「ウルトラマン」シリーズなどで知られる映画監督、実相寺昭雄さんが11月29日深夜、東京都文京区の順天堂大医学部付属順天堂医院で逝去されました。
享年69歳。
では、実相寺昭雄監督を偲んで手短に。
まずは、本当に急なことで驚いています。
つい10月初めまで、自らの特撮番組をリメークした新作映画「シルバー假面(かめん)」を撮影。11月20日には完成試写会に姿を見せていた実相寺監督でしたが、10日も経たないうちに急逝とは・・・。

実相寺昭雄さんといえば、「ウルトラマン」をはじめ、「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」などの特撮ドラマを演出されたことで有名です。
特に印象深いのは、1967年に放送された『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」ですね。この演出で、モロボシダンとメトロン星人がちゃぶ台を囲んで対話するという独特の演出はウルトラシリーズの中でも後に語り続けられるほどの作品となっています。
また、2005年に放送された『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」でも実相寺昭雄さんが演出を手がけ、あのちゃぶ台シーンや夕焼けの中で対峙するメトロン星人とウルトラマンマックスが対峙する演出が施されていました。なんとも摩訶不思議な世界観は実相寺昭雄さんならではと思います。また、第22話「胡蝶の夢」は実相寺さんの自己を投影したい気持ちが伝わるような秀作でした。

映画監督として個性あふれる作品を残された方としても有名です。「帝都物語」・・・なつかしいですね。
昨年は、直木賞作家・京極夏彦のデビュー小説「姑獲鳥の夏」の映画化を手がけ、ミステリーに独特の世界観を投影。舞台の芝居を映画出撮影すればこうなるという表現を独特なカッティングで展開されました。
まだ60代でまさかの逝去にただただ驚くばかりです。
「シルバー假面(かめん)」の公開を待たずして亡くなられ残念です。
故人のご冥福をお祈りいたします。

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