3月の中旬は卒業式のシーズンですね。
今日は女子フィギュアスケートでトップレベルの浅田真央選手がジュニア選手権出場のため卒業式に出席できなかったため「一人だけの卒業式」が行われましたが、我が家でも長男が小学校6年間の過程を終え、無事卒業証書を手にしました。
6年前の4月に式典の行われた体育館で黄色い帽子をもらった日がつい昨日のことのようですが、今日は卒業式を迎え、感慨深いものがあります。
卒業式を迎え、思うことを少し。
さて、卒業式といえば国歌斉唱がつきものですが、3月15日付の朝日新聞で、社説「国旗・国歌 ここまでやらずとも」という文面が掲載されていました。
 桜のつぼみがふくらむこの時期は、卒業式の季節だ。先生や親に感謝し、新しい出発に胸をふくらませる。それぞれに思い出があるだろう。

 ところが、東京の都立学校ではここ数年、ぎすぎすした息苦しい卒業式が続いている。国旗と国歌をめぐって大勢の教職員が処分されてきたからだ。

 私たちは社説で、処分してまで国旗や国歌を強制するのは行き過ぎだ、と繰り返し指摘してきた。しかし、東京都教育委員会の姿勢は強硬になるばかりだ。

 先週末、都立の定時制高校の卒業式で、十数人の卒業生の大半が国歌斉唱で起立しなかった。これを受けて、都教委は都立学校の校長に新たな通達を出した。生徒への「適正な指導」を教職員に徹底するよう求める内容だ。

 生徒を1人残らず国旗に向かって立たせ、国歌を斉唱させる。かみくだいて言えば、それが指導の中身だろう。

 見逃せないのは、今回の指示が職務命令にあたる「通達」であることだ。都教委は2年前にも同じような指示をしているが、その時は「通知」だった。いわば、これまでの「指導してください」が「指導せよ」に変わったわけだ。

 通達を受けた校長は教職員の一人ひとりに職務命令書を出さねばならない。起立しない生徒がいれば、先生が責任を問われ、処分されかねない。

 自分が歌わなければ先生が処分される。そう思った生徒は起立する。それが都教委の狙いだろう。

 先生自身は03年に都教委によって起立や斉唱を義務づけられている。それに抵抗した約300人が処分された。

 都教委にとって、残るは生徒だけだ。しかし、ちょっと待ってもらいたい。

 6年前の国旗・国歌法の国会審議で、政府は「児童や生徒の内心に立ち入って強制するものではない」と繰り返した。

 「起立しない子どもがいたら、どう考えるか」と問われ、当時の文相はこう答弁した。「ほかの人に迷惑をかけない格好で、自分の気持ちで歌わないということはあり得る。他人を無理やり歌わせないとか、無理やり座らせるとか、こういうことはぴしっと指導すべきだ」

 定時制高校の卒業生たちは、他の生徒の起立や斉唱を妨げたわけではあるまい。それでも新たな通達を出した都教委は、生徒の内心の自由などをはなから考えていないとしか思えない。

 昨年、ある都立高校の卒業式で、生徒たちが「これ以上、先生たちをいじめないでほしい」と発言した。その高校では今年、保護者が要望した2階からのビデオ撮影を代表1人に限り、録画テープを学校に預けさせた。学校は「外部へ流出する恐れがある」と説明した。

 学校は何を恐れているのだろうか。保護者がわが子の記録も自由に撮れないとは、なんとも異常なことだ。

 卒業式は最後の授業である。主役は生徒と先生だ。教育委員会の過剰な介入で、大切な思い出を汚してはならない。
朝日新聞の社説がある定時制高校を例にあげているので、また小学校では違うのかもしれないとは思いますが、この社説を読んでいると、靖国問題を外交問題へと発展させた朝日新聞が「何かを煽っているのか?」と、卒業式を終えた今、感じています。社説では「生徒を1人残らず国旗に向かって立たせ、国歌を斉唱させる。かみくだいて言えば、それが指導の中身だろう。」と批判していますが、国旗掲揚と国歌斉唱について、思想や信条の自由に反すると言う朝日新聞の立場から見ればそう考えるかもしれませんね。
この社説を読んだとき、今の卒業式っていろいろなしがらみがあって大変なのかな?と思いつつ、今日は卒業式を迎えましたが、全くそれはなかったですね。
我が家の長男の通う小学校は公立ですが、緞帳には校旗の横に国旗が並び、そして国歌斉唱では、皆が起立し「君が代」を歌いました。実に粛々とした雰囲気でした。別に誰が抵抗するわけでもなく、そして違和感を抱き着席する人もありませんでした。
今日実際に卒業式を迎え、卒業生が主役の実に暖かい雰囲気の式典に参加することができて、感動と感謝を胸に帰宅しました。
式典の始めに「君が代」の斉唱、特に違和感はありません。WBCの日本チームや、サッカーのワールドアップでも選手たちは起立して歌っています。
さて、卒業式の感想ですが、卒業生が78人なので、卒業証書を授与する前にみんなに向かって「将来の抱負を一言述べる」という、企画が盛り込まれていました。長男は「中学校へ進学したら、勉強と部活を両立させ、充実した中学生活を送りたいです」と言っていました。それが一番だなと私も思いました。そして卒業生の「よびかけ」に対して、親は「ふるさと」を歌い答えました。
長男の小学校は卒業生78人のうち12人が私学へ進学するようで、やはり地元の中学へ進学しない子どもさんたちは、本当に感極まって涙していたようです。別れもあり、さびしいものもありますが、新たな出会いへの期待を大きく持って欲しいものですね。
そういえば、親としても小学校の6年間の節目を迎えたんだなと思いました。入学した頃は若かった他の親御さんたちも久々に全員そろった姿を見て、親も年取ったなと感じました。その分、子どもと共に成長したのだと思えれば、顔の皺も人生の年輪だということで・・・。
卒業アルバムを手にし、表紙の裏を見ると、入学した当時の卒業生の顔がありました。中には文集もあり、写真や文面を見ると、6年間でずいぶん成長したのだと感じます。
小学校で学んだ様々なことを糧に、これからも頑張って欲しいものだと感じた1日でした。

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