2018年06月20日

たくさんの曲を弾きましょう!



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 6月10日は、板橋ステップのアドバイザーをお引き受けしました。昨年に続き2回目です。時期的にコンクールの課題曲が多く演奏されましたが、中にはこちらが驚くほど完成度の高い演奏をされる方もいて、コンクールという競争の要素が、普段の演奏力以上の力を引き出してくれるのは間違いない、と感じました。

 それはそれとして、毎年この時期になると、自分の子供時代も同時に思い出します。中学2年生まで好き勝手に独学で弾いてきたので、コンクールというものはまるで無縁で育ちました。それによって大切な基礎を十分磨かないまま大きくなってしまいましたが、譜読みだけは山のようにしていました。今、自分の生徒と比べても、その点だけは負けていない気がするので、人並み以上の力はあったように思います。

 いま現在、15年近くの指導経験を通して、ようやく楽譜の読み方、弾き方が少し分かってきた気がします。そしてそれに輪を掛けるように、過去に遊び弾きで大量に読んでいた譜面が、思いもがけず色々な場面で結びつくようになりました。作品の時代的特徴だったり、作曲家の癖だったり、違う作曲家の作品でも意外な共通点があったりします。その閃いた瞬間は、本当に面白い!時に興奮します!倉庫の奥に何十年と眠っていたものが、意外なほど重要な宝だったような気分。恐らく生徒を指導することで幅広い視点が持てるようになり、それによって過去の記憶が時空を超えて生き生きと繋がったのかもしれません。

 そう言う楽しみ方もあると言うことを、ピアノを学ぶ皆さんにもぜひ知ってもらいたい!

* * *

 ピアノをお子さんに習わせる目的は、色々あると思います。子供がピアノに興味を示している、ピアノを弾けるようになってほしい、音感を身につけさせたい、音楽を人生の友としてほしい(ん?どこかで聞いたような言葉…)、ピアニストにさせたい、などなど。
 親御さんがこの時にイメージしているのは、未来の姿。でも、実際に習い始めるとなかなか上手くいかなかったり、コンクールの成績に一喜一憂しすぎたり、のめり込んだり…。すると、現在しか見られなくなり、最初に思い描いていた未来の姿なんていうものはすっかり忘れてしまっている。音楽は対自分との関係なのですから、その人その人でもっともっと自由で良いと思うのです。
 
 ピアノを「人生の友」にできるかどうかは、譜読みがある程度できて、あらゆる音形が手に蓄積されていることが大切です。(よくジャズとクラシックの融合と言われたカプースチンの作品が弾きにくいと言われるのは、クラシックを学んできた人が、これまでそう言う音形に手が馴染んでいなかったことが原因の一つでしょう)

 ぜひ末長くピアノを楽しむためにも、たくさんの曲を演奏され読譜力、初見能力を磨いていくことをオススメしたいと思います!

yu_ai2 at 12:19|PermalinkComments(0)投稿者:裕 | 音楽

2018年05月30日

ピティナステップ広島西に行ってきました

 5月19、20日と広島西ステップのアドバイザーを務めてきました。二日間とも10時間の開催、たくさんのピアノを聴きました。そして何種類かのコンクールが近く行われると言うことで、その課題曲が次々に演奏されていきました。

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 今回は3回のワンポイントレッスンをしました。全て連弾。公開の場での10分レッスンは、普段のレッスンとは全く意味あいが異なります。演奏の改善点を瞬時で見抜いて指摘する(←受講生のため)とともに、そこから他の曲へも応用が効くようなポイントも織り交ぜる(←他の参加者や客席にも練習方法を持ち帰っていただくため)ように心がけています。
 どのような演奏をするのか音を聴くまで分かりませんし、公開ですからなかなかスリルがあります。今回は皆さんとても良く演奏されていたので、焦りました。うまく伝えられたかな…。

 とても基本的なことですが、全て違う視点から以下のような内容をお伝えしました。

 1組目はヘミオラのリズムや、モティーフの長さによって音の流れや歌い方が変わる。クライマックスへの高め方。
 2組目はスタッカートの弾き方について、音の幅(音程)によって微妙にタッチや時間が変わるようなお話。リズムの面白さ。
 3組目は転調や調性で色を変える、連弾の掛け合い、バスの重要性について。

