を背負っての競馬から早目に動いた分だけ終いが甘くなった印象もあり、今後は右回りと自身ベストの距離で変わる可能性があるだけに今回の結果で安易に見限るのは早計かも知れない。

3着のサトノタイガーは馬群のちょうど中団の8〜9番手から競馬、4角で外へ持ち出すとジワジワと伸びて前を行く2頭へ迫るも、2着のアドマイヤサガスに3/4馬身差まで詰め寄るのが精いっぱいだった。
中団待機から直線勝負は昨年の習志野きらっとSPと同じようなレース内容で、昨年が斤量58で59秒5の時計で2着、今年も斤量58で59秒8の時計で3着だから自分の能力は出し切っており、南関勢が相手の短距離戦なら上位入線するだけの実力を有しているが、全盛期に比べて最後の一押しが足らず突き抜ける事が出来ない印象があるのも確か。

4着のサクラシャイニーはスタートがモッサリしており、一旦は中団までポジションまで挽回したが、昨年のこのレースと同じく1000Mの流れに対応出来ず徐々に後退、直線ではインを通ってジワジワと伸びたが昨年の習志野きらっとSPと同じ着順の4着と云う結果に終わる。
ただ、同じ着順と云えども2着争いに加わった昨年と入着が精いっぱいだった今年ではレース内容が雲泥の差で、10歳と云う年齢を考えれば仕方ないが、高知の古豪も緩やかだが確実に衰えを感じる現況。

5着のクリーンエコロジーはスタートで置かれてしまい後方からの競馬、直線で外を通ってジリジリと伸びたが掲示板の端に載っただけ、特に見所の無いレース内容で5着と云えども評価の対象外。

1番人気のルックスザットキルはスタート直後にリコーシルエットに前に入られてしまい、この時リコーシルエットのヤネの増田が後ろを振り返った瞬間にルックスザットキルが後退した事からここで接触した可能性もあり、それにもめげず再度ポジションを上げようとしたがリコーシルエットが壁になりその望みは叶わず、その後はネオザウイナーに外からフタをされるなど終始自分のリズムで競馬が出来ず10着惨敗と今回は内枠が仇となった形だが、元はこの馬のテンのスピード不足が招いた事が要因だけに今後も枠順次第では似たようなケースで自分の持ち味を出せず敗れる事が考えられるだけに注意が必要。

人気のルックスザットキルが沈没するのを想定したのは正解も、ワンターンよりもツーターンの向きで、長い間レースから遠ざかっていた馬でガラリ一変するかは半信半疑だったトキノエクセレントを買い目に入れるよりアドマイヤサガスからフラットライナーズ・クリーンエコロジーの裏目を押えるべきだったなぁ・・・
最近はこの手の裏目やタテ目で的中を逃すケースが多く、調子が良くなるまで馬単でなく馬複を買う事まで検討している次第。


youkouzan1 at 22:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月24日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

先週は体調が悪く習志野きらっとSPのレース回顧を書いている途中にダウン、幸い今週は南関の重賞レースが無いので習志野きらっとSPと盛岡のマーキュリーCのレース回顧の方を行う予定。

土用の丑の日には嫁とウナギを食べに行くのが慣わしだが、現状は体調が悪くてウナギを食べるなど以っての外、今年の土用の丑の日はウナギを諦めて自宅でおとなしく果物を食べる事になる。

先週、永六輔氏の訃報を受けてテレビの黄金期を共に築いた盟友の大橋巨泉氏の近況をマクラとして書いたのだが、まさかその時すでに巨泉氏が泉下に旅立っていたとは夢にも思わず・・・
私からすればテレビで活躍したタレントの大橋巨泉だけでなく先日も書いたように競馬評論家としての大橋巨泉が強烈に印象に残っている。
自分の考えを貫き、乗り役や調教師、果ては中央競馬会まで批判、権威や権力に敢然と立ち向かう姿勢は正否は別として現在の上におもねる事が目立つ競馬評論家とは大違いだった事だけは間違いない。
巨泉氏の予想は格を重視した正攻法なスタイルで、格を重視すると云う予想は今の私の予想の基礎となっているだけに感謝するしかない。

大相撲名古屋場所は横綱日馬富士の優勝で幕を閉じた。
この名古屋場所は大関稀勢の里の綱とりや横綱白鵬の通算1000勝など見所満載で場所前は盛り上がりが予想されたが、横綱鶴竜と大関琴奨菊が早々と休場となる体たらくに加えて序盤戦で全勝が不在になり優勝争いが面白くなったと云う見方もあるが、私からすれば横綱・大関が下位の力士にコロコロと負け過ぎと云う印象しかない。
特に白鵬は通算1000勝を今場所中に達成しようと焦ったのか苦手意識のある相手にはカチ上げと云う名のエルボーバットに行く横綱らしからぬ取り口が気に入らず、宝富士にはそのカチ上げを封じられて金星を進呈、勢には張り手に行こうとした際に足を滑らして自滅、これがきっかけで古傷の右足の親指の状態が悪化してしまいその後は精彩を欠いたが、結局は安易に勝とうとした姿勢が招いたモノで自業自得。
今場所に綱とりがかかっていた稀勢の里はそのプレッシャーもあってか早々と下位の力士に敗れてしまった事に加えて腰高の欠点はいまだ解消されず、これでは低い姿勢での相撲が持ち味の横綱日馬富士に完敗も納得、琴奨菊が優勝した際に指摘したように日本出身の横綱が一日も早く誕生して欲しい気持ちは判るが、横綱とはいついかなる場合でも自分の型に持ち込み勝利出来る事が条件であり、そう云う意味では今の稀勢の里に綱の資格があるとは思えない。

