2006年の大晦日に放送された「第57回NHK紅白歌合戦」の視聴率が発表されました。
ビデオリサーチの発表によると昨年の平均視聴率は以下のとおりとなりました。

一部19:20−125分間   二部21:30−135分間※いずれも( )内は前回
関東地区:30.6%(35.4%)・39.8%(42.9%)
関西地区:28.5%(32.0%)・37.6%(39.4%)
2006年(第57回)は、第1部で1990年と並び過去最低、第2部でも2004年に次ぐワースト2位という結果です。
日本の各地域における詳しいデータは、ビデオリサーチのサイトで(コチラです)。

さて、昨年大晦日に放送された「第57回NHK紅白歌合戦」は『愛・家族〜世代を超える歌がある〜』をメインテーマに、世代を超えて日本の歌謡曲を心から楽しんでもらえるよう、「あたたかい紅白」を目指し、番組作りがなされたようですが、結果は前回を下回る結果となりました。

2005年(第56回)は“スキウタ”を掲げて、年代を問わず幅広く楽しめるようにと、みのもんたさんを起用し、長期低落傾向の紅白の視聴率が1、2部とも7年ぶりに前年を上回りましたが、2006年(第57回)は、前年比で第1部で4.8ポイント、第2部で3.1ポイントといずれも大幅にダウンです。
ちなみに、民放各局が同時間帯に放送した主な番組(関東地区)では、TBS系が恒例の日本レコード大賞に代えて放送した「K―1プレミアム2006史上最大の祭典Dynamite!!」の第2部が19.9%と健闘したほか、フジテレビ「細木数子のニッポンの大みそか」が10.3%、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」が10.2%という結果となっています。

かつてはエンターテインメントとして君臨したNHKの紅白歌合戦ですが、今やテレビが一家に一台という時代ではなくなり、見たい人が見たい番組を見る時代となっています。エンタメ性も、歌番組に求める時代ではなく、スポーツ、お笑い、そしてバラエティーとジャンルにも幅が出ています。結果として紅白離れは仕方のないことなのではないかと思います。
また、昨年はDJ OZMAがサプライズを起こすのでは?と放送コードギリギリのパフォーマンスに期待と不安が入り混じりながらも注目されていました。本番では「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」で一緒に踊っていたダンサーたちの裸踊りに見間違えるようなボディースーツの衣装の件でNHKに苦情が750件入り、サプライズは結果的には「凶」と出てしまいました。
天下のNHKとしては頑張ったつもりだったのでしょうけれど、DJ OZMAがどんな歌を歌っているかを知らないお年よりは腰を抜かしたことでしょう。また、子どもと一緒に一家団欒テレビを見ていた家庭では固まってしまったのではないでしょうか。OZMAが歌い終わったあとには会場も引いていましたし、この結果を受けて今年の年末は紅白を見ないという人もでてくるでしょうね。

NHKの紅白歌合戦のプロデューサーの不祥事から早3年。信頼回復のために「変わろう」としているNHKがどんどん墓穴を掘っていく昨今、「歌合戦」ということを考えるならば、「演歌の時間」「POPSの時間」「アイドルの時間」などと分けるなど、ターゲットを絞った番組展開も必要かな?と思う次第です。だらだら時間さえかければいいというものではありません。また、ジャンルがシャッフルした歌番組は見る側も集中力に欠けてしまいます。

個人的には、受信料は支払ってますが、このような番組づくりには使ってほしくないですね。
NHKにはエンタメは不要だと思うので、「紅白歌合戦」は、もう限界だと思います。

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