市川マコトの頭の中の虫

「楽しむことは決して罪ではない」「楽しむことに罪悪感を感じることが罪」ボク自身カナリ重罪

僕は音楽を作るのが好きだ。
24時間アイディアと向き合いたいタイプ。
バイト中にアイディアが浮かんだら、トイレに駆け込んで、ボイスメモに録音するような男。
そんな僕に向いている働き方はあるんだろうか。

今は、3DCGの制作会社でプロデューサーの仕事をやらせてもらってる。
かなり恵まれてると思う。
人間関係がウルトラ最高なこと、休みの融通が利きやすいことが、めちゃくちゃ有り難い。
国内最高品質のクオリティを出せるスタジオというのも、働きやすい。

どメジャーなエンタメ作品に携われているのもなんだか誇らしい。
子供の頃にプレイしたファイナルファンタジーのリメイクに参加したり、
子供の頃あんなにハマったポケモンカードのCMに携わったり、
誰もが知る映画のクレジットに自分の名前が並んだり、
流行のVtuberやヴァーチャルシンガーなんかも作ってる。
こうやって書くと、我ながらおお〜って感じ。

でも冷静に考えてみる。
「子供の頃…」って書いたけど、自分は今、ゲームをやるの?
流行の映画やVtuber、好きなの?
そうやって自問すると、申し訳ない気持ちになってしまう。
僕は、ゲームのハードを一つも持っていないし、映画だって基本はミニシアター系が好きだ。
そう、「エンドユーザーの気持ちがわからない」状態で、仕事をしている。
僕のプロジェクト内での立ち位置としては、エンドユーザーの気持ちどうこうはそこまで重要じゃないかもしれないし、
中にはそういう客観的なメンバーもいるべきだと思うから、
迷惑とかではないように思う。
でも、自分の情熱の問題がある。
ぼくには、
「人を喜ばせたい」
「喜ぶ姿を想像しながら仕事をしたい」
「自分の仕事で喜んでいる人を目の当たりにしたい」
そんな欲求がかなり強くある。
今は、クライアント(メーカーとか)に喜んでもらえるように仕事を頑張っているつもりだけど、
やっぱり最終的に作品や製品に触れる人を喜ばせたいし、想像したくて、
でもそんな人たちの気持ちがわからない部分に葛藤しているわけ。

こうやって考えると、曲を作ったり、ライブをやるのが好きな自分に、改めて納得がいくんだ。
自分と同じようにロックを好きな人がニヤリとするような曲を作りたいし、
ステージからは、お客さんの目の前で披露して、興奮したり、涙を流す人、楽しんでくれる人を目撃できる。中には、僕のパフォーマンスを、人生を変えるきっかけにしてくれるような人もいる。
そりゃあ面白いよね。
やりたいことがかなりニッチだから、そんな音楽活動をそのまま生業にすることはできないけど、
音楽活動のように、
・ダイレクトにお客さんや消費者の顔が見れて
・関わる人にポジティブな影響を与えられて
・その影響が、一時の快楽にとどまらず、一生物のきっかけになる…

そんな仕事があったら、最高だろうなという考えに辿りついた。

で、見つけたんだよ!

・どこかの誰かではなく、目の前の人を親身にサポートする仕事で、
・サポートした相手が豊かになる仕事で、
・世界最高品質のものに携われて、
・労働収入ではなく、権利的収入で、(=音楽する時間がつくれる!)
・最終的に相続税なく権利を子供に引き継げる

そんな可能性いっぱいのやつ!

前はね、
自分だけ仕事がんばって、自分だけお金持ちになってもなぁ…
なんて考えたこともあったの。
たとえばさ、僕の場合、お金と時間が無限にあったら、好きなバンドのライブを観に海外飛び回る気がするんだよ。そんな時さ、音楽仲間の友達も一緒の方が楽しそうじゃん!
だから、「自分だけ」は寂しいな、なんて思ってたの。

でも、その仕事は、自分ではなく、周りの人が豊かになるのをサポートした結果として、自分が収入を得られるものだから、
好きな仲間と一緒に成長できるんだよね。

だから、自分だけじゃなく、社会との折り合いがなかなかつかない全てのミュージシャンが音楽に集中できるように、信じてくれるみんなを引き上げられたらな!

もう誰に声をかけようかなってワクワクだよ!

ゆっくり進めていくつもりだけど、気になる人はいつでも声かけてくださいな。

Me 1stで俺が俺がのテイカーさんには向いてないかも。
めんどくさがりな人も無理かも。
人のこと考えるのが好きな人、おせっかいな人には、すごく向いてると思う!
気持ちさえフィットすればだれでもできると思う!

ってことで、
プライベートスタジオ作って、
24時間いつでも好きな時にレコーディングでもセッションでもなんでもできるような生活を目標に、
ちょっくら頑張ってみようと思います!!


みんなもがんばれ!!出会ってくれた人、関わってくれる人、全員応援してるぜ!

