「おくりびと」「つみきのいえ」の2作品にオスカーが!
米映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞の発表・授賞式が現地時間の2月22日(日本時間23日)に行われ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に。また、藤久仁生監督の「つみきのいえ」が短編アニメーション賞に選ばれました。外国語映画賞の受賞は日本人監督作品は初めてで、短編アニメーション賞の受賞も1956年度の第29回にこの賞が独立した賞になって以来、初の日本作品が受賞となりました。
日本の2作品にオスカーが与えられるとは栄誉なことですね。

外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の監督である滝田洋二郎氏はインタビューに以下のように答えています。
 −−今の気持ちは

 「日本人は、いや世界中どこでも同じだが、死を忌み嫌う傾向がある。企画をいただいたときは不安だった。しかし、実際に(映画で扱っている)納棺師の仕事をみて、これはやらなければいけないと感じた。また、主演の本木雅弘さんが本当にのめり込んで演じてくれた。今日の賞の半分は本木さんのものだ」

 −−米国で認められたということについては

 「映画は言葉を超えるということを実感した。この映画は死を扱っているようで、実は人間がどう生きていくのかということを扱っている。その意味で、人間の普遍的な感情を描けたと思う」

 −−他の有力作品をおさえて名前が呼ばれたときの感想は

 「信じられなかった。これまでアカデミー賞でノミネートされた日本映画はほとんどが時代劇だった。その意味で、現代物が認められたことはたいへんうれしい」
米国の方の日本の映画のイメージといえば、黒澤明監督の作品に代表される時代劇、いわゆる「ちょんまげ」「侍」というものだと思いますが、今回選ばれた「おくりびと」は、死に関わる仕事についてや亡くなられた方のその人となりや家族について描かれたことが日本の映画界にとってもこれまでにない世界観を提供してくれました。また、海外の方々にとっても既成概念である日本映画=時代劇を覆す突破口となったのではないかと思います。

短編アニメーション部門でオスカーに輝いた「つみきのいえ」に関しては、この作品が受賞するまで知りませんでしたが、こうして世界的に日本の作品が認められたということは喜ばしいことですね。
本当におめでとうございます。

【関連記事】
・Yahoo!ニュース『<米アカデミー賞>「おくりびと」「つみきのいえ」同時受賞』(毎日新聞)
・Yahoo!ニュース『 「賞の半分は本木さんのもの」 「おくりびと」滝田監督会見 』(産経新聞)

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