本日は中京で中京記念、函館で函館2歳Sが行われた。
先週も書いたように体の調子も悪いが、馬券の調子も良くないだけに興味の無い2歳重賞や難解な重賞レースの馬券を買う事はせず、8月までジッとガマンを決め込む予定。

youkouzan1 at 22:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月20日

第6回習志野きらっとスプリント結論

この習志野きらっとSPはスーパースプリントシリーズのファイナル戦と云う位置づけのレース、以前にも書いたがこのスーパースプリントシリーズの謳い文句は超短距離戦で能力を発揮する異才の発掘と、各地方競馬場で実施可能な最短距離を極力活かすためワンターンのスプリント戦によるシリーズとして創設されたもので、各地区のTRを勝ち抜いた超スピードホースが極限の速さを競うとの事だが、このブログで再三指摘しているように1000M専用馬などよりも南関の1400以上の重賞で実績を残している馬が結果を残しているのが現実で、謳い文句の一つである「超短距離戦で能力を発揮する異才」の1000M専用馬などは悪し様に言えば競走馬としては欠陥品に近いモノ、1〜3回は笠松の女韋駄天・ラブミーチャンと云う実力馬が他地区に居た事でこのイベントが何とか成立したが、それ以降は昨年のグランシャリオ門別SPの勝ち馬ポアゾンブラックのようにファイナルに参戦するより盛岡・クラスターCに出走する馬や暑い時期になるので遠征を見合わせるなどTRの勝ち馬が参戦する事が激減、今年も他地区のTRを勝った馬で今年のファイナル戦に参戦するのは兵庫のランドクイーン1頭のみと笛吹けど踊らずの典型的な例なのがこのSSSの印象で、これも毎度指摘している事だが船橋の1000M重賞を年に2回行う意味が判らない。

まぁ、グチはここまでとして今回の習志野きらっとSPの予想へ戻ろう。
前走のゆりかもめOPのレース内容からようやく常識にかかって来た印象があるルックスザットキル、今回の条件と同じ船橋1000Mの重賞の船橋記念で10着と惨敗しているが、この敗因は鼻出血と明確で度外視可能、事実昨年のこのレースを勝っている事を考えれば船橋1000Mの適性に問題が無いだけにルックスザットキルの連覇は濃厚だ。
ただ、ルックスザットキルはスタートダッシュが抜群に良い訳でもないし、スタートから押してハナを主張するようならスイッチが入って制御不能となる危険がゼロではない馬だけに前走同様にスタート直後は無理せず出たなりのポジションでの競馬を試みる公算は大で、今回は2番ゲートを引いた兵庫のランドクイーンや12番ゲートでも逃げてナンボのリコーシルエット辺りがハナへ行く可能性は高く、ルックスザットキルは3〜4角で前を捕まえに行く競馬をするのではないかと考えたが、前走で斤量58を背負って楽勝していると云えども、自ら動いて逃げ馬を捕まえに行く競馬をすれば昨年より斤量を6K余分に背負わされた分だけ後続勢に付け入る隙が生まれても不思議ではない。

ならばルックスザットキルを見る形でレースを進める事が出来る馬を中心に考えるべきで、今回は南関転入初戦で先ほども書いたように左回り・斤量58で共に連対ゼロと減点材料が多いのは事実だが、相手関係が楽になったアドマイヤサガスが面白い存在で、確かに今回は南関転入初戦だが、移籍直前の6月の府中を使っている事からある程度仕上がってレースに臨めるだろうし、昨秋の京都のOP特別勝ちや暮れのカペラSの内容から売り切れての転厩とは思えないとなると多少の減点材料に目を瞑って実績上位のこの馬を今回の軸馬に抜擢したい。

馬券はアドマイヤサガスから快速馬ルックスザットキルへの馬単表裏が大本線、あとはルックスザットキルが沈没した際の事を想定して好位のポジションからの競馬が可能なフラットライナーズとクリーンエコロジー、ワンターンの1000Mは決してベストの条件ではないが長休明けを叩いた上積みと地力に期待してトキノエクセレントの3頭を押さえ、アドマイヤサガスからの馬単を買い、本線と合わせて5点が今回の習志野きらっとSPの結論。

youkouzan1 at 19:00|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

第6回習志野きらっとスプリント

では出走馬の評価をして行こう。

1枠1番サクラシャイニー
14年の兵庫GTで3着に食い込んだ実績が光る高知の古豪で、昨年末の船橋・総の国OPでケイアイレオーネらを降して勝利した実績から今年で10歳になるが実力的に大きな衰えを感じない印象も、昨年のこのレースでは2着争いに加わる4着と健闘したが、ゲートを五分に出ながら短距離のペースに対応出来ず徐々に後退して置かれてしまった事から1000Mの距離は短い印象があり、昨年が6月の園田FCスプリントを勝って出走だったのに対して今年は3月の御厨人窟賞以来の実戦と云う臨戦過程はマイナスだけに昨年より前進するかは微妙。