好きこそ物の上手なれというけれど、当てはまらないものも多い気がする。
僕にとっての「数学」がその一つ。

子どもの頃、算数や数学が大好きだった。
年々、教わる内容が面白くなっていくから、
今思うと学年が進むことも楽しみだった。

中学までの義務教育が終わって、
進学校に進んだ高校生の時、数学の面白さがピークになった。
特に、インドまで数学の行事に出向いているとある先生の数Aの授業がめちゃくちゃ面白くて。
その先生は、「多様な解」をできるだけ多く見つける課題を出していた。
答えを求めるだけでなく、「答えを求める方法をいくつ見つけられるか」を競い合わせた。
僕はこれにのめり込んだ。
閃いて納得する感覚がものすごく気持ち良かった。

それ以来、僕は、解法に納得することにこだわるようになっていった。
そして、たとえ試験であっても、1からその場で解法を見つけたいという欲望に溺れてしまうようになる。
結果、試験では時間が足りなくなり、成績が落ち始めてしまうことになった。

それでも参考書の類は読まなかった。
塾なんかも生涯一度も通ったことがない。
「素早く答えにたどり着く方法」にどうしても興味が持てなかったから。
「なんだか知らないけどこの方法なら答えが出てくる」というテクニックは、納得感がなくて受け入れられなかったのだ。

「問題と対峙して新鮮な気持ちで解法を探す行為に伴う快楽」を捨てることができなかった僕は、
受験対策に最適化した勉強も全くしなかった。
人生を左右する大学受験の会場でも、
「プリミティブな定理の組合せにこだわって、解法を閃きたい」という欲望に打ち勝てなかった。

今振り返って考えると、
「なんだか知らないけどこの方法なら答えが出てくる」テクニックの一つ一つをちゃんと覚えて、道具として使いこなしたら、
それはそれで楽しかったはず。

それにもっと優秀な頭脳を持っていれば、「なんだか知らないけどこの方法なら答えが出てくる」テクニック全てに納得できたはずで、
単に自分の能力不足だったんだなとも思う。

数学に快楽を求めてさえいなければ、また違った人生を歩めていたんだろう。
もし高校生の僕に話すことができるならば、
数学に面白さを求めることを抑えて、正解に最短でたどり着くことを意識させるかな。
少なくとも受験が終わるまでは。

婚活という文化が僕には謎だ。
好きな人ができた時に初めて、結婚という選択肢を考えれば良いと思う。
相手もいないのに結婚することを先に決めて、好きでもない人たちにコストを割くなんて、順序が不思議。
無理せず、好きなところで、好きなことをしてる中で、自然に出会う人に自然に惹かれて好きになった人こそが、人間の脳が持つ素晴らしい直感が選びだした素晴らしい相手なんじゃないかな。

そんなことはさておき、
婚活してる人で、パートナーに収入を求める人に提案があるんだ。
現実の知り合いでそんなことを言う人と会ったことがないから本当に実在するのかちょっと疑わしいけど、
パートナーの条件に「年収○○以上」って決めてる人いるっぽいじゃん。ネットとかを見てると。
その数字、現状の数字は、その人の過去の業績に対するものでしょ。
それはあんまり大切じゃないんじゃないかな。
もしそんなにパートナーに収入を求めるなら、今稼いでる額よりも、将来的に、結婚後に稼ぐ額の方が重要だと思うんだ。
であれば、今は全く稼ぎがない人でも、結婚後に自分がその相手が高収入になれるようにサポートすれば良いだけだと思う。
そういった潜在的な能力を見抜くのが、「好き」と惹かれる感覚なんじゃなかろうか。
実際、女性は男性の知性を顔つきから判断できるというチェコでの研究がある。(男性が女性の知性を見抜くことはできないらしいけど)
それに、本当に好きなら、収入が目標額に達するまでの間も、そのパートナーといることに幸せを感じられるだろうし、
結果として高収入にならなくても良いということにさえなる。

一言で書くと、
高収入の人を探すのをやめて、
好きな人を高収入に育てよう!
って話し。

でも、他人をコントロールするのはすごく難しいことだから、
自分を変える方が早いと思うけどね。

そんなにお金が欲しければ、自分で頑張ってみるほうがきっと簡単。

「これは面白いぞ!」というネタが全く浮かばないわけではない。
いくらかのストックがある。
でも、それをアウトプットするためには、
「これは面白いぞ!」と思った気持ちを成仏させてやる必要があり、
ある程度のクオリティラインが求められる。
そうすると途端に窮屈になって、そのネタには触れられなくなってしまう。

これ、ブログのネタもだし、音楽のネタもだし。

で、そのネタこそ、自分の本番だと思っちゃってるから、
それ以外のことがすべてぼんやりとしてしまう。

結果として、何もする気になれないので、
5年以上、布団に潜る日々が続いております。

不要不急の外出を控えるハートの出来上がり。
ずっと布団に閉じこもってる。
遊ぶことがてんで苦手。
遊びって、不要不急でしょ。
そう。仕事はなんとか少しできるのよ。
生活に金を要すると思い込んでるから、不要不急ではない気がしてね。
でも、自分が楽しむための事柄は、なにもできない。
漫画も読めない。映画も最後まで見れない。
家族と出かけるのは、それなりにできる。
仕事っぽいから義務感で頑張るからね。
人との予定も、約束さえしてしまったら、なんとか頑張ってる。

だからふと今思ったのは、
連れ出してくれる最強の友達ができたら、たぶん幸せだな。
最強っていうのは、趣味が重なるという意味。
行きたい映画や展示、ライブイベントなんかはしょっちゅうある。
それを不要不急じゃなく、「約束したから行かなくちゃ」に変えてくれる存在をね。

あー。SNSにつぶやきまくればいいのかな。
これ気になる。だれかいこ。って。

話は変わりますが、
「希死念慮に打ち勝ち、生き続けること」が良いことだと仮定するならば、
家族っていいですよ。
結婚とか。
こどもなんて最高。
家族って存在は、この世という海に下ろす錨みたいだよ。

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