91e55192.jpg映画「社長」「駅前」シリーズや舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」などで親しまれ、戦後の映画、演劇など芸能界をリードしてきた大御所・森繁久弥さんが老衰のため逝去されました。
享年96歳。
ここで、森繁久弥さんについてふりかえってみます。
森繁久弥さんは、1913年5月4日 大阪府枚方市生まれ。
早稲田大学商学部に在学中から演劇活動を始め、中退後、下積み俳優として東宝劇団、古川緑波一座などを渡り歩かれました。
1939年、NHKにアナウンサーとして入局し、旧満州の新京中央放送局に勤務。
戦後、新宿の「ムーラン・ルージュ」などの舞台に立った後、映画の世界へと活動の場を変えます。「
映画では「三等重役」「夫婦善哉」や「社長」「駅前」「次郎長三国志」シリーズなどに出演し、人間味あふれる独特の森繁節で幅広い支持を受け、人気俳優として活躍されました。
映画での活動後は舞台活動に力を入れ、「屋根の上のヴァイオリン弾き」のテヴィエや、「佐渡島他吉の生涯」の他吉などを演じられました。
中でもミュージカル「屋根の上のヴァイオリン引き=森繁久弥」と印象付けるほどの役となり、20年に及ぶロングランとなりました。
1960年には自ら作詞・作曲して歌った「知床旅情」をヒットさせました。文筆では「アッパさん船長」など数多くの著書を世に送り出し、多才ぶりも示しました。
1991年には文化勲章受章され、日本映画俳優協会や日本喜劇人協会の会長、日本俳優連合名誉会長なども務められました。

森繁久弥さんの死因は、老衰とのこと。
自分が知っている森繁久弥さんは「映画の人」というよりも、既に大御所という感じでした。
森繁久弥さんは晩年、「体は思うように動かないが心は現役である」というコメントを残しています。
ご自身としては、気持ちはまだ芸能界にあったんですね。
晩年は天気のいい日は散歩や観劇に出掛け食欲も旺盛でフォアグラやステーキ等の肉料理を平らげ、ホットブランデーを愛飲するという元気な日々を送っていたそうです。

今日11月11日付の新聞朝刊の第一面では「森繁久弥、死去」と、大々的に報じられていました。
森繁久弥氏の存在の大きさを感じますね。
11日に葬儀が執り行われ、家族葬に近い密葬形式で送られたとのこと。

残念ですが、老衰は仕方のないことですね。

故人のご冥福をお祈りいたします。


*最後まで読んでくださってありがとうございました*
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