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 アドバイザーの先生方とステーション代表の沢田菊江先生と記念写真。沢田先生とは、生徒が広島に転校になった際にお世話になったことがきっかけとなって、今回お呼びしてくださいました。人とのつながり、出会いはいつも思いますが面白いものですね。

 これだけピアノを聴くとさすがに耳も身体も疲れてきましたが、それ以上にピアノが弾きたい気持ちが上回ってきます。我ながら本当にピアノが好きなんだなと思います。ショパンのソナタ2番の名演に刺激を受けて、帰宅後に早速練習を開始しました。

 こちらに広島メイプルステーションのレポートが掲載されています。

yu_ai2 at 12:06|PermalinkComments(0)投稿者:裕 | 音楽

2018年05月17日

クレメンティのソナチネ

 先日、小3になる息子たちの通うピアノ教室の発表会が無事に終わりました。
 
 曲はクレメンティのソナチネ1楽章。双子1号がOp.36-3と、2号がOp.36-4。これらの曲はピティナのB級(小学3,4年部門)課題曲の定番ともなっていて、この年代の子供達が取組むのに相応しいレベルだと認識されています。

 でも実際のところ、ちゃんと弾きこなすのはかなり難しい。稀に恐ろしく指回りの良い子がいたりもしますが、大抵の子たちは細かい音符が滑ったり、くっ付いたり…。昨年、コンクール課題になったOp.36-4の1楽章も、生徒たちは大変苦労しましたし、今回の息子たちも本番に間に合わないのではとヒヤヒヤするほどの転びっぷりでした。

 だからこそ、と言うのでしょうか。このような曲をコンクールや発表会などのステージにのせることによって、普段のレッスンだけでは到達できないレベルにまで高めて、一段上のテクニックを身につける、と言う考え方もできると思います。今回は、そこの成長に期待しました。

 僕はレッスンのため実演を聴くことができませんでしたが、ビデオを見てみると多少のリズム的なヨレや走りはあるものの、よく頑張って弾いていたように見えました。あまり器用な子たちではないので、ここに至るまでには先生や日頃確認している愛先生には、ご苦労やイライラもあったように思います(苦笑) ただ、指回りは少し成長したような気が……します! ん? う、うん…うん

 今年は2月にピティナステップ、4月にここの教室発表会で連弾、今月は息子の教室発表会でソロと連弾を披露し、なかなか演奏活動が忙しかったです(笑)

連弾

2018年05月14日

ピティナ新曲課題曲募集事業

 1ヶ月以上前のことですが、4月13日に来年度以降のピティナ・コンペティションの新曲課題曲候補を選出する2次審査が行われました。1次の譜面審査をクリアした作品が、今度はピアニストの先生たちによって実際に演奏されて、課題曲としてふさわしい作品かどうか更に踏み込んで審査されます。

 今回も昨年に引き続き、演奏者と指導者という立場で、1次の譜面審査から関わらせていただきました。日本最大規模のこのコンクールで、多くの子供達が長期間かけて練習していくのですから、やはりしっかりとした作品で勉強してもらいたいと、強く責任を感じています。
 実はこの事業、10年以上前から演奏で携わってきました。演奏者としては、作曲家の先生方が作った作品の初演ということなりますから、直接の打ち合わせから本番演奏まで緊張感も半端ないです。演奏が悪くて、審査に影響したらどうしようという不安も、当時は持っていました。

 最後の講評でもお話しましたが、「演奏」で参加したのがこの審査会の最初の出会い、その数年後、選出された作品を生徒に「指導」するようになり、近年は譜面を「審査」する立場、そして息子たちもそれらの作品を「演奏」できる年齢・レベルへとなりました。自分の息子たちに弾いて欲しいかどうかも考えるようになりました。あらゆる角度から見ても、僕にとってとても重要な機会となっています。

 選出された曲は、課題曲選定委員会で改めて検討されて本採用となるので、課題曲として選ばれるまでには、いくつかの段階を経ている、ということですね。

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2018年05月04日

第13回ピアノ発表会終了しました

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 13回目(13年目となる)当教室のピアノ発表会は先月4月22日に終了いたしました。諸事情により出演できなくなった生徒が2名いましたが、出演者は41名となりました。この日は、ホール近くの幹線道路が事故の影響で大渋滞となり、開演前は気持ち的に落ち着きませんでした。でも、何とかなるものです。

 参加してくれた生徒の皆さん、サポートしてくださった保護者の皆様、ご来場いただきました皆様にここで厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!

