こんにちは。YSP天白の営業です。



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春からの新生活に向けて、原付バイクや原付2種をご検討いただいている方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?


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ところで、度々「125ccが原付免許で乗れるようになるんだよね?」とお客様から聞かれることがあるのですが…



ある意味正解な一方、大きな誤解を含んでいそうなのでちょっと説明させて頂こうと思います。



昨年12月に警察庁が原付免許に関する新ルールの方針を有識者との会議で固めました。





まだルールが改定されたわけではありませんが、おおよその内容は決まったということで、近いうちに正式にルール改定がされることになると思われます。



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新しいルールの方針の中では「特定の基準を満たした125ccバイクを原付免許で運転できるようにする」といった事が示されています。



「特定の基準を満たした125ccバイク」というのは、ざっくり言うと「パワーを50ccバイク相当に下げた125ccバイク」です。




つまるところ、「今現在販売されている125ccバイク」は今後も原付免許では乗れません。



今後新しく出てくる「50cc並に出力制限した125ccバイク」のみ、原付免許で乗れるようになるワケです。







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せっかくの125ccなのにパワーは50ccと同程度?


ユーザーの方からすると「いったい何の意味が・・・?」と思ってしまいますよね。





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実はこれ、年々厳しくなっていく排ガス規制に対応するための苦肉の策なんです。


厳しさを増していく規制に対して、これ以上50ccのバイクを対応させていくのはコスト的に困難…


だけど50ccが無くなってしまっては一般ユーザーはもちろん、配達など業務で50ccバイクを使用している多くの人が困ってしまう。


それを何とかするために考えられたのが「パワーが50ccと同じくらいなら排気量が大きくても原付(一種)扱いしていいのでは?」という今回の新ルールなのです。




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そうした背景から、新基準の125ccはあくまでも排気量が大きいだけの原付(一種)という扱い方。適用される交通ルールも50cc相当となる見込みです。(30km/h制限、二段階右折など)




なんだかちょっと残念な気もしますが、上記のような理由を理解すると、こうしたルールになっているのも止む無し、といった気もしませんか…?






また、一部では125ccの出力を下げただけの原付一種なんて重たくてデカいだけなんじゃないか?という意見もあるようですが、テスト車両を試乗した方の意見としてはトルクがあって乗りやすい、とのことです。

実際のところはまだわかりませんが、排気量相応のトルクがあるのであれば道路のアップダウンや発信加速などのシーンでは従来の50ccよりも頼もしい走りを見せてくれるのかもしれません。


もちろん、排気量に伴って重量と車両サイズも大きくなってしまうことは避けられないとは思うので、軽くてコンパクトな原付をお求めの場合は50ccエンジンモデルが販売しているうちにご購入いただくことをご検討いただいても良いのではないでしょうか。









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さて。話が長くなってしまいましたが原付の新ルールについてでした。



結構な数のお客様が勘違いをされているようだったので説明をさせていただきましたが、これらの新ルールは実際にはまだ始まっておらず、昨年末に方針が取りまとめられただけといった段階です。


今のところは50ccの原付も製造、販売はしていますし、原付免許で乗れる125ccは製造販売されていませんのでその点にはご注意ください。


また、実際に新ルールが公布された際には今回説明した内容とは違う形となっている可能性もあります。新ルールの交付があった場合はまず一度内容を調べていただき、自分が買おうとしている車種を自分が運転してもよいのかという点には十分お気を付けください。







兎にも角にも原付はとても身近で便利で楽しい乗り物です。安全運転に気を付けて、是非お乗りいただければ幸いです。ご購入のご相談はYSP天白まで!お気軽にお問い合わせください。