2枠2番ランドクイーン
美浦の和田正一郎厩舎からデビュー、1200M以下のレースを一貫して使い中央時代に挙げた3勝は全て逃げ切り勝ちの快速タイプだが、1000万条件では2着が2回あるが未勝利で今年になり兵庫へと転厩。
当地では7戦して前走の園田FCスプリント勝ちを含め【3・2・0・2】と全て掲示板を確保しているがレベル的に南関勢相手に通用するかは微妙で、ハナへ行き斤量54を利してどこまで頑張れるかと云う印象。

3枠3番ルックザットキル
前走の7回大井・ゆりかもめOPで今年の東京SP2着グレープブランデーと同タイムの1分11秒9の好時計を叩き出して快勝しているが、これは現状時計の出ない大井で一番早い時計が出る水が浮くほど不良馬場で行われた事が要因だけに単純に1200で1分12秒を切った事を鵜呑みには出来ないが、時計よりも3歳時は道中でスイッチが入るとヤネの制御が不可能となる難しい部分があった馬がようやく常識にかかって来たと感じるレース振りを評価するべきで、今回は昨年より斤量4K多い57Kを背負わされるが前走で58Kを背負って快勝しているだけに気にならずこのレースを連覇する可能性は高い。


3枠4番フラットライナーズ
3歳時は京浜盃2着はあるがクラシックでは結果を残せずに終わり、その後はマイル戦を中心に使われるも勝ち切れない日々が続いたが、デビュー当初470K前後だった馬体重がレースを使いながら490K台まで増えたのは好印象、それに加えて今年より短距離路線へシフトしてから結果を残しており、事実1200M以下の距離では【4・0・0・0】と負け知らず、特に前走の川崎スパーキングSPではリコーシルエットの逃げを番手から追走、直線で追い出すとアッサリと抜け出し3馬身差の完勝から短距離適性が高いのは明白で、今回は久々の重賞挑戦となるがこの距離ならば勝ち負けは必至だろう。

4枠5番クリーンエコロジー
中央在籍時は芝の短距離レースを中心に使い5勝を挙げていたが、中山のダート1200MのOP特別で3着するなどダート適性に問題は無く、現実に地方転入初戦では道営で短距離実績のあるアウヤンテプイを降しており、その後も昨年のエトワール賞勝ちや中央の快速自慢が相手だった今年の北海道スプリントCで4着に食い込むなどダート短距離でそれなりの実績を残しているだけに面白い存在だが、気難しい部分のあるタイプなのか道営で勝利した2戦はいずれも外を通ったモノで、インコースを通った競馬では案外なケースが目立つのが気になる。


4枠6番アルゴリズム
南関転厩後は東京SPで3着に食い込むなどそれなりの活躍をしているが、休み休みでの出走と順調に使えない事がネックで重賞勝ちには至らずも、今年はこれで6戦目と思いのほか順調にレースを使えているのは好材料、ただ8歳になる割に6〜8月の時期はわずか10戦しかしていない上【0・0・1・9】と云う成績から以前にも指摘したように芦毛馬だが暑さに弱いタイプの可能性があるだけに評価を割り引きたい。

5枠7番トキノエクセレント
さきたま杯で向う正面から動き4角先頭の積極策でノーザンリバーを苦しめたが、その後骨折のため長期休養を強いられ、前走の川崎スパーキングSPが2年ぶりの実戦でそう云う事情を鑑みればスタートで後手を踏みながら6着と云う結果は及第点の内容だろうが、ワンターンよりもツーターンの短距離で成功したタイプだけに今回はこの馬にはベストの条件ではない上、やはり長い間レースから遠ざかっていた馬だけにガラリ一変して勝ち負けに持ち込めるかは半信半疑。

5枠8番ハーキュリーズ
中央から転入初戦の埼玉新聞栄冠賞では道中折り合いに苦しみながら直線で先頭を窺うシーンを作る4着と健闘、中央当時ダート経験が少なかったが半兄に平安Sなどのダート重賞3勝を含めダートで10勝を挙げた実績があるダート巧者のヒシアトラスが居る血統から今後ダートで通用する目途がついたと考えて次走のマイルGPではソルテの相手に抜擢したが11着と惨敗、その後は休み休みでしかレースを使えないにしても10着・15着と惨敗続き、思えば埼玉新聞栄冠賞で4着したと云えどもゴール前でタイムズアローがソラを使い勝手に失速しただけで、5着のアールデュランとクビ差ならば評価するのが間違いで、1000M向きのスピードがあるとは思えず軽視が妥当。


6枠9番サトノタイガー
前走の京成盃GMは2年前の川崎マイラーズ以来好走実績の無いマイル戦だけに度外視は可能で、昨年のこのレースで斤量差が5Kあったルックスザットキルに3/4馬身差まで迫っている実績に加え前々走のさきたま杯で中央の実績馬とソルテを相手に充分な見せ場を作って4着と健闘した事から南関勢相手の競馬ならば通用しても不思議ではないが、やはり緩やかとしても年齢的な衰えを感じ、全盛期に比べて最後の一押しが足らない事から善戦こそすれど突き抜けるかは微妙。


