渋谷廃墟の奥に扉を見つけた、天道と加賀美とひより。その扉の向こうで見たものは実験に使った部屋と「マスクドライダー計画」の資料だった。
「仮面ライダーカブト」第25話の展開は・・・。
「ここは何なんだ?」と驚く加賀美に、「どうやら何かの実験が行われていたらしいな」と部屋の雰囲気を察する天道。部屋の書棚を見て天道は「例えば、マスクドライダー計画」という。
加賀美は、その何冊もある「マスクドライダー計画」の資料の中の「No.1 1971年4月3日〜」と書かれた一冊を手に取った。中を見ると、「戦いの神、ガタックに選ばれし人、加賀美新」とあった。なぜだと愕然とする加賀美だった。
あたりを捜索していると、奥のほうから何者かの声が聞こえた。天道と加賀美はひよりを残して声のする方向へと進んで行った。
シャドウ率いるザビーも天道たちを追って扉の奥へと侵入した。天道と加賀美がなかなか開かない扉に苦戦していると、ザビーとシャドウが天道たちを阻止した。ひとまず退散する天道と加賀美だが、そのとき加賀美はファイルを取り落としてしまう。
変身を解除した影山は加賀美が落としたファイルを拾おうとした瞬間、三島が燃えるファイルを踏みつけた。「三島さん、このファイルは、それにあの部屋は一体?」と尋ねる影山に三島は「お前には関係ない」と突っぱねた。
奥の牢屋には仮面をつけられた誰かがつながれていた。
「思ったより根が深そうだな、ゼクトという組織、そしてマスクドライダー計画」天道はそう思いながら家路に向かった。ひよりはビストロ・ラ・サルの前まで行ったが引き返した。

天道家の朝。樹花は夏休みを満喫していた。天道はスーツ姿に身を固めていた。
「もしかして就職活動?」という樹花に「サラリーマンも悪くない」という天道だった。プールへ行く約束をしている樹花は天道に昼休みまでには帰ってよと念を押した。
機動隊に包囲される銀行へ足を運ぶ天道は、「ここを仕切っているのはあんたか、1分後に突入しろ」と指示をした。その間に、天道はカブトに変身し、クロックアップし、篭城していた犯人たちにダメージを加えた。
「おばあちゃんが言っていた、この世にまずい飯と、悪が栄えたことはない」と余裕で警察に語った。中に入った警察は、「さすが、本庁から来た人は違いますね」と天道を褒め称えた。それは天道が警察の上層部に探りを入れるための工作だった。
現場に来ていた加賀美は天道を見つけた。天道の行動から警察の上層部は必ずZECTと繋がっていると察した加賀美は自分の父がいるため躊躇していた。天道は「俺は俺で動く」といった。
三島は影山に「次の指令だ」と告げた。そしてPCの画面に映る「ソイツはワームだ始末しろ」と一人の女性の画像を見せた。最近ワームが新たな動きをしていると察した影山だが三島は「お前ごときは知る必要はない」と突っぱねる。

黒い喪服の女性4人とすれ違う岬。すれ違った女性は顔にベールをしていたが、それは岬の顔だった。そして、もう一人は三島が影山にみせていた画像の女性だった。

雨の降る中、堤防の橋の下で佇むひより。「どうした、こんな雨の中」と近寄る天道に、ひよりは「ぼくは一歩も前へ進んでいない。渋谷に行っても、結局何もわからなかった」という。
「俺も確かめたいことができた。だが人生なんてわからないことだらけだ」と切り出す天道だが、ひよりは「あのベルトの少年はお前なのか、何時まではぐらかしているつもりだ」と天道に詰め寄る。そのとき、地面からワームがひよりの前に現れた。天道ははカブトに変身して「ひより走れ!」といい、ワームと対峙した。
ビストロ・ラ・サルに岬が現れた。「天道君は来ていない?」という岬に「あいつ、今いろいろ忙しくて」という返事をする加賀美。「確か、彼には妹さんがいたわよね」樹花の名前を聞くと、岬は去っていった。「岬さん?」怪訝な顔をする加賀美に電話が入った。「樹花ちゃんのこと・・・」という加賀美に岬は何も知らないようだ。
すると本部から「田所さんから連絡があったわ、例の作戦を実行するなら今よ」という声は岬だった。店にやってきた岬は別人らしい。

