極月
高安山からはしばらくゆるやかに下り再び上り返すと赤い鳥居が立ち並ぶ信貴山の空鉢護法堂(くうはつごほうどう)です。毘沙門天王のご眷属、八大龍王の上首・難陀竜王(なんだりゅうおう)を祀っており、一願成就のご利益を得られます。

この竜王の力を備えた空鉢が貪欲な山崎長者の倉を山へ運び去った話は「信貴山縁起絵巻」の「飛倉之巻」に描かれています。ここのマスコットは蛇らしく、神前にはとぐろを巻いた御影石の蛇が三体置かれていました。蛇といってもこうしていると可愛らしく、参拝者が頭をなでていくので、頭部がつるつるしています。

通常の参拝では下の朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)本堂そばの水屋の備え付けポットに水を入れ、それを持って上がって供えることになっているようです。お堂の前からは朝護孫子寺方面の素晴らしい眺めが楽しめます。
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