渋谷廃墟では、ひよりが一人イラストに着色していた。その後姿を見て、ニヤリとした表情を浮かべる間宮麗奈。なんと、ひよりの背中からは緑色の羽が生えていた。
「仮面ライダーカブト」第31話の展開は・・・。
カブトとガタックが戦う中、スコルピオワームは既に正気を失い襲いかかってくる。そんな中、クロックアップしたハイパーゼクターの衝撃波に全員が飛ばされてしまった。
あたりを見回すカブトはハイパーカブトの姿を見た。「そうか、あいつが」とつぶやくカブトだった。

「剣、どこだー!」
加賀美は神代を探していた。しかし、神代はじいやのリムジンの後ろで疲れた表情を見せている。そして何も知らないようだった。そしてじいやも「ご安心ください。坊ちゃまは何も心配しなくていいんです」というだけだった。

ZECTの本部では三島が誰かと連絡を取っていた。
「そうか、警備を厳重に保管しておけ、決してヤツらには気付かれるな」と指示をしている。そこへ、「ヤツらとは私たちのことか」と間宮麗奈が現れた。
「ついに完成したようだな、ハイパーゼクターが」という間宮麗奈に、三島は密かに隠そうとするが、早くも麗奈に気付かれてしまったようだ。麗奈は「しかし、惨めなものだな、既にハイパーカブトが現れたということは、やがてハイパーゼクターはカブトにうばわれるさ」という。「そこまでわかっているなら、それを阻止しろ」と言う三島に、間宮は「まずは、あの女を使う」という。

天道は1枚の写真を眺めていた。同じ頃、ひよりも1枚の写真を眺めている。その写真の子どもは違えど、両親は同じ顔をしていた。

ビストロ・ラ・サルにて。
「いつもの」と天道が現れた。「たまには手伝え」と、微笑みながらいうひよりだった。天道はひよりに賄だけでなくメニューを店に出してみてはどうかと提案する。それをひよりも素直に応じた。そして天道家で料理を教わる約束をした。

そば屋にて。
「おじさん、いつもの」と岬がやってきた。そこでは神代が腕を振るっていた。「ミサキーヌに喜んでもらおうと思って俺が作った」というメニューは伊勢えびのてんぷらそばだった。
「愛情の押し売りは迷惑。それに私はかけそばしか食べないわ」と岬は怒って店をでた。その様子を見ているじいやのもとに加賀美が「すいません、ちょっと」と呼び止めた。
加賀美は「あのいいにくいんですけど。俺、見てしまったんです。剣がワームになるのを」とじいやにいう。しかし、じいやはありえないという。「お姉さんを仇だと思っているワームこそあいつ自身なんです」という加賀美に、じいやはサングラスをかけると「神は時おり残酷な選択をされます」と全てを見通しのようだ。

天道はひよりシェフデビューのために、あっと驚く料理を考え、買い物に出ていた。しかし、そのときカブトゼクターがショッピング袋を奪っていく。どうやらワームが現れたようだ。

ついにミサキーヌが好んでくれそうなそばをみつけた。という神代。そこへ加賀美がやってきた。「なんだ、お前もかけそばを食べに来たのか?」という神代。
「それ、うどんだぞ」と言う加賀美に「ウ・ドーン!」と驚く。加賀美はそれよりもお前に話があると、神城を連れ出し、弟をワームに殺されたことを告げる。神代は姉をワームに殺されたことをいい、全てのワームを倒し、加賀美の弟の仇もとると約束する。神代にワームに襲われたことを覚えているかと尋ねる加賀美だが、神代はしっかりと覚えていた。加賀美が「実は、お前の言うその仇と言うのは・・・」といおうとしたところで、ワームが現れたとの連絡が入った。加賀美と神代は現場に向かった。
田所と岬はカブトがワームと戦う間モニターでずっと見続けている。そうやら脱皮の瞬間のデータがほしいようだ。

天道家では、樹花が掃除をしていた。天の道を行き樹と花をいつくしむ少女、天道樹花。
そこで1枚の写真をみつけた。「これ誰だろう・・・」と樹花にはわからない様子だ。
そこへ、ひよりが天道家を訪ねてきた。あいにく天道は留守でひよりは樹花が塾に行っている間、一人で待つことに。ひよりは樹花がテーブルに置いた写真を目にした。そして、「どうして、僕の両親が・・・」と驚く。