6枠10番ラッキープリンス
JDD3着後はレースでカカリ気味に先行して4角持たずにズルズルと後退するなど明らかに気性の難しい部分が顕著になり惨敗ばかりが続く昨年の東京ダービー馬、それだけに今回はカンフル剤として1000Mのレースを使ったのだろうが、だからと云って短距離で通用するだけのスピードがあるかは疑問が残り、ここで勝ち負けするよりも今後に繋がるレースが出来るかがラッキープリンスの今回の課題となる。

7枠11番ネオザウイナー
中央のOPクラスでは未勝利どころか掲示板に載った事も1回だけと完全にアタマ打ちの状態で今年に入って入障したがここでも結果を残せず地方へ移籍、前走で2890Mのレースを使っていた馬がいきなり1000Mのレースでは流れに戸惑うのは確実と思え静観が妥当。

7枠12番リコーシルエット
14年の船橋記念では出走馬の中で最軽量51Kを利して快調に飛ばして逃げると3〜4馬身のリードを広げて直線へと入るが、最後はナイキマドリード・エーシンジェイワンの実力馬に交わされて3着に沈む。
この船橋記念3着や前走の川崎スパーキングSP2着を含めて1000M以下の実績は【5・4・6・4】と悪くはないが、船橋記念3着以降は自己条件でも勝ったり負けたりと特に抜けているとは思えず船橋1000Mの重賞を勝つにはパンチ不足のイメージが強く見送りが正解だろう。

8枠13番イセノラヴィソン
船橋記念で重賞制覇に成功したが当時は人気のルックザットキルが鼻出血で凡走した事に加えて軽量51で競馬が出来た事が大きく、この船橋記念の翌日に行われたキョウエイアドニスの勝ったB2下の初鷹SPよりもコンマ6秒も遅い1分コロコロの8の勝ち時計では重賞勝ちと云えども評価は微妙、現実に5回船橋・閃光SPと前走の川崎スパーキングSPでは其々フラットライナーズの3着と完敗しており、今回斤量54で出走出来る事を加味しても勝ち負けするのは厳しいはず。

8枠14番アドマイヤサガス
13年の東京盃3着や14年北海道スプリントC勝ちなど過去の実績は今回の出走馬の中ではアタマ一つ抜け出ている印象があるが、何れも2年以上の前の話だし、左回りの成績は【0・0・3・12】、過去に今回の斤量58Kを背負った競馬では連対ゼロ、ベストの距離は1400Mで今回の1000Mは距離不足など減点材料が多いのは確かだが、昨年10月の京都でのOP特別勝ちや暮れのカペラSで勝ったキクノストームからコンマ2秒差4着の成績から8歳馬ながら衰えは緩やかで、今回は如何にも相手関係が楽になっただけに一発の可能性を秘める。


youkouzan1 at 18:00|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月19日

第6回習志野きらっとスプリント

今年で6年目の重賞だけにデータのサンプルが少なく、同じ1000M距離で行われる1月の船橋記念のデータと共に使い今回の有力馬を探していこう。

11年
1着ラブミーチャン 2番人気 コーナー通過順1-1
前走6/24 名古屋・名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【2・0・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【4・0・2・1】
過去の重賞成績(ダートのみ)
09年ジュニアクラウン1着 09年兵庫ジュニアGP1着
09年全日本2歳優駿1着 10年ゴールドジュニア1着
10年エトワール賞1着 10年北海道スプリントC3着
10年兵庫GT3着 11年かきつばた記念3着
11年さきたま杯6着 11年名古屋でら馬SP1着

2着ジーエスライカー 1番人気 コーナー通過順1-1
前走6/1 浦和・さきたま杯2着 コーナー通過順1-1-1-1
ダート距離1000M以下の成績【2・0・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【1・4・0・1】
過去の重賞成績
10年京浜盃1着 10年黒潮盃9着
10年戸塚記念14着 10年カペラS16着
11年船橋記念1着 11年東京スプリング盃2着
11年東京SP4着 11年さきたま杯2着

12年
1着ラブミーチャン 1番人気 コーナー通過順5-3
前走6/22 名古屋・名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【4・0・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【5・0・3・2】
過去の重賞成績(11年習志野きらっとSP以降)
11年習志野きらっとSP1着 11年クラスターC3着
11年東京盃2着 11年JBCスプリント4着
11年オッズパークGP1着 11年兵庫GT8着
12年かきつばた記念3着 12年名古屋でら馬SP1着 

2着ジーエスライカー 2番人気 コーナー通過順1-1
前走5/4 名古屋・かきつばた記念6着 コーナー通過順1-1-1
ダート距離1000M以下の成績【2・0・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【1・5・0・2】
過去の重賞成績(11年習志野きらっとSP以降)
11年習志野きらっとSP2着 11年東京盃5着
11年JBCスプリント7着 12年東海桜花賞2着
12年かきつばた記念6着

