2007年05月28日

5/28 「病院寄席」第一人者 中央群馬脳神経外科病院理事長 中島英雄先生

病院の中に本格的な寄席が出現する、知る人ぞ知る「病院寄席」はこちらだ。中島さんはその病院を運営し、脳外科医として凄腕(すごうで)を振るい、そして噺家(はなしか)として高座に上がる。桂伸治(故十代目桂文治)師匠に入門したのは、なんと小学校3年生の時だった。
「芸事の好きな両親でしたし、家の周辺にも芸人さんがたくさんいてね。入門といっても近所に遊びに行くような親しみがあった。でも私は幼少時に小児マヒを患い、母はいつも、あなたはお医者にならなくちゃねと呪文のように入っていたので(笑い)、噺家になる道は選ばなかったけどね」
ただ後年、勇気を出して師匠に尋ねたそうである。もし自分が噺家になっていたら一人前になれたでしょうか、と。好きで、あきらめきれない思いがずっと胸にあったのだ。
「すると師匠は、ああ、お前さんはいい噺家になっただろうよ、と言ってくれましてね。もう、医師の国家試験に合格した時よりうれしかった(笑い)。胸のつかえが取れたようでした」。
月の一度の病院寄席では、患者さんを楽しませることはもちろん、訪れる観客の協力を得て、笑いが及ぼす体への影響もデータとして取り続けている。自ら落語で笑わせ、終了後すぐ調査へ。この研究は20年に及び、笑いと健康の関連性に中島さんは確信を持つ。・・・中略・・・・今でも、39度の高熱が出ても休まずに、患者のためにできることをするという。そう語る時には目に強い光が宿る。こんなに面白く、そして骨太な人はやっぱりいない。(朝日5・28 あの人とこんな話)

・・・・・13面の朝日求人「あの人とこんな話」の欄に紹介されていたので書きました。中島先生の芸名は初代桂前治だそうです。1988年現在の中央群馬脳神経外科病院を開業して以来、20年にわたって病院寄席を持続していらっしゃるとはなんと凄いことか。お医者さんで噺家という人は他に例がないのではないか。中島先生の益々のご活躍をお祈りします。(ようざん高橋)

youzan6 at 09:59│Comments(0)

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