天道家にて。
「おにいちゃんお帰り!樹花は準備オッケーです!」とプールへ行く準備の整った樹花の前に現れたのは岬だった。「あなたが天道君の妹ね」と確認をする岬だった。
「刑事長、彼ですよ」と天道を紹介する刑事。疲れた部長に「事件が解決したのはそんな部長の模範があったからこそ」と部長を褒める天道は「どうぞ、これを入れて身体をいやしてください」と1本のシナモンスティックを胸ポケットに入れた。
その頃、加賀美は岬に手伝ってもらい、田所になりすましZECTの中枢部へ潜入しようとしていた。「車を乗り換えてください、ここからは田所さんだけです」といわれた加賀美だが、岬も連れて行くといい、2人は別の車に乗り換えた。

プールでさっそうと泳ぐ岬(ワーム)は「樹花ちゃんもおいでよ」とプールに誘う。樹花を狙う岬(ワーム)だったが、そのプールには神代も泳ぎに来ていた。岬(ワーム)は邪魔に入られたようだ。

天道は署長に近づくことができた。スプーンから滴るスープをとっさに別のスプーンですくう天道の気配りに署長も「鋭い上に機敏で気がつく」と評価した。
車で連れられた加賀美と岬だが「あなたは田所さんじゃありません、拘束します」と身元を見破られる。包囲された加賀美はガタックに変身した。

その頃影山は画像の女性を探していた。すると「私を探しているのはお前か」と画像の女性が現れた。女性は影山の名前もザビーとしての存在も知っていた。影山はザビーに変身し、ワームと貸した女性と対峙した。

その頃、加賀美は包囲されるシャドウに対してキャストオフし、撃たれる弾を両手に持った刀で避けた。
「邪魔をするな!」というガタックはシャドウをかわして奥へと進む。「お前は」というガタックの前にいたのは三島だった。

ワームと戦うザビーの前に風間が現れた。「誰かと思えばいい気味だ」という風間だったが、ドレイクゼクターが飛んできたため「わかったよ、風はどんなヤツにも吹く。たとえどんないやなやつでも」とドレイクに変身し、ザビーの闘いに加わった。

天道は署長に連れられ警視庁へ入ることができた。
黙って進む天道の前に現れたのは加賀美の父だった。
その頃、泳ぎ疲れた樹花は岬(ワーム)と一緒にタクシーに乗っていた。横断歩道で信号待ちをしていたひよりはそのタクシーを発見。中にいる樹花と岬を確認したが、岬がワームであることを気付き、樹花の危険を察した。

警視庁で警視総監にすれ違った天道は腕組をしていた、「君、総監の前だぞ」とうろたえる署長を前にした天道に、警視総監である加賀美の父は「いいんだ、彼は息子の友達だ、元気にしていたかね」という。「まさか警視総監だったとはな」と天道は「35年前の招待リストに名前を書いたのはあんたか」と尋ねる天道。
「んー、何の招待リストかな?」という加賀美の父に、天道は「マスカレードだ・・・仮面舞踏会」と言った。

【今回の見どころ】
・エリアXの扉の奥で発見したマスクドライダー計画の資料
・35年前の資料にあった「加賀美新」の名前
・エリアXの牢獄に繋がれる「仮面をつけた謎の人物」
・影山を操りつつもその理由を明らかにしない三島
・警視庁に侵入し、ZECTの中枢を探ろうとする天道
・天道とは別行動で同じ目的を持ち、ZECTの中枢部に入る加賀美
・黒い礼服の謎の女に化けたワーム
・岬に化けたワームが樹花をさらう目的は?

【感想】
今回は、30分間に謎を詰め込んだ展開となっていますが、見ごたえはありました。
「マスクドライダー計画」は35年前から行われていたことは、「仮面ライダー」で本郷猛がショッカーに拉致され、改造人間にされて、悪の組織ショッカーと戦う敵となってしまったことを髣髴させます。
なぜ、「加賀美新」の名前があったのか、なぜZECTは「マスクドライダー計画」の資料を保存しているのかは、今後、明らかになっていくことでしょう。
天道は警察とZECTが繋がっていることから警視総監に会うことで謎を突き止めようとし、そして加賀美は田所に成りすましZECTの本部へと入ろうと試みました。
「マスクドライダー計画」の謎の解明と平行して、礼服の女性に化けたワームの謎、そして岬に化けたワームが樹花を狙うのは何故か?ということも謎でしたね。
今回は、神代剣が「飛び込みに関しても極める男」として登場、岬ワームの邪魔をしました。そして、久々にドレイク風間の登場。前半の総集編といったところでしょうか。

個人的には、今回気になったのは牢獄の中で繋がれた仮面の人物・・・あのシーンは、女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発する中、捜査に 行きづまったFBIが元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターに示唆を受けようとし、牢獄に詰めた「羊たちの沈黙」を思い起こしました。牢獄に詰められた人物はレクター教授のように何か知っているのでしょうか。今後、どのように関わっていくのかが楽しみです。

では、また次回。


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