13年
1着ラブミーチャン 1番人気 コーナー通過順1-1
前走6/21 名古屋・名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順2-1
ダート距離1000M以下の成績【6・0・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【5・1・3・3】
過去の重賞成績(12年習志野きらっとSP以降)
12年習志野きらっとSP1着
12年サマーチャンピオン2着 12年東京盃1着
12年JBCスプリント9着 12年笠松GP2着
13年オッズパークGP1着 13年黒船賞6着
13年東京SP1着 13年名古屋でら馬SP1着

2着ディープハント 4番人気 コーナー通過順6-4
前走6/20 船橋・短夜特別10着 コーナー通過順7-8-8-7
ダート距離1000M以下の成績【3・2・2・1】
ダート距離1400〜1700Mの成績【2・9・5・12】
過去の重賞成績
13年船橋記念2着

14年
1着ナイキマドリード 3番人気 コーナー通過順5-5
前走5/28 浦和・さきたま杯5着 コーナー通過順1-1-1-2
ダート距離1000M以下の成績【3・1・0・2】
ダート距離1400〜1700Mの成績【10・5・2・13】
過去の重賞成績
10年アフター5スター賞2着 10年東京盃4着
10年JBCスプリント2着 10年オーバルSP1着
11年船橋記念4着 11年東京SP6着 11年さきたま杯1着
11年オーバルSP4着 11年東京盃6着
11年JBCスプリント8着 11年ゴールドC1着 12年船橋記念1着
12年フェブラリーS16着 12年東京SP5着 12年さきたま杯2着
12年南部杯6着 12年JBCスプリント7着 12年ゴールドC1着
13年船橋記念1着 13年報知グランプリC3着
13年オッズパークGP2着 13年東京SP10着 13年かしわ記念6着
13年さきたま杯3着 13年京成盃GM11着 13年オーバルSP7着
13年ゴールドC5着


2着ショコラヴェリーヌ 6番人気 コーナー通過順3-4
前走6/12 川崎スパーキングSP2着 コーナー通過順3-3
ダート距離1000M以下の成績【0・2・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【5・3・3・3】
過去の重賞成績
11年ローレル賞2着 11年東京2歳優牝3着
12年京浜盃13着 12年東京プリンセス賞9着
12年関東オークス6着 12年戸塚記念7着
12年ダービーGP12着 14年しらさぎ賞2着


1番人気ワールドエンド 9着 コーナー通過順2-2
前走6/27 名古屋でら馬SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【3・1・0・1】
ダート距離1400〜1700Mの成績【2・0・1・1】
過去の重賞成績
14年名古屋でら馬SP1着

15年
1着ルックスザットキル 1番人気 コーナー通過順3-3
前走6/23 大井・優駿SP1着 コーナー通過順1-1
ダート距離1000M以下の成績【0・0・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【0・0・0・3】
過去の重賞成績
15年優駿SP1着

2着サトノタイガー 4番人気 コーナー通過順8-7
前走6/17 船橋・京成盃GM8着 コーナー通過順3-3-3-3
ダート距離1000M以下の成績【0・0・0・0】
ダート距離1400〜1700Mの成績【1・1・0・4】
過去の重賞成績(ダートのみ)
14年川崎マイラーズ1着 14年サンタアニタT9着
14年アフター5スター賞1着 14年東京盃6着
14年JBCスプリント2着 14年カペラS2着
15年根岸S13着 15年フェブラリーS10着
15年東京SP7着 15年京成盃GM8着

,海譴泙能志野きらっとSPはラブミーチャンの3連覇、2着もジーエスライカーが2回と距離1600M以上の重賞を勝った事がある馬が連対しており、14年2着のディープハントも船橋記念で2着はあるが1400〜1700の距離実績が【2・9・5・12】、14年1着のナイキマドリードと2着のショコラヴェリーヌも共に距離1400M以上の重賞で連対実績があるなど何れの連対馬も決して1000M専用馬でないのが特徴、昨年1着のルックスザットキルは珍しく1200戦の実績しかなかったが、2着のサトノタイガーはマイル重賞勝ちの実績があり、また過去10年の船橋記念でセンヨン以上の距離で未勝利だった馬で連対したのは09年1着スパロービートと10年1着・11年2着のスリーセブンスピン、今年2着のマスターエクレールの4回、スパロービートは1000M【7・2・0・0】と連対10割、スリーセブンスピンは過去に距離1400のオーバルSPで3着した実績が有り、マスターエクレールは斤量51と恵まれたモノ、これらのケースからよほど1000Mで抜けた実績が有るか、過去に1400の重賞で複勝圏内に入った実績がある事や斤量に恵まれた馬でない限りこの重賞で連対するのは厳しいと判断するのが正解。

過去5年の習志野きらっとSPと同条件の船橋記念の今年を含めた過去10年の逃げ馬の成績は【4・4・4・3】の実績で複勝圏内から外れたのは3頭だけだが、通常の船橋1000M戦より逃げ馬が苦戦しているイメージが強く、,能颪い燭茲Δ冒ザ1000Mの重賞で連対した逃げ馬はラブミーチャン・ジーエスライカーのように距離1400M以上の重賞で馬券になっているか、スパロービートのような突出したスピードがある馬ばかりで、これは条件クラスではスピードで押し切れる船橋1000M戦も、快速自慢のOPクラスが出走する重賞ではスピード一辺倒の馬では通用せず、スピードに加えて底力が要求されるからであり、単なる逃げ馬では絶対的な信頼は置けない。


