2014年10月10日
厩務員
優駿SPを含め全成績【8・1・0・0】のアピアが中央の藤沢和雄厩舎へ移籍するとの事、宮崎利男オーナーの意向で芝を走らせたいらしい。
アピアが唯一敗れたレースは距離センロクで勝ち馬が黒潮盃馬スマイルピースと思えば仕方ない、センニからセンヨンの距離は8戦全勝と確かに短距離では底を見せていない印象だけに中央移籍は少々寂しいが、仮に先日行われた東京盃に出走したとしても勝ち負けは厳しかっただろうし、このまま南関に居ても短距離重賞で絶対的な存在になれるかは未知数だけに芝に挑戦するのはあながち間違った選択とは思えず、何よりミッドウェイファームでの調教馬だけに実質トレーナー兼オーナーの宮崎利男氏の意向が優先されるのは当然の話。
まぁ、アピアはまだ3歳と若いだけに芝で通用しなければ早々に見切りをつけて南関へ戻って来れば良い。
アピアのオーナーでミッドウェイファーム代表の宮崎利男氏と云えば中央の奥平真治厩舎でメジロアルダンやレオダーバンなどの名馬を担当していた腕利き厩務員と知られていた方で、確か厩務員になる前は自衛隊に居たと云う異色の経歴の持ち主だと記憶している。
ただ、地方競馬の話だが大井の菅原秀雄師も自衛隊を除隊後に大井の高橋成美厩舎の厩務員になり、その後調教師補佐を経て厩舎を開業した方で、今の中央競馬は競馬学校で半年間の厩務員課程を履修が必須条件となっている為、宮崎氏や菅原師のような異色の経歴の持ち主は居なくなったが、昔は元・大工や料理人などの職人上がりだけでなくもっとヤバイ経歴を持つ厩務員が地方競馬には多かった。
「豆が腐ったのが納豆なら、人間の腐ったのが別当」と云う言葉があったように昔の厩務員は体にモンモンを背負った元・不良筋の人間が居て、危ない面々が揃っているはずの不良の世界でのトラブルメイカーを意味するヤクネタ扱いで弾き出された人間が厩務員をしていた時代があったのは事実だが、人間が相手では無茶を平気でする人が、馬の世話は手を抜く事なく優しく接していたから不思議なモノ。
今ではそんな危ない経歴を持つ厩務員など絶対に居ないが、ふとそんな人が競馬に携わっていた時代を懐かしく思い出す事がある。
アピアが唯一敗れたレースは距離センロクで勝ち馬が黒潮盃馬スマイルピースと思えば仕方ない、センニからセンヨンの距離は8戦全勝と確かに短距離では底を見せていない印象だけに中央移籍は少々寂しいが、仮に先日行われた東京盃に出走したとしても勝ち負けは厳しかっただろうし、このまま南関に居ても短距離重賞で絶対的な存在になれるかは未知数だけに芝に挑戦するのはあながち間違った選択とは思えず、何よりミッドウェイファームでの調教馬だけに実質トレーナー兼オーナーの宮崎利男氏の意向が優先されるのは当然の話。
まぁ、アピアはまだ3歳と若いだけに芝で通用しなければ早々に見切りをつけて南関へ戻って来れば良い。
アピアのオーナーでミッドウェイファーム代表の宮崎利男氏と云えば中央の奥平真治厩舎でメジロアルダンやレオダーバンなどの名馬を担当していた腕利き厩務員と知られていた方で、確か厩務員になる前は自衛隊に居たと云う異色の経歴の持ち主だと記憶している。
ただ、地方競馬の話だが大井の菅原秀雄師も自衛隊を除隊後に大井の高橋成美厩舎の厩務員になり、その後調教師補佐を経て厩舎を開業した方で、今の中央競馬は競馬学校で半年間の厩務員課程を履修が必須条件となっている為、宮崎氏や菅原師のような異色の経歴の持ち主は居なくなったが、昔は元・大工や料理人などの職人上がりだけでなくもっとヤバイ経歴を持つ厩務員が地方競馬には多かった。
「豆が腐ったのが納豆なら、人間の腐ったのが別当」と云う言葉があったように昔の厩務員は体にモンモンを背負った元・不良筋の人間が居て、危ない面々が揃っているはずの不良の世界でのトラブルメイカーを意味するヤクネタ扱いで弾き出された人間が厩務員をしていた時代があったのは事実だが、人間が相手では無茶を平気でする人が、馬の世話は手を抜く事なく優しく接していたから不思議なモノ。
今ではそんな危ない経歴を持つ厩務員など絶対に居ないが、ふとそんな人が競馬に携わっていた時代を懐かしく思い出す事がある。
