市川マコトの頭の中の虫

「楽しむことは決して罪ではない」「楽しむことに罪悪感を感じることが罪」ボク自身カナリ重罪

2016年09月

今月は、The Cribs@恵比寿リキッドルームと、Johnny Foreigner@渋谷O-nestを観に行ったよ。
クリブスの感想は、複雑で上手く伝えられない。
でもみんなに観てほしいなぁ、やっぱり。

ジョニーフォーリナーは、すごく気持ちよかった。人数が増えてた。

ジョニーフォーリナーのアレクセイは、プレイも音作りも最高に大好きなギタリスト。
去年の春に、クレヨンイーターの音作りに悩んでいる時に、アレクセイに相談にのってもらったこともある。そうやって作ったアルバムが「サタニックマジョルカ」だよ。
あっ、そうなんだ。クレヨンイーターの1stフルアルバム「サタニックマジョルカ」が10月に発売されるってさ。
http://www.beeast69.com/news/rockinfo/156576

アレクセイ、教えてくれてた通りの足下だった。本当だった。これであの音。
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ジュニアがYr Poetryの入ってるコンピをくれた。よい。
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もっと日本にもさ。ね。音が基準のさ。ね。ねー。

ちょっとお知らせがある。

これだ!
http://crayoneater.xxxxxxxx.jp/schoolcas.html

少なくとも、放送委員の人は絶対に読んでほしい。
http://crayoneater.xxxxxxxx.jp/schoolcas.html

放送委員集合!
【学校放送限定アルバム先行試聴キャンペーン】
http://crayoneater.xxxxxxxx.jp/schoolcas.html
全国の中学・高校の放送委員の皆さまに、まだ発売前のクレヨンイーターの1stアルバム『サタニックマジョルカ』の先行試聴盤をお届け。
音源の他に、それぞれの学校へのメッセージも収録!
さらに!その放送を聴いてくれた学校のみんなにも、スペシャルなプレゼントが!
学校生活の特別な思い出のひとつになること間違いなし!
放送委員じゃないあなたも、今すぐ学校のみんなに拡散して放送委員の子にお知らせしよう!!
詳しくは、こちらから
http://crayoneater.xxxxxxxx.jp/schoolcas.html
〆切:2016年10月10日
放送ドリー

生きていく中で、一番絶望を感じるツライことは、「退屈」なんじゃないかと最近思ってるよ。

どんなに忙しくても、
どんなに孤独でも、
どんなに健康に問題があろうとも、
どんなにお金や衣食住に困っていようとも、
「先の見えない退屈」に勝る絶望はないんじゃないかと。

もちろん、絶望っていうのは、勝手に心が感じる問題のことであって、
「絶望はしてないけど、物理的に死んでしまう」ということはあるわけで、
ここでは「生きていく上でどんなことが一番の問題か」という話をしてるわけじゃない。

退屈は、「別に大問題ではなくても、大きな絶望の要因だ」って思うわけ。

退屈っていうのは、満足感を得られない未来を想像してしまう状態だよね?

「とにかく未来(1秒先も含む)のことなんか考えない」という人は退屈知らずだし、
根拠のない自信で明るい未来を想像し、今そこへ向かう階段なり橋を歩いてる実感のある人も、退屈してないはず。
逆に、どんなに楽しみな予定があろうと、その未来と今が地続きではなく分断されていると感じてる人は、退屈してるはず。


この話、終わり。


大抵、退屈をテーマになにか言うことになると、
「退屈なのはお前が退屈だから」的な、
「同じもの同じ体験をどうとらえるか」の話が多い。
あと「面白いもの面白い人を引き寄せる才能」の話も多い。
けど、その話じゃなかったよ。さっきあなたが読んでくれた上の文章は。

当たり前のことを、わかりやすく噛み砕いて伝えるのは大切だけれど、ぼくは飽きちゃったよ。

それで、
自分ですらも考えついていないけど、確かになんとなく感じてはいるものを、吐きだす。
その方が楽しい。誰も読まなくったって、自分が救われる。
読んでくれた人の頭の中では、ぼくのこどもが走り始める。

話を半分くらい戻すけど、
上に書いた、「一番の絶望の要因は退屈である」ことと「退屈は時間の把握の仕方」だっていうのは、まさにそんな感じで面白いでしょ?

正直に告白すると、ぼくは退屈なんだ。
退屈でたまらない。
退屈してるだなんて発言は、半分は自分に魅力がないですと言ってるように聞こえるから本当はよくない。
今、ぼくに欠けているのは、時間と上手に付き合う能力。
いや、そもそも欠けているのは今に始まったことではないんだけど、時間を把握する能力がないことが、最近になって問題を起こしているんだな、きっと。

予定やゴールに向かって走るのはずっと大好きだったんだ。
その道が、急な上り坂だったり、複雑に入り組んだ迷路でもかまわない。
ぼくには、どんなに遠くても、間に何枚もの厚い壁があろうとも、ゴールをはっきりと見ることのできる目がある。

だけれど、ゴールそのものがなくなってしまったり、急にゴールの場所が別の星に変更されちゃったりすると敵わない。
遠くにあるゴールに中々たどり着けないことでは、退屈しないんだよ?その道中にもたくさんの楽しいゴールと出会えるから。
ただ、近くにあるはずのゴールが遠くに移動されたりすると、ペース配分がわからなくなるんだ。
なんだか愚痴っぽくなってしまった。

今を見れなくなって退屈する、という怠惰に陥っていた情けないぼくだったけれど、
その状態もやっと卒業できそうだよっというお知らせ。

2016年9月9日、ぼくの時間と、世の中の時間が、なんとかチューニングできそうですというお知らせ。

この日ぼくが退屈の殻を破るエネルギーは、きっと同じ空間にいる人のこともまっすぐ揺らすはずさ。

2016年9月9日、20:20頃、東京都新宿区新宿6-28-12にあるビルの地下のステージで、ぼくは定規よりまっすぐ立っていると思う。
その瞬間に湧き上がる想いを、その瞬間に湧き上がる言葉で伝えたい。

ライブ告知の文章でした。

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『ヒッピハッピシェイク』

日程:2016年9月9日(金)
会場:新宿redcloth (東京)
東京都新宿区新宿6-28-12 DS新宿ビルB1

出演: クレヨンイーター / ザ・チャンバーズ/The Mash/からくりごっこ/オールドローズ(浜松)

時間:open 18:30 / start 19:00
料金:前売券2000円(ドリンク代別)/ 当日券2500円(ドリンク代別)

チケット予約>p.crayoneater@gmail.com
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みんな生まれてから今まで、それぞれがいろんな場所でいろんな経験をしてきているけれど、年齢も国籍も違くても、一同に会したその場所では、「人生の最先端に自分をそこに置いた」ってことは同じになる。すっげえ!
有名人でも偉い人でもお金持ちでも赤ちゃんでもおじいちゃんおばあちゃんでもオバケでも、みんな同じなんだ。ロマンチックだなぁ。

2016年9月10日頃に、
なんらかのお知らせがインターネット上の白ヤギさんたちを走らせるとかいう噂を聞いたけど、
そうやって受け取るよりずっとロマンチックじゃないか。

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