ガタックとサソードは2人でワームを倒した。神代は加賀美を友として認めたようだ。「友情に勝る財産はない」と加賀美に告げて去っていった。
「まだ、カブトが戦っているわ、向かって」といわれ、加賀美は天道の元へ向かった。すると、カブトがおぼれる男性をライダーキックでしとめた。それはワームで最後の1体だった。
変身を解除した天道に加賀美は「お前に聞きたいことがある」という。

ひよりが歩いていると、間宮麗奈が目の前に現れた。
「日下部ひより、もう一度お前の身体を調べてみたい」という間宮に疑問を持つひよりだが、間宮は「おまえ自身が一番よく知っているはずだ」といい、間宮はワームと化し「もっと完全に目覚めさせてやろう」という。

加賀美は「ワームを殺すとき、ためらったりしないのか?」というが、天道は「相手がワームなら、俺は非情に徹する。そして倒す」と容赦なく強気だ。加賀美は神代のことを相談できないと悟った。

ひよりは森で1枚の写真を手にして木下で座っていた。天道がひよりに声をかけると「この写真を見たんだな、お前の両親によく似ているが、他人の空似だ」という。
「僕の体、変なんだ。この間の女に言われた。僕はワームだって」というひよりに、そんなわけがないという天道だが、そこへ間宮が現れ、ひよりがワームであることを天道に告げる。信じない天道の前で間宮はワームと化した。そして多数のワームもその場に現れた。天道はカブトに変身してワームと対峙した。そして加賀美もガタックに変身して援護する。

三島は、牢屋に繋がれた一人の男を眺めている。
「お前、それで生きているといえるのか」という。そして、「もはや憎しみで言葉を忘れたか。哀れだな」と続けた。
「我々の勝利を導くハイパーゼクター。その検体になることを誇りに思え」という。その言葉を聴き、叫ぶ男だった。

カブトとワームとの闘いは続いた。木の陰で隠れるひよりだった。
ひよりは「おかあさん、僕を守って・・・」というと、目の前に多数のワームが現れた。「おかあさん・・・」と緑の石を両手で胸の前で持って念じると、ひよりの体を緑色の光が覆い、そして向かい来るワームを跳ね飛ばした。
それを見て驚くカブトとガタックだが、さらに、ひよりの体からは羽が生え、そして緑色にかわっていった。
やはり、ひよりはワームだったのだ。その姿にうろたえるカブトだった。

【今回の見どころ】
・ひよりは実はワームだった。
・ハイパーゼクターの完成とそれがいずれはカブトのものになるという間宮麗奈
・ひよりの持つ写真と天道の持つ写真の両親が同じである
・神代がワームであることを気にかける加賀美
・神代がワームであることを全て見通しているじいや
・兄弟をワームに殺されたということで、加賀美を友人として認める神代
・牢屋に閉じ込められた男がハイパーゼクターの検体に
・ミサキーヌのために、そばを食べ歩く神代が食べた「ウ・ドーン」

【感想】
今回は、ひよりが実はワームだったということが特筆すべき点でしょう。間宮麗奈が過去にもひよりに近づいていたときから怪しいと思っていましたが、緑の石に念じたときに、ひよりの姿がワームと化したシーンは衝撃的でした。
また、ひよりが持つ家族の写真と天道が持つ家族の写真は、子どもは違えども両親が同じという点も、今後、なんらかの謎が解明することでしょう。
せっかく心が打ち解けてきた天道とひよりですが、この驚愕の事実を知って、今後、この2人の謎がどのように解き明かされるかが気になるところです。
さて、三島が話しかけていた牢屋に繋がれた男性ですが、いずれはハイパーゼクターの検体となるようです。この男とZECTとの関係、そして登場人物との関係も今後解き明かされるでしょう。
ちょうど「仮面ライダーカブト」として折り返し地点にきたわけですが、まだまだ謎はつきませんね。
では、また次回。

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