世界的指揮者の小澤征爾さんが、食道がん治療のため6月までの半年間、活動を休止されます。
昨年末の定期健診で早期のがんが見つかり、治療に専念されることになりました。
小澤さんは1月7日、東京都内で記者会見を開き「先生の言うことを聞いて治療に専念し、半年以内に戻ってきます。人間ドックを受けて本当に良かった」とコメントしています。
asahi.comの記事によると
 会見に同席した主治医によると、1週間ほどさらに検査をし、今後の治療方針を決めるという。

 会見で、がんと聞いた時の心境を聞かれた小澤さんは「う〜ん、わからない。研究もしたことないし。今は全然平気で、僕、鈍感なのかなあ」などと冗談を交えて笑顔で答えた。しかし半年の活動休止に話が及ぶと「仲間、お客さん、ウィーンの人たち、みんなには本当に申し訳ない」と気遣った。今後については「東洋人が西洋の音楽をどれだけやれるか、実験をこれからも続けていきたい」と話した。

 小澤さんは今夏までウィーン国立歌劇場の音楽監督だが、今月予定されていたオペラ「フィガロの結婚」など残る任期中の公演はキャンセルする。音楽顧問を務める水戸室内管弦楽団の公演など、日本での公演もすべてキャンセルするが、8〜9月に予定されているサイトウ・キネン・フェスティバル松本には予定通り出演するという。

 小澤さんは06年にも気管支炎や帯状疱疹(ほうしん)などの理由で病気療養し、公演を降板している。昨年6月にはパリで椎間板(ついかんばん)ヘルニアなどの治療を受けていた。
事務所によると、小澤氏は6月までの国内外の公演をキャンセルし、治療に専念する。昨年末の定期健診で初期の食道がんが見つかったためで、今後、手術の可能性も含めて治療計画を立てるという。

 10年SKF松本は8月10日〜9月10日に14公演が行われ、小澤氏はオペラやオーケストラ公演などで指揮をすることになっている。
食道がんは早期に見つかると治療も困難ではないようです。
小澤さんの場合は、定期健診でわかり、初期の段階であったそうです。

ちょうど2年前、私の父は食道がんで亡くなりました。
食道がんであることがわかったときには既にステージ4で末期がんでした。食べ物の通りが悪くなり食欲がなくなったこと、肝機能も悪化していたこともあり、取り返しのつかないことになってしまいました。
人間ドックを定期的に受けていれば、このようなことにはなっていなかったかもしれません。

いろいろと病を抱えていらっしゃるので、指揮は精神力と体力も要しますので、ゆっくりと休んで半年後には元気な姿を見せてほしいと思います。

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