演技

2009年04月08日

無常なるかな春の風

新しいユニットの練習が始まった。
ずっとずっと一番やりたかったことだ。


仏教観、無常観、
言葉のビジュアリティ、
止まらぬ滅びへの運命に翻弄される人々、
その滅びを受け入れたり、立ち向かう人々の美しさ
死んでしまえば、何も残らない淡々とした儚さ


むかしにあった漫画からの引用だけれど、このユニットで表現したいのは


破滅への美しさ


『滅美(ほろび)』


なんだろうと思う。
日本人でよかった。そう思える美意識で飾りたい。


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2008年08月04日

0をつくる or 思い出す。

最近、再認識したことの一つが、「0」ぜろという認識です。
ニュートラルと言い換えてもいいかもしれません。
自分は現在、マジシャンとしての自分、舞浜での仕事、
レイヤーズ、そして紙磨呂といくつかのキャラクターを演じています。

正直、調子の悪いときや日常を引っ張るときがあったりします。
そういう時は、往々にしてキャラの軸がぶれているんだと思うのです。
んで、最近、本当この前の日テレで思ったのはキャラのスタート地点としての
ゼロをしっかりと認識してから演技に入らないとなーってなことです。

これって、油断するとすごく流しがちになってしまうんですが、
この前、スレイヤーズで教えていて、
自分の中で、崩れたり、大きく勝負に出た後に、
帰ってくるポイントがしっかりあるってことは重要なことなんだと、
それがあるとある意味、楽だなって思いました。

このゼロやニュートラルは、決して素って意味じゃなくて、
訓練によって自分で創り出すものだと思います。
んで一度つくると、
このゼロを思い出すこと自体はそんなに難しくないような気がするのですよ
入り込めるかどうかは別としてね。
なんつーか、
具体的には紙磨呂って、もっと中性的じゃないといけないと思うのです。

しばらくはそんなことを心に留めて、やってみようかと思った覚書でした。


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2007年05月11日

縁起の法とマジカル・ジェッシャー

久しぶりに演技について書きます

「マジシャンは魔法使いを演じる役者である」という言葉、
これは時代にあった演技スタイルがあると思うので絶対そうあるべきとは思いませんが、上記の言葉は好きです

では演技の中で魔法を表現しようとした場合、何がポイントなのか考えたときに浮かんだのが今日のテーマです。


縁起の法というのは仏教用語だそうで
物事は「縁(原因)があって起こる」という仏教真理のひとつです
例えば
・始まりがあるから終わりがある
・人に優しくしたから優しくされる
・冷蔵庫に入れ忘れたから腐る
・不正をしたから逮捕される
・前世での悪行があって、今ひどい目にあう、等など

物事に発端となる原因があるのですから仏教では神の奇跡と言う概念は基本的にないそうです

話がそれかけました
マジックにおいては、ネタを発動させれば現象が起こるわけですが、
それだと現象が起きただけで、
観客に魔法として認識させるには、縁となる原因をみせてやる必要があるわけです。
そしてそれがマジカル・ジェッシャーという演技だと思うのです

んで、思うのはマジカル・ジェッシャー自体はみんなやっていると思うのですが、
本当に必要なのは
「そこに物を変化させる意志があるか」ということなんだと思うのです
それがあるかないかが演技としての説得力に繋がると思うのです

なんて書くのも、やることは変わってないのに、意識を持たせただけで変わった演技が一つありまして、アピケンなんですけど、なかなか追究のしがいのある気づきだったわけです

本当、演じるのは人だな〜と思った次第です
そんな覚え書きでした


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2006年10月13日

藍さんからの駄目だし3

afaadf4b.jpg今日はエネスタ江東東店でのグリーティングでした。
写真はその時のもの
その後にマイムのレッスンに行って、藍さんから先日観にきていただいた10月10日のマジックオブマジックの感想と駄目出しをききました。
「マジックするオブジェ」での駄目出しです。わかんない人すみません。






自分も納得いかない演技だった実感があるので、
ある程度の心の準備をしていたのですが、
駄目だし一発目の

「時計からの解け方がダサ過ぎる」


というセリフでいきなり撃沈しました。
初っ端からクリティカル・ヒットです!!

