制御 電装(1)

CBR250RRの制御 電装のねらいは

スタイリングや走りとシンクロした先進性

 ライダーの「操る喜び」を、クラス初採用を含む数々の先進装備で支え、スーパースポーツを所有する満足感を深めています。

●制御
スロットルバイワイヤシステム
 CBR250RRでは、スロットルバイワイヤシステム(以下TBW)をクラス初採用※。スロットルグリップ操作に対してより緻密なスロットルバルブ制御を図ることで、上質で安定感ある加速フィールを獲得しました。
 ライダーの意思をエンジンに伝えるスロットルグリップ操作を、スロットルグリップ左端のアクセルポジションセンサー(APS)で検出。その信号を受けたエンジンコントロールユニット(ECU)が、選択されている走行モード(後述)の出力特性と合わせて、スロットルボディのバルブ開度をTBWモーターに指示します。
※Honda調べ2016年7月現在

■スロットルバイワイヤシステム構成イメージ図P20_スロットルバイワイヤシステム構成イメージ図のコピー


制御 電装(2)

●制御
走行モード
 TBW採用に併せて、幅広いシチュエーションをより楽しめる以下3種類の走行モード設定を可能としました。

Sport:オールラウンドにリニアな加速を楽しめる標準モード
Sport+:より力強い加速が楽しめる、トルク感を強調したモード
Comfort:タンデム時や、よりリラックスした走行が楽しめる、快適性を重視したモード


 各走行モードへの切替え操作は、左ハンドルの「モードスイッチ」で行います。モードの切替えは走行中でもスロットルグリップを全閉にすることで可能です。選択された走行モードはメーター液晶パネル右側に表示されます。
 TBWは、よりライダーの意思に沿ったスロットルリニアリティ向上に寄与するとともに、従来のスロットルケーブル廃止による軽量化と、コックピット回りのスタイリングや各部品のレイアウト自由度向上で、「スピードシェイプ」の実現にも大きく寄与しています。

■走行モード出力特性イメージ図P21_走行モード出力特性イメージ図のコピー


制御 電装(3)

●灯火器類
フロント灯火器
 フロント灯火器には二輪初※ポジショニングランプとウインカーを組み合わせた“LEDコンビネーションランプ”を採用しました。CBRシリーズのアイデンティティのひとつであるデュアルヘッドライトもLED化し、薄く小型化することでよりアグレッシブな印象に継承進化させました。
 ヘッドライト上側に配置された常時白色発光のポジショニングランプは、ウインカー操作時に同エリアがアンバー色に点滅する「機能切り替え式」とすることで、従来の二輪車には見られなかった先進的な発光スタイルとしました。この“LEDコンビネーションランプ”をヘッドライトとは独立して配置し、LEDならではのコンパクトさを活かしてシャープに造形されたフロントカウルに織り込むことで、従来の別体フロントウインカーを廃止し、独自のフロントフェイスを実現しました。
※Honda調べ2016年7月現在

■LOWビームP22_LOWビーム

■HIビーム時P22_Hiビーム

■右ウインカー点滅時P22_右ウィンカー点滅時

■左ウインカー点滅時P22_左ウィンカー点滅時


制御 電装(4)

●灯火器類
リア灯火器
 常時点灯のテールランプは、ライトガイド構造によるライン発光とし、制動時に点灯するストップランプは、リフレクター構造による煌めきのある発光表現としました。これらのランプを上下2段独立配置とし、制動時にストップランプがテールランプとは独立して発光します。
 リアウインカーはリアカウルの幅を損なわぬよう別体式とし、ライセンスプレートランプを含めた全てのランプをLED化しました。LEDならではの灯体のコンパクトさによって、鋭く跳ね上げたリアカウルにインテグレートされたデザインを可能としました。

■テールランプP23_テールランプ


制御 電装(5)

●フルデジタルメーター
 CBR250RRでは先進的なフルデジタルメーターを初採用。液晶エリアをとり囲むベゼルの幅を極力薄くデザインし、液晶部を大型化して視認性を向上させながら、ギアポジション、2種類のトリップメーター、時計、燃費計、水温計、走行モード、ラップタイム(後述)など豊富な情報をライダーに伝えます。
 メーター左に配置したハードキースイッチを押すことで、トリップ、時計、ラップ計測モードなど切替えの他、メーター輝度の調節などを行います。

■フルデジタルメーターP24_メーター

■メーター機能P24_メーター機能のコピー


制御 電装(6)

●フルデジタルメーター
タコメーター表示パターン
 タコメーターは、外側と内側2列に分けたセグメント表示とし、よりライダーの嗜好に合ったエンジン回転数表示を選択可能としました。以下4種類の表示パターンを任意設定できます。メーター左側に配置したセレクトスイッチを押しながらイグニッションONで、液晶部分が設定画面に移行します。

パターンA:外側セグメントに現在のエンジン回転数のピンポイント点灯を追加表示
パターンB:外内側セグメントともに従来のタコメーター同様の表示
パターンC:外側セグメントにREVインジケーター(後述)で設定したシフト回転数を追加表示
パターンD:外側セグメントに走行中の最高回転数を0.7秒間追加表示(ピークホールド表示)


■パターンAP25_LCD_A_現在の回転数を表示のコピー

■パターンBP25_LCD_B_内外同時表示のコピー

■パターンCP25_LCD_C_設定したシフト回転数を表示のコピー

■パターンDP25_LCD_D_ピークホールドのコピー


制御 電装(7)

●フルデジタルメーター
REVインジケーター
 CBR250RRでは5連REVインジケーターを採用。特に車体コントロールそのものに集中したいクローズドコース走行時など、ライダーはメーターを注視することなく、設定したシフトタイミングをLEDの点灯と点滅によって知ることができます。
 メーター上端部に配置されたREVインジケーターは5個のLEDで構成され、エンジン回転数に応じて点灯数が1〜5個へと変化、設定したエンジン回転数に達すると5個全てのLEDが点滅します。
 LEDが点灯点滅するエンジン回転数は走行モードごとに任意設定可能です。メーター左に配置したハードキースイッチで、点滅を開始する回転数の設定と点灯輝度、および点滅間隔(0、250、500各回転ごと)の選択を行います。

制御 電装(7)

●フルデジタルメーター
ラップタイマー
 CBR250RRでは、CBR1000RRと同様、ラップタイマーを採用。ハンドル左側のスイッチハウジングのLAPスイッチを押すことで計測スタート、再びLAPスイッチを押すことで1ラップ目のラップタイムをメーター液晶部下側エリアの上段に表示、下段にはLAP-01と表示されるとともにLAP-02の計測が始まります。さらにもう一度LAPスイッチを押すと上段に2ラップ目のラップタイム、下段にLAP-02と表示されます。クローズドコースでの走行など、スポーツライディング時にふさわしい表示機能です。
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その他の装備

●ウェーブキー
 ウェーブキーを採用。ウイングマークのエンブレムを配した外観と併せ、操作の質感向上を図りました。
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この記事は公式プレスインフォメーションを転載したのものです。
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発行
PT Astra Honda Motor
株式会社本田技術研究所 二輪R&Dセンター

同資料を踏まえ、詳細取材やライバル比較なども実施したCBR250RR特集は、ヤングマシン2016年10月号(8月24日発売)付録にて発売中です。
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