2甬4年のSSSのステップレースを使った馬のファイナルでの成績は以下の通り
11年
グランシャリオ門別SP
パフォーマンス不出走
川崎スパーキングSP
コアレスピューマ3着
名古屋でら馬SP
ラブミーチャン1着
園田FCスプリント
ミナミノヒリュウ不出走
九州むしゃんよかSP
ペプチドジャスパー13着
12年
グランシャリオ門別SP
アグネスポライト不出走
川崎スパーキングSP
トーセンクロス4着
名古屋でら馬SP
ラブミーチャン1着
園田FCスプリント
エイシンマロニエ不出走
13年
グランシャリオ門別SP
アウヤンテプイ不出走
川崎スパーキングSP(1着同着)
スターボード5着
アイディンパワー3着
名古屋でら馬SP
ラブミーチャン1着
園田FCスプリント
エプソムアーロン不出走
14年
グランシャリオ門別SP
アウヤンテプイ4着
川崎スパーキングSP
ユーリカ3着
名古屋でら馬SP
ワールドエンド9着
園田FCスプリント
エスワンプリンス7着
15年
グランシャリオ門別SP
ポアゾンブラック不出走
川崎スパーキングSP
カベルネフラン6着
名古屋でら馬SP
ワールドエンド不出走
園田FCスプリント
サクラシャイニー4着
と11〜13年の名古屋でら馬SPを制した実力馬ラブミーチャンを別とすると7頭出走して【0・0・3・4】と3着3回の南関の川崎スパーキングSP1着馬の健闘が目立つ程度で、連対馬が出ていないだけに軸としては微妙な印象があるのは事実。

ぅ淵ぅマドリードが12〜15年の船橋記念と14年習志野きらっとSPの計5勝、ラブミーチャンが11〜13年習志野きらっとSPで3勝と船橋1000Mの重賞は同じ馬が勝利するケースが目立ち、ほかにもジーエスライカーが11年船橋記念勝ちに11〜12年の習志野きらっとSP2着、スリーセブンスピンも10年船橋記念勝ちに11年船橋記念2着、ディープサマーも13年の船橋記念・習志野きらっとSPで其々2着するなど過去に船橋1000Mの重賞で連対した実績がある馬は人気薄でも要注意。

上記のデータから船橋1000Mの重賞で連対実績があるルックスザットキル・サトノタイガー・イセノラヴィソン・アルゴリズムの4頭に距離1400〜1700の南関の重賞で連対実績があるフラットライナーズ・ラッキープリンス・トキノエクセレントの3頭を加えた計7頭が今年の有力候補、この中では3歳時に京浜盃2着の実績があり、前走の川崎スパーキングSPを勝利したフラットライナーズのレース振りに注目したい。

youkouzan1 at 22:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月17日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

先週の木曜日の17時半過ぎに嫁が近所のスーパーに買い物に行った、この日は朝から曇り空が続き夕方まで雨が降る事は無かったが、万が一と用心してビニール傘を持って行った嫁の考えは大正解で、嫁が家を出てから1時間程度経過してからいきなり大雨が降り出した。
この日の大井競馬場付近も19時過ぎから土砂降りの雨が降った影響で地下馬道の一部が冠水してしまい、レースに出走する馬がパドックに移動出来なかった事でカンカン場付近で下見を行う事になった。

その翌日も横浜市は昼過ぎにIt rains cats and dogs、近来稀に見る豪雨になり私の住む地域は無事だったが横浜の一部地域では住宅の床上・床下浸水や道路が冠水するなど甚大な被害が発生した。
こんな事を言うのは不適切かも知れないが、東京や神奈川よりも深刻な水不足のため貯水率が例年の半分程度しかない利根川水系のダム付近の地域に降れば良かったのにと思ってしまう。


先日、大橋巨泉氏が在宅看護で処方された痛み止め治療から症状が悪化した事がきっかけで緊急入院、その後意識こそ回復したが病状の劇的な回復は望めない事から巨泉氏が休載中だった週刊誌で連載していたコラムを自ら「最終回」と書いて終了させた。
5月下旬から集中治療室に入り現在43K以下だと云うから以前の大きな体の巨泉氏を知っている人からすれば信じられない。
ジャズ評論家・放送作家の枠に留まらずマルチタレントとして活躍した才人で、以前は競馬エイトで予想をしていた競馬評論家でもあった、私も巨泉氏ほど状況は悪くは無いが、似たような環境に居るだけに他人事とは思えない・・・

また、巨泉氏と並んで放送作家の草分け的存在で、作詞家や作家、タレントと幅広く活躍されていた永六輔氏が七夕の7月7日に他界していた事を知る、癖の強い人だっただけに好き嫌いがハッキリ分かれる人と云う印象も、これまで残した功績は色褪せる事がないのは確か。