舞台はお客に集中して観てもらうことが出来るのだから
もっと細かいところまで創りこんで欲しいとのことです。
印象的だったのが、
「今の解け方だと、時間になったら動くとか一日一回ぐらいの重みだよね」
「せめて100年に一回とか、雷のSE入れて火を使ったりして、雷が落ちた衝撃で命が吹き込まれ奇跡が起こり始めるとか、
ファンタジーを目指すならもっとドラマティックにして欲しい。
せっかく舞台でやるならばもっと究極を追求して!!」
とのこと。

正直、その通り過ぎて返す言葉がない!!


「リング無駄な動きが多い」


無駄を省くことによって価値があがる
これに関しては、今回一番の失敗だったと思う。
リングの一本目が繋がった時に拍手が来なかったので、
それ以降、拍手が来るようにアピールしてしまった。
その結果、お客を見過ぎだったり、
世界を伝えようと説明的過ぎる動きになったと思う。
お客に媚びてしまった。最悪です。
演技中は全く拍手がなくても終わりに大きな拍手をもらうというのでも良かったのですが、それまで耐え切れなかった自分がいました。悔しいところ。
「舞台でああいう表現として演じるならば、
マジシャンとしての見せ方は絶対やめて欲しい」とのことです(本当未熟だね)
重心をしっかりとポイント一点で捉えてとも。


「路上ではいいけど、舞台であの衣装はチープに見える。」


「イーゼルも同様、ってかいらない。」
路上と舞台は違うというのを、大きく言われました。
またお客様を見るにしても、リング越しにみるとか、
もっと動きを研究した方がいい。その為のマイムだしょって。
今回の路上の流れをそのまま舞台に持ってきたという自分の甘さを大きく指摘された感じですね。
「もっと細かい所までこだわって、つくりが全体的に雑」だそうです。
衣装から小道具までこだわってくれとも

ちなみにこの駄目だしの文章の表記は、誇張して書いているのではなく、
この表現のまま言葉として言われてます(笑)結構エグられます。
でも本当、言われると納得できるというか、
自分が気付いていないことで、何も反論できないんですよね。その通りなんです。

ここまではリングの駄目だしで、
フローティング・ローズに関しては
「暗くて見えなかった」
しゅーりょーです。


一通り聞いて、いやーまだまだ遠い遠い。そう思わざるは得ない状況。
駄目だしの時に、藍さんが持っている紙は、舞台のアンケート用紙で
その半分ぐらいまでしっかりと注意事項を書き込んでおいてくれたのが見えた
自分は、すげぇー幸せだと思った。

また終わりのフォローかどうかわからないけれど、
「今回ので、やりたいファンタジーがどういったものかもわかってきたし、
最初は贔屓目かと思ったけれど、
それを抜いてもいいラインの演技と世界を持っていると思う」
と言われたのが、
今回の舞台の評価の中で、誰よりも嬉しい一言でした。
本当に、本当に幸せなことだと思う。

yousys0609 at 23:53|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

2006年02月14日

考えるのは3

シンプル&ストレートに




そんな演技をしたいと思う。
そんな歌や演技が好きだ。
そんな衣装でいたい。

やりたいことを出来るだけ単純に。
そして伝わるように
そう願う。

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2005年12月13日

演技:世界観の構成方法。4

f4856147.jpgめちゃくちゃ寒いよね。
今日東京は今年の初雪を観測しました。
芸人は身体が命、みんなも気をつけよう。

今日は舞浜の後にパントマイムの教室へいった。
今日は先生と僕しか参加者がいなかったので、
自分の演技を直してもらった。

実は今週の土曜日にちょっとした発表会にでるので、そこでやるリングの演技をみてもらった。
相変わらずリングなのが情けないといえば情けないのですが、
やっぱり今のこの演技をいけるところまで伸ばしてみたいというのがあって、
結局それにした。

ですが、今はなんと大スランプ中
飽きなんだろうか?
どうしても感情面が、
高まらず、
心のこもっていない演技になってしまう。
この世界観の崩壊について以前話したときに、
それはテクニックである程度まで補えると藍先生が言っていたので、
そのことを話、どうしたらいいか具体案を聴いてみた。
すんません。
以下長いけど、パフォーマンスや演技に興味のある人は是非読んでみて。