生徒のお母様がデザインしてくださったプログラム。顔写真、演奏コメント、この一年の賞歴など12ページにわたる豪華なプログラム。

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 愛先生は今は育児中のため、ほとんどの生徒を僕がレッスンしています。一堂に会して集合写真を撮った時に、その多さに我ながら驚いてしまいました。

 ダイジェスト映像ができました。



 どの生徒も頑張っていますが、特に中学生以上の皆さんの頑張りに、小さい子たちは大いに刺激を受けているようです。一体この中学生たちは、いつ勉強していつピアノの練習をしているのか、発表会後に話した小学生のお母様の言葉を借りれば「この中学・高校の皆さんは学校から帰宅した後、どのように過ごしているのか、スケジュールをお聞きしたい」と。僕も聞いてみたいです!

 連弾12組、ソロ39人の演奏、13時開演で終演は19時前と長丁場となりました。最後まで残ってくれた生徒たちとは恒例のラフな集合写真。毎年、正式な集合写真と、以下の写真はレッスン室に大切に飾っています。

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 発表会が終わると、コンクール希望者は課題曲の譜読みに入ります。近年、予選の日程が少し前倒しになってきているようで、すでに締め切りになっている予選地区も多くなってきていて、追い立てられます。夏が終わるまでは、まだまだ気が抜けません。

 レパートリーに対する考え方は、ますます強く思うことがあり、やはり発表会とコンクールでは、できるだけ曲が被らないように生徒たちには取り組ませています。このお話は、また次の機会に改めて書いてみたいと思います。

yu_ai2 at 14:17|PermalinkComments(0)裕&愛 | レッスン

2018年04月12日

第13回当教室ピアノ発表会のお知らせ(2018.4.22/成増アクトホール)

 あと10日ほどになりましたが、4月22日(日)に13回目となる発表会を開催いたします。場所はいつもと同じ成増アクトホールで12:45開場、13時開演となります。

 今回は幼児〜小学生が21名、中学生〜大学生までが20名と面白いように半々となりました。中学受験や入学がピアノの一つの節目と言われている中で、教室の理念・個性を生徒たちが僕らに代わって、しっかりと伝えてくれたように感じて嬉しく思っています。

 当日のスケジュールです。

 13:00 開演・連弾
 13:40 小学生ソロ(21名)
 15:10頃 集合写真・休憩
 15:40 中学1・2年生(10名)
 17:00 中学3年〜大学生(10名)
 18:30 終演

 ※多少の順番入れ替え・時間変更・飛び入り講師演奏(?)などがあるかもしれません。

 以下プログラムです。クリックで拡大します。

 どうぞ生徒たちを温かく励ましていただきたく、ご来場お待ちしております!
 なお来年2019年は練馬文化センター小ホールで4月14日(日)に開催が決まっています。これまでの中では最も豪華なホールです。

チラシ2018

yu_ai2 at 13:02|PermalinkComments(0)裕&愛 | レッスン

2018年03月06日

課題曲説明会など

 かなり久しぶりの更新です。

 先日3/2、浜離宮朝日ホールでピティナ課題曲説明会デュオ部門の講師を、3年ぶりに務めさせていただきました。先輩デュオのドゥオールさんが、基本的なことを(僕たちが伝えようとしているものまでも!)すべてお話されているので、手短に進めさせていただきました。のちに、eラーニングで日本全国の先生方にインターネット配信されると思うと恥ずかしく、そして変なことを喋っていないか心配でもあります。
 今年もピティナの季節がやってきたな、と感じますが、まずは4/22の発表会が終わってからです…。その間に、学生コンクールの課題も発表になりますね。

