ホンダが自動車レースの最高峰、F1世界選手権シリーズから撤退へ。
12月5日、ホンダ技研工業は本社で記者会見を開き、F1から撤退することをすることを正式発表しました。チームは年末までに新たな出資者が見つからなければ解散するとのこと。
金融危機の煽りを受け、景気後退でホンダの業績も悪化。年間予算が400億円以上といわれるF1チーム運営のための資金提供が負担となり、撤退を決めたようです。
米国でのリーマンブラザーズの破綻などに代表されるサブプライム問題に端を発した金融危機をきっかけに、損保・銀行など金融業界が窮地に陥っています。それらに伴う信用危機も重なった世界的な景気低迷のため、企業のスポーツ活動にも大きな影を落とすことになっています。

ホンダはF1に1964〜68年まで単独チームで参戦。1983年から1992年にエンジン供給の形で参加し151戦中69回優勝するなど好成績を収めていました。その後いったん撤退した後、2000年にはエンジン供給を再開。2006年に再び単独参戦するも、ここ3シーズンは優勝1回にとどまるなど低迷していました。

F1参戦によって実績があったとしても、この不況ではクルマが売れないという時勢となっています。日本では、いすゞ自動車がトラックやエンジンを製造する藤沢工場と栃木工場で働く派遣従業員と期間従業員の全員計1400人の契約を12月末で解除することを決定するなど、世界的な自動車販売不振によって窮地に陥っています。

原資のない中でのF1レースの参加は、身を細めるだけと判断したことでしょう。
F1ファンにとっては、残念な話だと思いますが、チームに対しては新たな出資者が見つかり、レース参加が継続できればいいのですが…。

本当に不況を感じさせますね。

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