明日は盛岡でマーキュリーCが行われる。
一昔前ならば「裏街道」路線で主役を張れたソリタリーキングだが13年のマーキュリーCを最後に勝利から遠ざかっており、緩やかながら確実に衰えを感じる近況、ソリタリーキングと共に「裏街道」路線で活躍したエーシンモアオバー・ランフォルセ・シビルウォーらが引退した事でこの路線の中央所属馬は駒不足、それ故に昨年のマーキュリーCを圧勝した大井のユーロビートがソリタリーキング・ストロングサウザー・マイネルバイカを抑えて1番人気に支持されているのだろう。
ユーロビートに関しては以前から指摘しているように小回りコースは不向きの馬で、オオバコでも大井コースのような平坦では決め手で劣る分だけ勝ちあぐねるケースが目立ち、今回の盛岡のようなオオバコで坂のあるコースがベストの条件だけに連覇を達成する可能性は大。
相手も衰えを感じるソリタリーキングや他力本願タイプのストロングサウザーより、前々で競馬が出来るマイネルバイカや大井記念の1着馬・2着馬に昨年のこのレースで2着のソリタリーキングと少差の4着だったタイムズアローを買いたいトコ、穴ならば近走の成績を度外視して坂のあるコース向きのグランドシチー・ナムラビクターあたりなのだが、この2頭はやや無理筋かも知れない。

体調の方は相変わらず良くないが、馬券の調子の方も似たようなモノ。
先週に行われた10回大井は前開催の9回大井よりはいくらかマシになったが、1着・3着や裏目でハズれるなどカスリこそすれども本線的中は皆無と得意の大井でのスランプは痛く、中央だけでなく南関競馬の方も今週のマーキュリーCと船橋開催が終了後に一息入れて立て直しを図りたい。

youkouzan1 at 22:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月15日

JDDが終わって

軸馬のストロングバローズが惨敗し馬券は外れたが、京都1800のダートOP特別を制したキョウエイギアの勝利など例年の傾向通りになった今年のJDDの結果には概ね納得している。

レースが終わって今年のJDDは中央勢が掲示板を独占かと思ったが、良く考えてみればバルダッサーレは大井の馬だった。
バルダッサーレを「なぞの転校生」と評した方が居たがまさしくその通りで、前走の東京ダービーを鮮やかに勝利しながら「転校」したばかりで馴染みが薄いために未だに大井の馬と云う実感が湧かないのだ。
ただ、間違えて欲しくないのは東京ダービーのあとに中央デビューの南関クラシック出走に関して自分なりの意見を述べたが、バルダッサーレに対して恨み辛みがあり嫌っている訳ではないと云う事で、今回のJDDの買い目に入れたように中央勢が相手でも互角に戦える能力を有していると思っているから地方馬と思えないのかも知れない。
今回、中央馬と勘違いしたが今後バルダッサーレが南関のレースを使って行くに連れ、徐々に転校生と云う意識は無くなっていくだろう。
近年、ハッピースプリントやプレティオラスなどの一部を除くと東京ダービーが自身の競走生活のピークだったと云うケースが目立つだけに今年の東京ダービー馬バルダッサーレは古馬になってからダートG気鮠〕するように大きく成長する事を願っている。

youkouzan1 at 22:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月14日

ジャパンダートダービーを振り返る

レースは好発を決めた大外のケイティブレイブが内の面々の出方を見ながらジワリと大方の予想通りにハナへ立つ。
2番手にストロングバローズがつけ、直後のインにダノンフェイス、真ん中にキョウイエギア、愛知のカツゲキキトキトが外とほぼ横一列で3〜5番手を進み、人気のゴールドドリームはその半馬身ほど後ろの6番手の外のポジションからの競馬、東京ダービー馬バルダッサーレはゴールドドリームの1馬身半差の馬群のちょうど中団の7番手をキープ。
快調に逃げるケイティブレイブは向う正面に入ると後続に4〜5馬身差をつけており、大逃げを打っているように見えるが2ハ過ぎからは12秒5-12秒8-12秒7-12秒7と12秒半ばから後半のラップと見た目よりも案外楽なペースでの逃げ、残り1000M手前でバルダッサーレが動いて一気に先団に取り付くと2番手のストロングバローズも併せて動いてケイティブレイブとの差を詰めたが、3角過ぎにケイティブレイブが振り切りにかかり再びリードを3馬身ほどに広げて直線へと入る。
リードを広げて逃げ込みを図るケイティブレイブに外を通ったキョウエイギアがジワジワと差を詰め、残り200を過ぎた辺りでケイティブレイブに並び掛けると力強く抜け出して2着に4馬身差をつけてゴールした。

勝ったキョウエイギアは中央準OPから船橋へ移籍、8番人気の低評価を覆してエンプレス杯を制したローレルアンジュの息子の青森県産馬、これまでは好位追走から早目に動いて押し切りを図るパターンが多く、ゴール前で渋太い脚を使うも決め手の差で他馬に交わされるケースがあったが、今回は通常は動く3〜4角で敢えてガマンを決め込み直線に入ってから追い出しを開始した事が奏功して息の長い脚を使って完勝とヤネの戸崎騎手がテン乗りのハンデがありながら馬の持ち味を把握、それを全て引き出した好騎乗がキョウエイギアを勝利へ導いた。