課題曲説明会1

課題曲説明会2

課題曲説明会3

* * *

 その2週間前2/17は、息子たちのピティナステップ。両親に聴いてもらうために日立での参加。今回は二人とも同じ曲でインヴェンション1番と、シューマンのこどものためのソナタ1番を演奏しました。前回は緊張で本領が発揮できなかった長男が、今回は男を見せました。
 アドバイザーの鈴木弘尚先生とは、かれこれ10年以上の付き合いとなり、今も年に数回生徒たちをレッスンしていただいています。トークコンサートを聴いた息子たちも「パパより上手!」と感激していました(;'∀')

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鈴木弘尚先生と

* * *

 3男は1月で1歳となり、全く病気にもならずにこの冬を乗り切りました。双子の小さい頃もそうでしたが、本番の日に、もし子供が病気にでもなったら演奏のお仕事はどうなってしまうのか、という不安。本番一週間前あたりから、家族全員の体調管理には演奏並みの神経を使っています。

 そして僕は、あっという間に年を重ね40歳となりました。指導面では幼児〜音大生・一般の方まで、かなりいろいろな方がいらしていて、その幅広さには我ながら面白いと感じています。基本的には小学生の導入、そして中学高校のしっかりとした基本的な指導に重点を置いていきたいと思っています。

アドバイスレッスン
昨年末のステップでのワンポイントレッスン。こんなポーズをしていたんだと驚いていますが、気に入っています。何を伝えていたんだろうか…。

yu_ai2 at 15:48|PermalinkComments(0)裕&愛 | 音楽

2017年11月10日

門下卒業生のコンサートのお知らせ(11/29 カワイ表参道)

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この教室を卒業した生徒の安野美咲ちゃんが、大学で同期同門の飯塚健之介さんとジョイントコンサートを行います。
◆東京藝術大学 ランチタイムコンサート 2017 in 表参道

 2017年11月29日水曜日 12:00-12:45
 カワイ表参道 コンサートサロン パウゼ

 今日は二人でチラシを持って来てくれました。ちょっぴり(?)演奏もしてくれました。ステキな演奏がお部屋に鳴り響いて、同じピアノなのに普段なかなか聴けないような音を引き出してくれて、楽器も嬉しそうでした。

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 藝大の一年生はこのコンサートに出演することになっているようで、月数回ずつ12回に分けてピアノ科の全員が演奏します。

 僕も楽しみに伺います!ぜひ若きピアニストを応援していただければと思います。

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yu_ai2 at 13:56|PermalinkComments(0)投稿者:裕 | 音楽

2017年08月28日

ピティナが終わり、学生音コン始まる

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 今年もピティナ全国が終わりました。今は育休中の愛先生の生徒も、僕がほぼレッスンしているので、通常のレッスンだけでも凄い人数になります。

 そんな中でも、そんな中だからこそ、というべきなのか、幸運にも恵まれC級1名、D級3名が全て本選第1位、B級と連弾初級Aも1名1組ずつ全国大会に進みました。次から次へと決まったD級の快挙には、本当に驚きました。B級とC級でベスト賞をいただきました。
 この教室の小学校高学年〜中学生にかけては本当にピアノが好きな生徒が多く、やる気に満ち溢れています。まるで、音楽の神様からのご褒美のようでした。教室生徒の大半も、本選においても優秀賞等の入賞を果たしてくれました。

* * *
 
 上の文章は、メモで書いておいてブログにアップしようとしているうちに、日にちが経ってしまいました。あっという間に今日は学生音コン中学生の部。生徒の一人が何とか予選を通過しました。とても良い感じで演奏していたのですが、最後でかなり大胆なミスをして落ち込んでいました。これもまた幸運に恵まれたのでしょうか。

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 しかし、中学生は難しい時期です。ショパンのエチュードを操るにはやや幼さがあり、ましてやバッハと二曲合わせて完成度高い演奏をする人は、2グループ計18人聴いても一人もいませんでした。

 せっかく掴んだチャンス、本選ではしっかりとした演奏ができるようにフォローしていこうと思います。昨年は小学生と高校生の2名が全国大会までいきました。最高峰レベルの成長を小中高とそれぞれに経験できて、生徒たちに感謝です。

2017年07月25日

ピティナステップ板橋地区

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 7月8日、5ヶ月ぶりのピティナステップ・アドバイザー。この板橋地区、今回が発足第一回目の開催で、記念すべき初回に担当できたことを光栄に思いました。しかも、地元です!

