河口容子の「世界」日記

こんな状況下では海外旅行などまだまだ、ましてや修学旅行なんて、という感じでもありますが、(公財)日本修学旅行協会の竹内理事長が「ブルネイ・ダルサラーム~教育旅行訪問国としての可能性~」という視察報告を日本アセアンセンターのHPに寄せられています。

https://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20200421/

ブルネイの概要はこちら https://www.asean.or.jp/ja/tourism/guide/brunei/guide/

私自身は2度ブルネイに日本アセアンセンターから専門家として派遣された経験があります。ブルネイに関するエッセイやブログをまとめたものが
ブログ「夏休み特集 (5)ブルネイ」
http://blog.livedoor.jp/ysworth2000/archives/51979939.html
です。

日本人が知っているのは「石油成金のお金持ちの王様の国」であることと、天皇陛下の即位礼で主賓として招かれたのが同国のボルキア国王で、同行されたマティーン王子がカッコイイと話題になったのが記憶に新しいところですが、日本から近いASEAN諸国にありながらまだまだ知られていない国です。

おすすめポイントは鉱物資源が豊富かつ人口が少ないことから豊かで平和な国といううらやましい状況になっていること、ASEANの中で最も厳格なイスラム教の国という日本とまったく違う国であることです。しかも清潔で事件など起こらない安全な国です。

ボルネオ島という熱帯雨林の中にありながら都市の良さも兼ね備えています。街中がディズニーランドのようにきれいなのも特徴です。言語はブルネイ語(マレー語)ですが、英語教育も行き届いており、ブルネイ語、英語、アラビア語で表記されますので特殊言語の国ほどは苦労はしないと思います。


昨日から6月に入り、全国各地で悪疫退散を祈願する花火が打ち上げられました。「Cheer Up!花火プロジェクト」と呼ばれ、全国の花火師が協力し世界に希望と元気を届けようというものです。

日本の夏の風物詩の代表格が花火でもあるのですが、歴史的な記録に残る最古の花火は両国の花火だそうです。江戸時代に大飢饉で多くの餓死者が出て、さらに疫病が流行し大きな被害がありました。幕府が慰霊と悪病退散を祈る水神祭を行い、両国橋周辺の料理屋が花火を上げたことが両国の川開きの由来とされています。

今年はコロナ禍により花火大会が次々と中止になり、東京オリンピックも延期となり、一番ショックなはずの花火師たちが自腹を切って夜8時から5分だけ、各地で160社以上が参加して夜空に大きな花を咲かせてくれました。人が集まるのを避けて場所は公表されませんでしたが、Twitterには各地から写真や動画が続々とUPされました。

日本人がそれぞれの場所でそれぞれの思いを持って見上げた花火。みんながひとつの空の下に生きていることを意識させた瞬間であったように思います。印象に残る投稿は医療従事者の方のもので「医療従事者は必死に見知らぬ人の命を救っていますが、家でじっと我慢をしていた人たちはもっと多くの命を救っていると思います。皆さん、ありがとうございます。」というような内容です。たしかに医療従事者たちは自らを危険にさらし、目の前の命を救っていますが、自粛している私たちは目に見えない多くの命を救っていることにもなります。こうしたお互いへの感謝の気持ちはほんとうに美しいと感じます。

米国では警察への抗議デモから暴動や略奪にまで発展しているのとは対照的で、日本人には相手を思いやるやさしい気持ちの持ち主がいかに多いかわかります。

5月29日は航空自衛隊のブルーインパルスが医療従事者への敬意と感謝を表す飛行を東京の上空で行いました。私の自宅は飛行ルートの真下ではないのですが、近くの駅まで散歩に行ったついでに母と駅の屋上から見ました。写真や動画では子どもの頃から数えきれないほど見ているのですが、肉眼ではどんな大きさに見えるのか興味しんしんでした。

この駅の屋上は庭園となっており、駅の利用者や近隣住民の憩いの場所で手入れの行き届いた植栽がお気に入りのスポットとなっています。ここにも続々と人がつめかけていました。小さな子どもを抱っこしたお母さん、家族に手を引かれてやって来たかなり高齢の方などなど、誰ひとり知っている人はいませんでしたが、同じひとつの空に下に生きていることを実感できました。

ブルーインパルスは戦闘機のパイロットから選抜され、たしか3年交替です。高度な技術を持ち命がけで国土を守ってくれている人たちの象徴でもあります。病院の屋上からも医療従事者たちからの拍手が送られていました。まさに「お互いにありがとう」。

7月23日には各都道府県で一斉に竹あかりが点灯される「みんなの想火」プロジェクトが行われます。
「いつか日本全国が同じ根っこでつながったひとつの竹林のように、しなやかで強く、たくましくなるように。日本中に志あるたくさんのたけのこが芽吹くように。」という想いです。

いろいろなイベントを通じ絆を感じることができる日本人。もちろん感じ方はそれぞれ、意見もいろいろあるでしょうが、「共感」が力となるのも日本人の長所でしょう。

今年4月にブログ JETRO動画”「今こそEdTech」英国で見た!世界の最先端教育””のご紹介
http://blog.livedoor.jp/ysworth2000/archives/52003326.html
そして今月の JETRO動画”「今こそEdTech」世界が認めた日本の教材とは?”
http://blog.livedoor.jp/ysworth2000/archives/52004488.html
の第3弾が今回の動画で、ロンドンで開催されたGlobal EdTech Statup Awardをめざした日本のスタートアップ企業Sportipを取り上げています。

同社はつくば大と共同研究をしており、AIを活用して身体の動きを解析、アドバイスするアプリを開発しています。スマホで撮影しクラウド上で解析を行うので身体にセンサーをつける必要がなく、コーチの経験や勘に頼ることなく、誰でもパーソナル・トレーナーを持つことが可能になります。

アスリートだけでなく、学校の体育や部活で運動センスが特にすぐれていない子どもでも効率よく動けるようになるようです。

超高齢化社会で健康の維持・増進のため運動を始める大人が多くなりましたが、アスリートになるのでなくてもやはり「うまくなりたい」「勝ちたい」という気持ちはあるはずです。それが満たされれば一層運動が楽しくなりますし、精神面でもプラスに働くと思います。リーズナブルな価格で利用できれば市場はかなり大きいと感じます。

動画 JETRO動画”「今こそEdTech」コーチはAI!スポーツ市場を革新する” (9分40秒)
https://www.jetro.go.jp/tv/

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