おそらくですが、「これまでになかった教材」を企画してみました。
従来の教材は、たとえば、問題集を解くならば、
「問題を解く→答え合わせをする→解説を読む」のサイクルで学習しますが、
その時、疑問が生じることが往々にしてあるものです。
「この部分の説明はよくわからない」
「この答えは○△◇ではなくて、△◇○ではないのか?」
「この答えも正解だと思うのだけど、実際のところ、どうなんだろう」…
そのような疑問が生じても、当然のことながら、
著者に直接質問することはふつうできないわけです。

ある時、ブログを利用すればこの欠点が解消されるのではないかというアイデアを得ました。
このアイデアを前の記事の中で触れた「学習の場」で試してみることにしました。
(この「学習の場」を「道草学習の広場」と命名しました。)
「道草学習の広場」における教材は、教材というよりも
ひとつの講座です(広場では、この講座のことをコミュと呼ぶことにしました。
コメント欄におけるみなさんとの交流の願いを込めて)。
この教材(コミュ)は、「ブログの本文・コメント欄」「動画」「テキスト」の3つから構成されています。
この講座(コミュ)に参加するためにまずテキストを購入していただきます。

テキストを購入した後は、ブログの本文の指示に従って、
動画を視聴しながら問題を解きます。
ここまでだと従来の教材と変わりません。
最近は動画つきテキストが出版されてきていますから。

これまでの教材とちがうのは、ここからです。
学習している最中に疑問が生じたら、コメント欄に質問を書き込むことができます。
その質問に対して、著者(私)がお答えします。
質問の内容によっては、動画を新しく追加したり、ブログの本文を書き換えたりします。


ということは、この教材は学習される方がいらっしゃる限り、
ずっと書き換えられる可能性がある教材、
もっといえば、「進化する教材」ということができると思います。
(ただ、私の体力が続く限りという条件つきです)

また、「道草学習の広場」で扱う教材は
どれも現行の教育現場で見落とされているものを題材としています
ので
「勉強が苦手な」人にとって、もしかして勉強を好きになってもらえるきっかけになるかもしれません。
また、「勉強が得意な」人にとっても、学校や塾で習わなかった新しい視点を獲得することで
学ぶことがよりいっそう楽しくなっていただけるかもしれません。
そのような視点のもと、コミュ(講座)の企画を立てています。

現在、立ち上げているコミュは次の3つです。

(算数)「公式を使わないで解く「割合」講座」
学校では公式を覚えて、その公式に数字をあてはめて
答えを出す解法が一般的ですが、その方法こそが多くの小学生が割合を苦手にしている原因と考えて、
そのことをこれまでブログでも記事にしてきましたし、割合講座も作成してきました。
今回、その割合講座をこちらに移すことにしました。
みなさんと割合についていろいろと語り合えたらと期待しております。

(算数)「メモ暗算」
計算を苦手とする方のために作ったコミュです。
ほとんどのお子さんが筆算という手順を機械的に丸暗記する世界で
計算がきらいになっているのをよく見かけます。
一方、一部の計算が得意な人がよく使う暗算には
学校では習わない「計算を楽にする特殊な方法」が使われている、
つまり自分流でのびのびできるということで計算がきらいになることはありません。
だけど、暗算には一時的に数を記憶させておかなくてはいけない能力が要求され、
だれもができるわけではありません。
では、その数をメモすればいいじゃん、という発想から産まれたのが、この「メモ暗算」です。

(算数)絵解き「お話」文章題
拙ブログ「道草学習のすすめ」の「絵解き「お話」文章題」の記事の中で
オリジナル文章題をいくつか紹介いたしました。
ブログでは低学年用と高学年用におおざっぱに分けていましたが、
こだま塾(管理人主催の塾)で使っている教材はA〜Jレベルの10段階に分けています。
このたび、それをセレクトいたしまして、公開することにしました。
こだま塾では塾生に1週間に1題ずつ解いてもらっていますし、またそれで十分だと思っています。
1年分として考えて、10題×52週の520題をのせました。
ちなみに、シリーズ化して、第4集までを予定しています。


興味を持たれた方は、道草学習の広場へお越しください。

  道草学習の広場



◎ただいま、取り組んでいる教材

(英語)イニシャル英語(中1)
英語は途中でつまづくとなかなか挽回が難しい科目です。
この講座は主に「英語が苦手な方」のために作成しました。
大人になってから、英語をやり直したいのだけど、
どこから手をつけたらいいのだろうとお悩みの方にもお勧めです。
演習→解説というスタイルですすめていきます。
このイニシャル英語は、こだま塾で10年以上かけてあたためてきたメソッドで、
どのようにすれば英語学習に取り組みやすくなるだろうかとの視点で作成してきました。
演習の形、例文の覚え方がこれまでの英語学習と少しちがったものになっています。
また、暗記型英語の脱却を目指した解説を心がけました。
続きの中2編、中3編も作成しているところです。
なるべく早く中3までのシリーズをそろえなくてはと計画しています。


◎これから開く予定のコミュ(講座)

(算数)スマッシュ暗算
19×19までの計算をイメージ理解をもとに暗算する方法です。
かけ算のしくみを根本的に理解した、あとは適切なドリルによって、
19×19までの計算なら、九九と同じような速さで瞬時に答えが出るようになります。
以前、ブログでご紹介した方法ですが、テキストは未発表のものにする予定です。

(算数)レディバグ計算
小学校低学年対象。イメージ理解をもとにしています。
たし算、ひき算、かけ算、わり算がクロスオーバーする世界を味わっていただけると思います。
お母さんもいっしょに学ばれてもいいかも…。

(数学)公式なしの因数分解
こだま塾では、中3の1学期に習う因数分解を中2の3学期に行います。
ただし、因数分解を解くための例のあの「乗法公式」は一切教えません。
乗法公式は中3になってから学校の授業で習おうねと生徒たちには言っています。
イメージ理解で、あの3種類の乗法公式は一元化されます。
これもイメージ理解が鍵となるのです。

(数学)計算問題のコツ
計算はただ答えを出せばいいわけではありません。
常日頃から絶えず「よりよい解き方」はないかと考えながら解いていく姿勢が大切です。
その姿勢が最終的に早く正確に答えを出すことにつながってきます。
この講座では実際に計算問題を解いてもらい、よりよい解き方を提示していきます。
なるほどと思えた回数だけ、どんどん計算が得意になっていくことができますし、
これまで意識していなかった数式のしくみにも興味を持ってもらえると思います。

(数学)「わからない問題」の解き方講座
「習ったことがない問題」「解いたことがない問題」に対して、
思考がストップする中学生が大変多いのを感じています。
「どのように解いたらいいのかわからない問題」に対する具体的なアプローチの仕方を説明していきます。

(英語)道草フォニックス
英単語のつづりは何度も書かなくても、発音とつづりの関係を意識すれば、
かんたんに覚えることができます。
発音とつづりの関係を教える方法としてフォニックスが欧米の小学生は低学年で教えられていますが、
そのフォニックスをさらに推し進めた方法が「道草フォニックス」です。
ローマ字ならぬ、フォーマ字という新しい概念を導入しながら、
発音とつづりの関係の奥深い世界にご案内します。

※ これからも新しいアイデアを思いつき、具体的な方向性が示せたものは、この欄でお知らせしていきます。