フジテレビ以外のテレビ局へ出演し、奔走されているライブドアの堀江社長。
今日は、日本テレビの「きょうの出来事」に生出演されていました。
「緊急生出演堀江社長次の秘策は?フジテレビと最終攻防ピンチか?それとも…ライブドア幹部に密着(秘)メディア戦略を取材その全容は」といった番組の企画だったので、日本テレビはどのような切り口で番組が展開されるのかと関心があり、番組を見てみました。
今日は、日本テレビの「きょうの出来事」に生出演されていました。
「緊急生出演堀江社長次の秘策は?フジテレビと最終攻防ピンチか?それとも…ライブドア幹部に密着(秘)メディア戦略を取材その全容は」といった番組の企画だったので、日本テレビはどのような切り口で番組が展開されるのかと関心があり、番組を見てみました。
堀江社長に対して「きょうの出来事」ではどのように話を引き出すことができるかというところに注目していたのですが、結果は、番組として聴き出したいところが聴きだせず、また、堀江社長も伝えたいことが伝えられないまま、インタビュー途中でコマーシャルが入り、その後挨拶をして終わってしまうという、番組としては非常にお粗末な結果となってしまいました。
そもそも司会者のフォローという形で出演されたとみられるコメンテーターの日本総研の高橋進さんが堀江社長の気分を害したようで、口論になる始末。そして「堀江社長への10の質問」では、番組側がニュース番組ではあるが軽いトーンに運びたいと意図して考えたと思われる「YES」「NO」形式で答える質問(例えば「食欲が減った」「氣志團の番組は多くなるかもしれない?」など)とは裏腹に、堀江社長は初っ端の「ニッポン放送やフジテレビの番組内容に口を出す?」という質問が行われるなり「帰っていいですか」「くだらない」と怒りだし、質問にはほとんど「答えられません」という形で終わりました。その後、この間他の番組でも質問されている「お決まり」のライブドアのビジョンや「どうしたいか」などに関しても、司会者とコメンテーターと堀江社長の会話はかみ合わないまま、唯一伝わったことは「インターネットと既存メディアとの融合」だけでした。
今夜の「きょうの出来事」については、番組の構成に誤りがあったようで、報道番組らしからぬ展開となってしまった思えます。たずねても答えることができないような質問をしたこともまずかったですね。また、番組は「ゲストの考えや言葉をうまく引き出すこと」と「ゲストにしゃべらせる」ということができてこそ成り立つものであって、視聴者は話のまとまらない、かみ合わない「口論」を見たいわけではないと思います。今夜の「きょうの出来事」では、番組にとっても出演者にとってもマイナスに働いた結果ではないかと思います(堀江社長の露出度はありましたが)。あえて比べてみるならば、TBSで20日に放送された「アッコにおまかせ!」のわかりやすい展開と、ゲストに「話をさせる」といった手法に軍配が上がったと思います。
番組の途中で、広報の女性社員がキビキビと堀江社長をマネジメントしている様子が伝えられていましたが、衣装などのコーディネイトなども提案しているのですね。また、リーマン・ブラザーズ証券との交渉をする27歳の取締役の働きぶりも伝えられていました。若い力で頑張っている様子はよくわかりました。
しかしながら、日本テレビは「カミングダウト」に引き続き墓穴を掘ったのではないかと思った次第です。企画したプロデューサーやスタッフは反省ものですね。
そもそも司会者のフォローという形で出演されたとみられるコメンテーターの日本総研の高橋進さんが堀江社長の気分を害したようで、口論になる始末。そして「堀江社長への10の質問」では、番組側がニュース番組ではあるが軽いトーンに運びたいと意図して考えたと思われる「YES」「NO」形式で答える質問(例えば「食欲が減った」「氣志團の番組は多くなるかもしれない?」など)とは裏腹に、堀江社長は初っ端の「ニッポン放送やフジテレビの番組内容に口を出す?」という質問が行われるなり「帰っていいですか」「くだらない」と怒りだし、質問にはほとんど「答えられません」という形で終わりました。その後、この間他の番組でも質問されている「お決まり」のライブドアのビジョンや「どうしたいか」などに関しても、司会者とコメンテーターと堀江社長の会話はかみ合わないまま、唯一伝わったことは「インターネットと既存メディアとの融合」だけでした。
今夜の「きょうの出来事」については、番組の構成に誤りがあったようで、報道番組らしからぬ展開となってしまった思えます。たずねても答えることができないような質問をしたこともまずかったですね。また、番組は「ゲストの考えや言葉をうまく引き出すこと」と「ゲストにしゃべらせる」ということができてこそ成り立つものであって、視聴者は話のまとまらない、かみ合わない「口論」を見たいわけではないと思います。今夜の「きょうの出来事」では、番組にとっても出演者にとってもマイナスに働いた結果ではないかと思います(堀江社長の露出度はありましたが)。あえて比べてみるならば、TBSで20日に放送された「アッコにおまかせ!」のわかりやすい展開と、ゲストに「話をさせる」といった手法に軍配が上がったと思います。
番組の途中で、広報の女性社員がキビキビと堀江社長をマネジメントしている様子が伝えられていましたが、衣装などのコーディネイトなども提案しているのですね。また、リーマン・ブラザーズ証券との交渉をする27歳の取締役の働きぶりも伝えられていました。若い力で頑張っている様子はよくわかりました。
しかしながら、日本テレビは「カミングダウト」に引き続き墓穴を掘ったのではないかと思った次第です。企画したプロデューサーやスタッフは反省ものですね。