2着のケイティブレイブは名手武豊らしい絶妙のペースに持ち込んでレースの主導権を握り、後続が差を詰めて来た3角過ぎにスパートしセーフティリードを保ったまま直線へと入り、残り200まで先頭を譲らなかったが、最後はキョウエイギアの末脚に屈して4馬身差の2着。
前走の兵庫CSを見ても判るように現状は逃げる形がベターだが、これまでワンターンのレースで連対していないようにスピードに任せて逃げるタイプではなく、息を入れながら逃げるツーターン向きのタイプで、今回は他馬に早目に来られて3角でスパートした分だけ最後粘れなかったが、自分の持ち味を発揮して完全燃焼した印象。

3着のゴールドドリームは中団よりやや前の外6番手から追走、向う正面の入ると内へと進路を取って進出を開始するが思ったほどポジションを上げる事は叶わず、直線に入ってもジリジリと伸びただけで前を行く2頭を捕らえるどころか、いったんは完全に交わしたバルダッサーレの追撃を半馬身しのいで3着を確保するのが精一杯だった。
戦前に指摘したように小脚が使えないタイプでツーターンの競馬では道中で済し崩しに脚を使わされてしまい脚をタメる事が出来ないからワンターンの競馬と違って直線でジリジリとしか伸びないと云う印象。

4着のバルダッサーレは馬群のちょうど中団の7番手から追走し東京ダービーと同じく残り1000M手前で動くと3角では先頭を行くケイティブレイブを射程圏内に入れる2番手まで進出したが、マクリ切って4角で先頭に立った東京ダービーと違って今回はケイティブレイブに振り切られたまま直線へと入り、2番手グループの4頭横一列になっての叩き合いで真っ先に脱落しいったんは5番手まで下がるも、東京ダービー馬の意地を見せてゴール前で再び盛り返すとダノンフェイスを交わして3着のゴールドドリームに半馬身差まで迫る4番手に上がる事に成功した。
東京ダービーとほぼ変わらない2分07秒フラットで走破している事から力を出し切ったと判断出来るが、これまでダートで唯一負けた1戦はブリンカーを外している事から気性面に課題があるタイプの可能性があり、東京ダービーのように一気にマクり切れば自分の力以上のパフォーマンスが発揮出来るが、今回のようにマクリ切れないと案外に終わるタイプなのかも知れない、それでも一杯になりながら最後盛り返したのは気性面の激しさが闘争心に変換されたからと思え、気性がコントロールされるようになれば今後の活躍が期待される存在。

5着のダノンフェイスは終始インコースをキープして追走と道中極力ロスの無い競馬を試みた事が奏功して直線入り口で最内を突いて2着争いに加わるも、最後はジリジリとしか伸びずゴール前でいったんは交わしたバルダッサーレに差し返されて掲示板の端に載っただけの結果。
これまでワンターンのマイルまでしか経験が無いが、今回は距離延長とコーナー4つの競馬に対応して入着したのだから及第点のレース内容かも知れないが、母のアイアムカミノマゴは別として3歳の秋には売り切れる馬が多い一族だけに今後の活躍に関しては疑問符が付く。

2番人気のストロングバローズは好発を決めて道中は2番手からの追走も、直線では早々に手応えが怪しくなりズルズルと後退、勝ち負けどころか愛知のカツゲキキトキトに5馬身も離されて大井のサブノクロヒョウに辛うじてクビ先着しただけの7着と云う不可解な結果、軸馬の不甲斐ない惨敗にはただ唖然とするだけ・・・

youkouzan1 at 22:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年07月13日

第18回ジャパンダートダービー結論

今年のJDDは的場文男騎乗で出走を予定していた羽田盃2着・東京ダービー4着のトロヴァオが出走を回避、他地区のダービー馬でJDDに出走したのも東海ダービー馬のカツゲキキトキトの1頭だけと寂しい顔ぶれ、しかも羽田盃馬がタービランスが感冒のため出走取消となりフルゲート割れの12頭立てで行われる事と相成った。

東京ダービーは中央2勝のバルダッサーレが圧勝した事から今回のJDDで地方勢の食い込みは厳しく、また今回出走する中央勢の中でもユニコーンSの結果からゴールドドリームとストロングバローズの2頭がアタマ一つ抜けている印象があるだけにヘタな穴狙いをせず、素直にこの2頭のどちらかを軸にするのが妥当だろう。

確かにこの2頭はこれまで2度戦い何れもゴールドドリームが先着しているが、先ほども書いたようにこれは府中・1600のワンターンでの事で、ゴールドドリームが兵庫CSでケイティブレイブに完敗している事からコーナー4つの大井2000Mならば話は別と考えてこれまでコーナー4つの競馬で2勝を挙げた実績に加えて好位から競馬が出来る器用さを評価してストロングバローズを軸にしたい。

馬券はストロングバローズからゴールドドリームへの馬単が大本線、あとは中央の成績から格下のイメージが強いが、東京ダービーの内容から一概に無視は出来ないバルダッサーレと今回は大井を熟知している戸崎圭太が騎乗で一発の可能性を秘めるキョウエイギアを押さえてストロングバローズからこの2頭への馬単を買い、本線と合わせて計3点が今回のJDDの結論。

youkouzan1 at 19:00|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

訪問者数