経済

July 30, 2007

アセットアプローチについて備忘録

べつに備忘録にする必要はないのだけれど、マクロのバランスアプローチ(正確にはISバランス・アプローチ)について簡単なまとめをしておこうと思う。



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July 24, 2007

Too much information

先週のThe Economistに「Too much information」という記事がある。

情報関係の記事は面白いことが多いので、読んでみることにしたのだが、この記事はとても興味深かった。

p.76 競馬で情報が与えられる量が多いほど、答えに自身を持つ。しかし、40の情報を与えられた人の方が、5つの情報を与えられた人より結果は悪かった。

これは注目に値するのではないか。
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July 09, 2007

先進国と途上国の市場

The Becker-Posner Blog: The International Market for Talent-Becker
A front-page article in the Wall Street Journal several days ago indicated that a few high tech companies in Silicon Valley were closing their operations in India, and shifting them back to the United States. These companies lament that salaries of Indian technical employees are rising so rapidly that it has wiped out the advantage of staying in India.

アウトソーシングが、コストがかからないという理由でもてはやされた時代は過ぎさってしまうのかもしれない。 続きを読む

April 30, 2007

女性が世界を変える?

先週のThe economistの記事に、「女性がもっと外で働けば、世界はもっと豊かになる」とのサブタイトルで記事が載っている。

かなりエッジのきいた題となっているが、これは本当だろうか。
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April 13, 2007

【書評】経済学の考え方

経済学の考え方

「経済学なんて興味がない」と言ってしまう人、本書で「経済学を学ぶ」ことの意味を学んでください。
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December 09, 2006

最強の投資家バフェット

最強の投資家バフェット

ただただ読んでよかったと思う一冊。
そして、もし投資に興味があるなら彼の投資理念は知っておくべき。
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November 18, 2006

夜の女はいくら稼ぐか?

「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?

風でダウン気味だったので、読書くらいしかできず、読んだのがこれ。 いやあ、一気に読んだけど、疲れずこの充実感。 著者にお疲れ様といいたい。 続きを読む

October 09, 2006

経済学的思考のセンス

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには

「経済学」という言葉が入っているので、硬い話なのだろうか思っていたら、まったくそんなことはない。とても楽しい話題ばかりだった。

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September 15, 2006

貝と羊の中国人

貝と羊の中国人

よくテレビで報道される中国人の反日デモ。その映像を見て不快感を覚えているひとは多いのではないだろうか。そんな時にその怒りを他人にぶつける前に本書を手にとってみるとよいのではないだろうか。

本書には中国人の本質がどういったものなのかが書かれている。たとえば、日本人は集団主義が今までの歴史の中から根付いたものだというようなこと、また、日本人は小さな季節の変化に美を見出すというような類のものだ。中国人の性格、考え方はそういった歴史に大きく影響を受けていると筆者は主張している。そうそれが、このキーワードである。「貝」と「羊」。これを知ったときは、深くうなづき納得してしまった。

私は中国人の知り合いがいるのだが、彼らのPersonalityとよく報道されるかれらのPersonalityはあまりにもかけ離れていると感じたことがあった。確かに日本人だってみんな考えか方が違うではないかという人もいるだろう。しかし、その時私が感じていた違和感は、その時だけの個人として違いではなく、もっと社会的なものであった。それをずっと考えていたのだが、本書を読み、ようやく一つの有力な解を見つけることができた。
そして彼らが何を思い、考えているのかが少しわかった。本書は中国人を度重なる報道から嫌っている人、今仕事をしている人、そしてこれから一緒に仕事を始める人に読んでほしいと思う。彼らのビジネスに対する考え方も本書を通して知ることができるからである。

政冷経熱といわれてい日中関係にある今だからこそ本書を読む必要があるのではないかと思う。そうすれば、中国人に対して多様な考え方を持って接することができ、また違った関係を築くことができるだろう。

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