 コンクールシーズンですから、いっぱい度胸試しに集まるかと思いましたが、意外にもステップ初デビューの子供達が多かったです。この付近のピアノ学習者の新しい発表の場として、積極的に活用されたのかもしれません。(この付近の先生方は、この地の開催を首を長くして待っていた?) これからの発展にますます期待の高まるステップでした。

 大嶺未来先生のトークコンサートも、とても素晴らしかったです。ピアノを弾くフォームが安定していて美しく、音楽もしなやか。自分も頑張らないと!

 講評では、音楽は「愛とお酒」という尊敬するN先生の言葉を紹介した上で、小さな子たちには、音楽は「思いやり」とお話ししました。2回目の講評では、弾ける弾けないに関わらず、関心が向きにくい「ハーモニー」について。また、次の機会にも内容を深めてお伝えしたいと思います。

 今後、ステップは11月に甲府でアドバイザーとトークコンサート、12月には上野でアドバイザーを予定しています。上野は例年、音高音大の受験曲や試験曲が並ぶので戦々恐々でもあり、楽しみでもあり。

yu_ai2 at 06:24|PermalinkComments(0)投稿者:裕 | 音楽

2017年07月12日

2つの若いコンサート

先々週、先週と2つのコンサートを聴きました。

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 6月30日。愛先生の音大時代の恩師、鷲見加寿子先生の門下生コンサート。後半から聴かせていただきましたが、最初は昨年のピティナB級で金賞を受賞した小3の女の子。3月の受賞者コンサートのショパン・ワルツも驚きましたが、今回はドビュッシー「子どもの領分」から3曲を、確かなテクニックで表現力豊かに演奏していました。その後も国内外のコンクールで華々しい受賞経験を持つ小学生と、音大、院生が続きました。
 藤田真央さんのベートーヴェン/ソナタ32番。10本の指それぞれがみんな違う音色を持っているんじゃないか、と思わせるほどの響きのマジック。クライマックスに向かう迫力や勢いで興奮した経験は数あれど、ここまで音色で興奮した経験は初めてかもしれません。


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 7月6日。藝大附属高校のアカンサス コンサート。初めて行ってみました。藝大の敷地内だと聞いていたので、あまり場所も確認していなかったのですが、なかなか門が見当たらず焦ってしまいました。

 生徒主体で作られている雰囲気のコンサートに感じました。普通高校だった僕には、何となく文化祭のバンド発表の雰囲気と重なり、当時ドラムを叩いていた時の青春(?)の記憶が戻ってきました。

 一組一組、熱心で温かい拍手に見守られて、皆さん素晴らしい演奏を披露していました。高校から音楽に真剣に向き合い、突き進んでいける環境のすばらしさ。漲るエネルギーをいっぱい浴びて、こちらも心が浄化された気分になりました。

 音楽で行く覚悟を決めた生徒を、専門の音高や音大に送り出すのも僕の使命なので、学校の雰囲気を味わえて良かったです。

yu_ai2 at 12:45|PermalinkComments(0)投稿者:裕 | 音楽

2017年06月22日

芸高公開実技試験

 18日(日)は、上野の奏楽堂で芸大附属高校の公開実技試験があり、昨年に引き続き生徒の演奏を聴きに行きました。今年も多くのお客さんが入っていて、一般の皆さんの関心の高さがうかがえました。

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 岡安千尋ちゃんは、小学5年生の頃から教えています。以前からとても上手でしたが、特に芸高に入ってからの成長は、目を見張るものがあります。この教室の生徒たちもファンが多い!
 彼女が演奏したのは、ラフマニノフ/ショパンの主題による変奏曲Op.22。よく演奏されるソナタ2番よりも演奏時間が長く、ヴァリエーションの種類も多いので、多彩な音楽性と圧倒的な技術が求められ、演奏される機会はあまり多くありません。最初にこの曲を選んだ時にはビックリしたのですが、若さとエネルギーというのは恐ろしいもので、真っ向から立ち向かって精一杯演奏している姿に、いろいろな思いも重なり演奏中はずっと感動していました。