結局はつまるところ飽きというか、
演技に慣れて余裕が出来た結果だということだった。

藍先生は初めの段階を表出と読んでいた。
初めの演技が出来たばかりの状態は
世界観が自分の中で確固としてある状態なので、
迷いがないということ、
つまり内面の感情がにじみ出て、それがお客に伝わるという状態だ。
しかし、プロは常に調子が悪くても演じなければならないので、
そして繰り返し演じる中で、お客の反応もわかり始め
自分の流れや演技が絶対に揺らいでくるんだそうだ。
今の舞浜のショーもこの状態にあるかも。


そこでコンスタントに結果を出すために必要なのが
演じる技=演技というわけなんだそうだ。

僕のリングの演技は月光の中の奇跡をイメージしている。
だけど自分がいろんなところで演じることによって、
お客への意識が強くなりすぎている。

まずは、それを自分の中の世界観、
月光のイメージとリングの関係を深くするところから始めることが重要。
具体的には視線をキープするということ
つまり月光とリングだけを見るという演技を意識することによって、
リングと月光が繋がり関連性が出てくる
そうなると世界が広がり、お客様への吸引力が増すということ。


次に言われたのは、ルール付け
なぜリングはつながるのか?
例えば、月光の力によってリングが繋がっていくのであれば、
イメージで月の光が斜めに差し込んでいたとすると、
リングをつなげるときは、
必ずそのイメージした月の光の中でつねに行われなければならない。
左右に身体を大きく動かしたりして見せるというのも、
見せ方としては正しいけれど、
世界を創るにはその自分の世界観のルールを守らなければならない。
世界観を創るというのはそういうこと
それはいちいちお客に伝わる必要はないけれど、
絶対に必要なこと、
そしてその流れの中でお客様を見るのならば正解だそうで、
これは個人のセンス。

もう一つの例え、
二本の鉄の輪
一回目こすっても繋がらないのに、二回目こすると繋がるのはなぜ?
   →僕の回答 二回こする事よって、魔法が始まり始めるから

 ↑こんな感じでルールは強引でもいいから、細かく作っていく
すると、必然的にルール内での動きが出来上がっていくとのことです。


ふう、疲れた(読んだ人もね)

マジで、次のレベルへの課題が出されたと思いました。
一つでも何かを造り込めたら、それは次につながるので、
今はリングの演技を本当にがんばって作り上げたいと心から思いましたね。

今までは、世界観とイメージを設定していたけれど、
ルール付けは本当に目からウロコだった。
これは言われないと気付かない事だったから。

もちろん今述べたのは、
マイム的な構成方法なので、
実際ここまで考えてマジックをやっている人はそんなにいないと思うし、
多分パントマイムをやっていないとピンと来ないところもあると思う。
でもね。
演技を考えるのであれば、絶対に重要なことも事実。
そしてこれをたったの千円という
パントマイムのチケット料金で教えてくれた
藍先生がいい人だってのも事実。

パントマイムを習いに行って、
パントマイムをやらずに帰ってきたレッスンだった。
そんなわけで、長くなったけど、
自己整理と覚書でした。
お付き合いありがとうございました。
でわ。

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2005年08月27日

初の大宮大道芸

c798f05e.jpg今日は、先日お話したチキさんと大宮にて、大道芸をしてきました。
今度9月の5日に行われるヘブンアーティストの練習もかねて行ってきたのですが、本当に勉強になりました。

チキさんと観てくれたお客様に感謝感謝です。
まず一回目は、本当ぼろぼろでした。
写真な感じです。
とは言いつつも、メイクはしてなかったのですけどね。
二回目はなかなか集められたような気がします。
やっぱり、自分の演技はメイクまでして一つの完成に持っていかなければならないと再認識しました。
アドリブや力を抜いたりするのは、一つ何かが完成していないとやってはいけないことですね。
もちろん、教えていただいたアドバイスや集め方が大変素晴らしかったです。
課題としては、声を出さずに集められるようになりたいもんですね。

それにしても、チキさんの演技は面白い。
いやいや素晴らしかったですよ。
特にクリスタルボール。やっぱりあの魅力にはクラクラきます。
写真はチキさんとです。
本当にありがとうございました。
またよろしく!!

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