広島に続き栃木でも小学1年生の女子児童が何者かに誘拐され、殺害されるという惨い事件が発生しました。
12月1日午後から行方不明になっていた栃木県今市市の小学1年生吉田有希さんが、翌日の午後2時には自宅から60数キロ離れた茨城県常陸大宮市の山林で変わり果てた姿となって見つかりました。
広島で小学1年生の女子児童がペルー国籍のピサロ・ヤギ容疑者によって自宅で殺害され、ガスコンロの箱に詰められた状態で近くの広場に放置されていたという傷ましい事件が発生したばかりで、逮捕後にようやくヤギ容疑者も自分の犯した容疑を認める供述が出始めた頃、栃木県では同じ小1女児が何者かに誘拐され、茨城県の山林で衣服を身につけず、胸には刺し傷を負い、口からは血を流している姿で見つかったとのこと。あまりにも惨い事件です。
昨年の12月には奈良で小1女子児童が誘拐され殺害されるという事件が発生したことは、まだ記憶に新しいことだと思います。ところが事件後1年で同様の事件が2件も発生してしまいました。
誰もが小学生の登下校に関しては、学校と保護者が連携して安全な登下校についての配慮をしていたと思うのですが、ふとした隙に子どもが悪質な事件に巻き込まれてしまったことは本当に残念でなりません。

この3件の事件に共通することは、
・殺害されたのが小学校1年生であったこと
・女子児童
・下校中のできごと
ということです。

奈良の事件と広島の事件に共通することは、いずれも容疑者が性犯罪歴のある30代の男性であったことです。偶然の一致かもしれませんが、この種の犯罪は容疑者が同じ容疑を繰り返し行うことが少なくはないといわれています。今回はまだ容疑者もわからない状態でなんともいえませんが、同じ線は考えられるのではないかと思います。
小学1年生といえば、保護者としては「もう1年生なのだし・・・」と思いがちですが、子どもの成長をみてきた経験上、子どもたちが小学校に上がった頃のことを振り返ってみると、小学1年生といえば、しっかりしているようでまだまだ無力で弱い子どもです。大人の目がまだまだ必要な時期だといえるでしょう。登校時は子供同士が集団で通えても、下校は学年によってばらばらになりがちです。せめて低学年のうちは、下校時にこそ大人の目やフォローが必要なのではないかと思います。学年や地域ごとの集団下校への取り組みは必要ですね。親が働いている場合は放課後の過ごし方として学童クラブに入れることなども十分に考えるべきかもしれません。
子どもを守ってやれるのは親ということも忘れてはなりません。昔のように「暗くなる前に帰ってきなさいよ」なんて軽く口にできない世の中になったというのはかなしいことですね。
今回の栃木の事件において、現段階では山中で見つかったのが行方不明になっていた吉田有希さんであったことと、殺害されていたということしかわかっていません。早急に犯人が見つかることを心から願ってやみません。
吉田有希さんのご冥福をお祈りいたします。

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