松山祐士の不定期コラム

作曲家・松山祐士の活動,日々の所感などを,不定期で綴っております。 2014年 4月 1日より,本ページに移動いたしました。

・2017.4.4(火).14:00開演. 於:武蔵野公会堂ホール
・歌唄い:川口京子,ピアニスト:長谷川芙佐子,主催:Kクリエイト
・ファンの皆様から寄せられたリクエストの中から選ばれた24曲を中心にした「春のおたのしみコンサート
・第1部は,この季節に相応しい「さくら さくら」からスタート。瀧廉太郎・作曲の「」「荒城の月」,中田喜直・作曲2017_0404の「さくら」「さくら横ちょう」,森山直太朗の「さくら」等の13曲。
・第2部は,「しぐれる山」(江口浩司・作曲)から,「坊がつる讃歌」「湖畔の宿」「遠くへ行きたい」「ひょっこりひょうたん島」「詩人の魂」(シャルル・トレネ・作曲),「ダニーボーイ」(なかにし礼・日本語詞)までの16曲を,全てリクエスト曲で構成。川口京子氏が「リクエストをいただかなければ歌わなかった曲もあり,感謝します」と言うほどヴァラエティに富んだ曲が並んだ。
・日本と世界の名曲を,川口京子氏の熱唱と長谷川芙佐子氏の素敵なピアノで,たっぷりと堪能できた春の午後のひと時であった。

・2017.4.3(月).19:00開演. 於:東京文化会館小ホール
村上千佳(むらかみ・ちか)氏はパリ国立高等音楽院ピアノ科を審査員全員一致の一等賞を得て卒業後,ヨーロッパを中心に演奏活動を続ける。日本では1990年以来,東京,名古屋の主要ホールにて定期的にリサイタルを開催する中,国立音楽大学でも後進の指導に当たっている(当日のプログラムより)。
・彼女の弁によると,思うところがあり,「~ピアノから遠ざかる日々を過ごしていました。様々な世界に飛び込み,多くの出会いを経てようやく長い間の暗闇から抜け出し,自分と音楽がどれほど密接しているかを確信するに至り,活動を再開する決心をした次第です。~」(演奏会のご案内より)。当日は,その強い意志が,ひしひしと伝わって来る素晴らしい演奏であった。2017_0403murakami
・曲目は,
  ドビュッシー:前奏曲集 第一巻 全曲
  シューマン:色とりどりの小品 作品99より
         3つの小品
         5つの音楽帳 より
  シューマン:クライスレリアーナ 作品16 より全8曲

・この演奏会の収益金の一部は児童福祉施設に寄付されるとの事。

・2017.4.1 (土).p.m.6:00~. 於:練馬文化センター・こぶしホール
・出演:杉並児童合唱団/音楽監督:津嶋麻子
第1部 3B~Suginami Way~
  1.Beatles メドレー(ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 他 全12曲)
  2.Bach メドレー(組曲 第2番 ロンド 他 全5曲)
  3.Beethoven メドレー(交響曲5番,6番,7番,8番,9番)
・児童合唱のレパートリーとしては,かなり高度のテクニックを要するナンバーを小六禮次郎氏の編曲で,アクショ2017_0403ン付きのステージ用発表曲にしている地力は,流石杉児のエネルギッシュなパワー。津嶋麻子氏のピアノ伴奏も大熱演。
第2部「うらしま太郎の鬼たいじ」
・うらしま太郎の玉手箱を開かせない所から,桃太郎の鬼退治の寸前までを,ストーリーで聴かせる,いかにも杉児らしい熱演。もう少し耳ざわりの良さもほしかった。 

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