盆前強行営業を一通り終えて「ボクは何もんなんやろう?」と疑い始めている。
当たり前の話だけど同じポートフォリオを見せても反応はまちまちである。見る人が変われば見方も当然違う。で、今回の営業ではこれが激しすぎた。引き出しを増やしたのは紛れもなくボク自身である。誰のせいでもない。引き出しが多ければ武器になると考えたからだ。
元々、かなり偏った絵柄でデビューしたのだが、これが足枷になるのにさほど時間は掛からなかった。もちろん先の見通しも暗い。一過性のものだというのは自分でもよく分かっていた。この仕事を続けるためにはどうしても別の手法が必要だった。
だが、ボクは大きな勘違いをしていた。どう描こうと絵を描いているのはボク自身なのだ。絵柄を変えてもボクは絵にでてしまう。装画や挿絵はエカキの自我を可能な限り殺すべきだとボクは考えている。どうしても出てしまうものは仕方が無い。だから挿絵画家としてのボクが成立できる。
求められる絵を描く。それだけのはずだったのだが、いつの間にか自分で話をややこしくして自分を追い詰めていたようだ。
で、結論はというと正直今のボクのお粗末なおつむではお手上げである。どうにも困ったもんだ。
当たり前の話だけど同じポートフォリオを見せても反応はまちまちである。見る人が変われば見方も当然違う。で、今回の営業ではこれが激しすぎた。引き出しを増やしたのは紛れもなくボク自身である。誰のせいでもない。引き出しが多ければ武器になると考えたからだ。
元々、かなり偏った絵柄でデビューしたのだが、これが足枷になるのにさほど時間は掛からなかった。もちろん先の見通しも暗い。一過性のものだというのは自分でもよく分かっていた。この仕事を続けるためにはどうしても別の手法が必要だった。
だが、ボクは大きな勘違いをしていた。どう描こうと絵を描いているのはボク自身なのだ。絵柄を変えてもボクは絵にでてしまう。装画や挿絵はエカキの自我を可能な限り殺すべきだとボクは考えている。どうしても出てしまうものは仕方が無い。だから挿絵画家としてのボクが成立できる。
求められる絵を描く。それだけのはずだったのだが、いつの間にか自分で話をややこしくして自分を追い詰めていたようだ。
で、結論はというと正直今のボクのお粗末なおつむではお手上げである。どうにも困ったもんだ。