週に1度、日曜日に絵解き「お話し」文章題を載せています。
この文章題をうちの塾生だけでなく
他のお子さんも解いているという知らせを受けるのは嬉しいものです。
やっぱりブログに載せてよかったなと思います。

先日の記事、「絵解き「お話」文章題 〜甘くて美味いぜんざい〜」
コメントをくださった、のんびり倶楽部さんから
お子さんの答案を送っていただきました。

参考のため、問題を掲載しておきます。


「あ、あめえ〜〜、だけど、う、うめえ〜〜!」
毎日、甘党のお店「うめぜん屋」には
甘くておいしいぜんざいを求めるお客さんが、店の前で長い列を作っている。
実際、「うめぜん屋」の女主、ぜんざいおばばが作るぜんざいは
ほっぺたがいくつあっても足りないと噂されるほどおいしいと大評判だ。
数あるメニューの中でも、特に栗ぜんざいは大人気!
栗ぜんざいを2杯作るために、栗8個と小豆1カップと砂糖大さじ5杯、
餅ぜんざいを3杯作るために、餅6個と小豆2カップと砂糖大さじ8杯必要だという。
今日も閉店が間近になり、ぜんざいおばばが残りの材料を調べると
栗が60個あり、餅の数は栗の数の4分の3だったという。
また、小豆20カップと砂糖大さじ62杯が残っていた。
さて、残りの材料で栗ぜんざいを12杯作るとすると
餅ぜんざいは何杯作ることができるだろうか。
また、栗と餅はそれぞれ何個余っただろうか。

<12杯、栗 12個、餅 21個>


小4のお子さんが取り組まれた問題は
高学年用の問題。

といっても、学校のカリキュラムでは
ここまでむずかしい問題は小6になっても登場してきません。

この問題は非常にややこしく
中学生でも根をあげたくなるような問題です。
(大人もかも?)

そんな問題に対しても
B4サイズの紙に大きくゆっくりとていねいに
絵を描きながら少しずつ
状況を解き明かしていく様子は
お見事!の一言。

「絵で解く」ということは、こういうことだよ!

まさにお手本のような答案です。

非常に参考になりますので
同じような問題をされている方は
細部までじっくりご覧になってみてください。
(本当は色も塗ってあり、カラーで掲載したかったので
A4サイズでないとスキャンできないという事情のため
白黒になりました。本当は、のんびり倶楽部さんの
赤ペンで的確な添削も入っているのですがわかりにくく
なりました)

のんびり倶楽部さん、本当にありがとうございました!

etoki 1







etoki 2







etoki 3








この問題は、中学校の理科(もしくは中学受験の理科)で習う
燃焼や気体の発生での計算問題での
応用問題として出てくるいわゆる過不足算(と我々は呼んでいました)を
先行して学習できるように仕組んでいます。

まだ何も習っていない小4のお子さんがなぜ学習することが可能なのか。

それは、絵という武器があるからなのです。

解き方を知らなくても
自ら絵を描くことによって、仕組みを明らかにしながら
答を導き出すことができるわけです。
こうした試行錯誤するという思考の流れがいずれ
難関大学入試の2次試験に出題されるような難問に対しても
社会に出てから次々と目の前に立ちはだかる課題に対しても
対処していけるような力が今から養成されているわけです。

現在の小学校のカリキュラムだけでは
そうした力の養成という視点がすっぽりと抜け落ちているので
もっぱら解き方の手順通り解いた子が
よい評点をもらえるという状況になっており、
よい評点のためにだけでありば
むしろこうしたじっくり型の勉強は不利になります。
(そのため、ドリル的な勉強が人気があるのだと思います)

今の子どもが大人になって社会に出たとき、
今以上にもっともっと困難な状況が出ていると
いうことが予想されます。
これまではまだマニュアル通り行動しても
なんとかなっていたようなことが
だんだんと通用しなくなっていくことでしょう。

これからの激動の時代にも対処していけるような力を
子どもたちにつけてあげたいと、
今回のこの答案を見て、改めて強く思いました。


本当は、このような本来の力をつけつつ、
学校の評点もよくなるような方向で
教育改革を進めていってもらえたらいいんですけどね。



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