9月11日の衆議院選挙での敗北の責任を取る形で辞任した岡田克也前代表の後継者を巡り、昨日は民主党内での党首選が行われました。党首の椅子を巡っては、候補にあがった菅直人氏との前原氏の戦いとなり、全議員192人の内、欠席の無効票が2で、前原氏が96票、菅氏が94票という僅差で、新代表に前原誠司氏が選出されました。
わずか2票差で選ばれた新代表前原氏は43歳という若さです。新たなリーダーの若さや活動力には一般市民としては、なんとなく期待が持てそうな気がしますね。しかし、民主党内では前原氏よりも年齢の高いベテラン議員も多く、うまくとりまとめることができるかな?というのが率直な感想です。個人的には国民の注目をひく民主党の議員としては、年金問題を中心に取り組み、議員年金廃止を主張している河村たかし氏のようなインパクトの強い人が候補に出ることができれば面白かったのではないかと思いますが、推薦者が足りないということもあり、それは今回の民主党の党首選では実現しませんでしたね。「総理になりたい」と公言していても、上層部の圧力や党内の人望がないだけに党首になるのも難しいようですね。

YOMIURI ON-LINEの記事によると
『好きな言葉は「天命に生きる」。野田佳彦、枝野幸男、玄葉光一郎氏といった民主党の中堅・若手リーダー格の1人で、「民主党のジャニーズ系」「永田町の郷ひろみ」とも称される端正な顔立ちや、攻めを得意とする国会質問などから、早くから将来の代表候補と目されてきた。』
とのこと。
結果としては、イメージ刷新という意味では前原氏でよかったように思えます。選挙に臨んでいた岡田氏の眉間にしわを寄せて語る顔は正直怖かったです。イメージも大事ですよね。
前原氏は、民主党の改革の基本姿勢として、「民主党を『闘う集団』に変える」と主張し、労組や業界団体などに縛られない政策立案を訴え、支持を広げたようです。選出後の会見では、「日本の民主主義を機能させ、より良い政策競争を根付かせ、国民の生活向上、安定につながるよう努力したい」と述べ、党を立て直す決意をしたようですね。衆議院選での敗退を埋める努力はその決意を実行することにあります。カタチとして目に見えるような成果をあげれば、国民は再び民主党に期待をするかもしれません。惨敗の責任を受け継いだわけですから、党内をしっかりとりまとめて、有言実行であってほしいですね。
新しい幹事長には元代表の鳩山由紀夫氏を起用するとの意向があるようですが、党の人事を取りまとめ、党員をひっぱることのできるリーダー像を崩さずに2006年9月まで党を維持することができるでしょうか。自民党と公明党の連立与党にどのように切り込んでいくことができるか、成り行きを見守りたいと思います。

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