□◆□…優嵐歳時記(357)…□◆□

  温奴吹いて食べたる余寒かな  優嵐

土曜日の雨はあがり、今日はいいお天気でした。しかし、風が
冷たく、寒の戻りを感じさせました。「余寒」は「春寒」や
「冴返る」などとほぼ同じ意味の季語です。暦の上で春に
なって以後の寒さのことをさします。それぞれの季語をどう
用いるか、はそのときの語感や皮膚感覚によるといえそう
です。

冷奴は夏らしい豆腐料理です。それを温めたら温奴になります。
豆腐というのは、四季を問わず活躍してくれる食材です。
今日も一日読書ですごしました。ほぼ風邪はおさまりました。
気がつくと二月はあと一週間なのですね。やはり「二月は逃げる」
です。