小沢氏による天皇陛下の政治利用か?
天皇陛下と12月14日に来日する中国の習近平国家副主席との会見が、1カ月前までに申請するルールに合わないまま決定しました。鳩山由紀夫首相が中国の習近平国家副主席と天皇陛下の会見を『特例』として実現するよう指示したものですが、この件については宮内庁に危機感が広がるばかりではなく、与野党内からも与野党内から「天皇陛下を政治的に利用しようとしている」とする批判の声が相次いでおり、波紋を広げています。
時事通信によると
 鳩山由紀夫首相が中国の習近平国家副主席と天皇陛下の会見を特例的に実現するよう指示した問題について、13日のテレビ朝日の番組で、与野党から批判の声が相次いだ。
 渡辺周総務副大臣(民主)は「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾だ」と指摘。「やめていいなら、今からでもやめた方がいい」と、会見中止も検討すべきだとの考えを示した。副大臣が首相を批判するのは異例。
 社民党の阿部知子政審会長は「(会見は)特例でも認めてはいけない」と強調。国民新党の亀井亜紀子幹事長代理も「象徴天皇制は国の基本で、きちんと(しなければならない)」と語った。
 


宮内庁の羽毛田信吾長官はこの件について、各国平等に行ってきた皇室の国際親善が簡単に“政治利用”されることへの強い危機感を持っており「二度とあってほしくない」と不快感を表明しています。

SANKEIEXPRESSによると
■小沢氏→首相の指示

 宮内庁によると、中国政府からの会見申し入れは11月26日に外務省を通じて伝えられた。しかし、宮内庁は2005年以降、陛下が高齢な上、前立腺がんの手術を受けたことを理由に、会見に応じる前提として1カ月前までの申請を厳格に求めている。このため、宮内庁側は翌27日、「(1カ月前という)ルールに照らして応じかねる」と返答した。

 その後、今月7日に平野博文官房長官(60)から宮内庁の羽毛田(はけた)信吾(しんご)長官(67)に「ルールは理解するが、日中関係の重要性にかんがみてぜひお願いしたい」との要請があり、10日には「総理の指示を受けての要請だ」との前提で指示があった。このため、「宮内庁も内閣の一翼を占める政府機関である以上、官房長官の指示には従うべき立場」(羽毛田長官)として、受け入れることにしたという。

 関係者によると、中国側は「ルール違反」を認めながらも、王光亜外務次官(59)が今月初め、北京市内で日本大使館幹部に「会見が実現するかどうかの一点に習副主席訪日の成否はかかっている」と要求した。小沢氏も8日ごろ、鳩山首相に電話で「会見はやらないと駄目だ」と申し入れ、首相が9日に平野氏に会見が実現できないか検討を指示したという。

 ■宮内庁「心苦しい」

 平野氏は11日の会見で「要人が来るので、お会いできないかと(陛下に)お願いするのは政治利用でも何でもない」と強調。鳩山首相も記者団に「1カ月を数日間切れば、しゃくし定規で駄目だというのは、国際親善の意味で正しいことなのか。賓客が来られた時の判断であり、政治利用ではない」と述べ、批判にはあたらないとした。しかし、羽毛田長官は11日の会見で、「心苦しい思いで陛下にお願いした。こういったことは二度とあってはほしくない。大きく言えばそういうこと(政治利用)だ」と述べた。

 習氏は現在、中国共産党党内序列6位。12年には胡主席を含む政治局常務委員9人のうち、習氏と序列7位の李克強(りこくきょう)副首相(54)を除く7人が引退するため、胡主席の後を継ぐ最有力候補と目され、最近は「顔見せ」のため外交活動も本格化させている。

 中国側は小沢氏のことを「日本のトウ小平(とうしょうへい)」(最高実力者)とみなし、鳩山首相ともども大の親中派ととらえている。人治の国である中国からみれば、この2人を通じてルールを曲げることなど、取るに足らないことと判断しても不思議ではない。しかし、中国側に言われるままに無防備に要求に応じた政府・民主党の姿勢は、勇気に欠けると批判されても言い訳はできまい。
天皇陛下は前立腺がんの治療をされており、天皇陛下への面会を希望する際は、1カ月前に文書で申し込むといういうルールがあるにもかかわらず、1ヶ月前に調整しなければならないところを、急遽ということになったようで、天皇陛下のお体に様子もそっちのけで、このような約束をするとは・・・って感じですね。
鳩山首相の友愛もここまでくるとちょっとどうかと感じますが、それよりも民主党内での小沢氏の力関係がより鮮明になったという気がします。
やめてほしいですね。

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