サッカー日本、Wカップ初戦勝利おめでとう!!
やってくれましたね。岡田監督の表情も晴れやかになりました。よかった!!
さてさて、楽器には意思があると思わされることが、時々あります。
今回もそうでした。
例によって、あるリサイクルショップへぶらぶらとリサーチに出かけました。
古着やら楽器コーナーやら、ひととおり見終わってからジャンクコーナーへ。
最近はこのジャンクコーナー目当てで通う方もたくさんいらっしゃる。
オーディオ製品ならそれなりの技術があれば再生可能な物もあるし、少し型が古くなった懐かしい機種に出会えたりするのもこのコーナー。
先日もカセットで多重録音ができたティアック244という懐かしい製品が出ていた。
デジタル録音が当たり前の今では過去の産物となってしまったのだ。
でも僕はずいぶんこれを使って録音をしていたので懐かしさのあまり、買ってしまおうか!とも思ったが、やはり今では使えない。
なにしろカセットテープがない。
そもそも、デジタル家電なんかは製品の入れ替わりが激しいので、よほど新しくて程度が良くないとリサイクル品としても販売が難しいようです。
そんなわけでジャンクコーナーも見逃せないものが出ていたりするのです。
そして、一昨日のこと、そのようにジャンクコーナーを歩いていると、あるギターが僕を呼び止めたのです。
僕が行くことを待っていたかのようにそこにいたのは「オベーション」。
いつからだろうか、僕が行くのを待っていたという感じ。
思わず手にとって見ると、うれしそうにギターが笑ってくれました。
依然、知り合いから預かってしばらく弾いていたものと同じタイプ。
ただし、年代が古いのかピックアップがついていません。
どうしてジャンクコーナーにあったかというと、胴の部分にひび割れがあるためと書いてある。
見てみると確かにひびが入っているが、どうやら塗装部分だけのよう。
本体の木は大丈夫!
さっそく試奏させてもらったら、音もしっかりしてなかなかの響き。
オベーション特有の低音の張りもある。
なによりもギターが見つけてもらえたことを嬉しがっているのがわかる。
即決で購入を決め、わが家へ持ち帰り磨きをかけてみると、よみがえったように美しく輝いた。
オベイションのホームページで調べてみると1977年の9月から1978年の4月の間にアメリカで制作されたものであることがシリアルNOから判明した。
僕がデビューした時期と重なる。
なんだか不思議な縁を感じた。
いったいどんな人生(?)を歩んで、あのジャンクコーナーに流れてきたのだろうか?
まだ立派に役割を果たせるギター。
しばらく一緒に旅をしてみようと思う。