 しかし、みんな恐ろしく良く弾きます!圧倒されました。

* * *

 9月には、水戸芸術館で「茨城の名手・名歌手たち」に出演します。曲はリスト/ハンガリー狂詩曲2番!カデンツは当日のお楽しみ、でしょうか(笑) 僕もこの舞台には、10数年前に2度出演しました。自分も年齢を重ねてきたのだなぁ、としみじみとします。ぜひ聴きたい!という方は、ぜひご連絡ください。チラシはこちらにありました。

 下は昨年の学生音コン全国大会の時のもの。東京大会本選1位、全国大会3位と聴衆賞である横浜市民賞を受賞しました。全国大会は終了後に審査員の先生方からご講評をいただける機会があるのですが、(お母様のお取り計らいで)保護者代わりに付き添ってお話伺えたのは良い思い出です。

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2017年06月21日

いろいろな体験

 あっという間に6月も後半になってしまいました。ピティナも本格的に始まりましたね。

 ある程度、指導経験を踏んできたことで、面白いお話をいただくことが増えてきました。

 6月3日は、公私ともに大変お世話になっている高木早苗先生の発表会「苗の音楽会」に、音大・音高生を含む生徒数名を出演させていただきました。保谷のこもれびホールはとても素晴らしく、見学に行った愛先生も感激していました。ぜひこの教室の発表会でも、利用してみたいと思いました。

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 この日は、プロのビデオ業者による収録もありました。発表会が終わって一ヶ月半しか経っていませんが、ほとんどの生徒が新曲を含むプログラムを準備して演奏してくれました。ビデオの完成が楽しみです!

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チェンバロ

 18日は日本を代表するチェンバロ奏者、曽根麻矢子先生によるレッスンとコンサート。その最初に「チェンバロを弾いてみよう!」という企画がありました。開催の迫った時期に、知り合いの方から紹介を受け、ちょうどシンフォニアを勉強している二人の生徒に声をかけました。半音近く低い調律に戸惑ったようですが、チェンバロの説明や実演もあり、貴重な経験となったようです。

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 これから、音大・音高のオープンキャンパスや体験レッスンなども、いろいろな場所で予定されています。知らないというのは、もったいないことばかり。自分でどんどん調べることも大切ですね。

2017年05月04日

生徒たちの憧れの存在

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 出会いあれば、別れあり。

 教室12年目の今春は古株の生徒たちが立て続けに卒業していきました。中1から大学2年までまる7年指導してきたYちゃんもそのひとり。その間、勉強もさることながら、部活やサークル活動にも積極的に励み、ピアノも毎回しっかり練習して通ってきていました。とにかく何をするにしても、高い意識を持って取り組む、素晴らしい生徒でした。

 ピアノの道に進む人が上手いのは、ある意味では当たり前。Yちゃんは勉強とピアノの両立を見事にこなしながら早稲田大学に進学。ピアノ演奏も趣味を超えたレベルであることから、毎回の発表会では両立に悩む年下の生徒たちや親御さんから憧れの存在でした。先日の発表会後に、Yちゃんに話しかけたという小学生の生徒のお母様は、(理由が良く分からないけれど)思わず二人で泣いてしまった、と後日聞きました。

 最後のレッスンではお母様も挨拶に見え、親子共々感極まったところがあったのか、涙涙のお別れとなってしまいました。ここまでピアノに対して深い思いがあったことを嬉しく思うとともに、それに応えるだけのレッスンができたかどうか、反省してしまいます。この日のレッスンはベートーヴェンのソナタOp.110、1楽章。曲が曲なので涙腺を刺激されるのをぐっと堪えて、何とかアドバイスしました。大学サークルでの演奏会が近々2回予定されています。
 
 この7月から一年間、ヨーロッパに留学するとのこと、僕らが心配しなくても、大きく羽ばたき活躍していくことでしょう!落ち着いたらまた、ピアノを弾いて聴かせてくださいね!

 今の教室に引っ越して、5年目。それ以前のレッスン室を知る生徒もほぼいなくなりました。彼らが卒業し、新しい幼児や児童と出会う。その間には、僕ら自身も双子と三男に恵まれました。

 教室10年目以上に、新しい雰囲気を感じさせる12年目。卒業していった生徒たちと同じように一緒に成長していきます!がんばるぞ

2017年04月27日

第12回当教室ピアノ発表会、無事終了しました

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 4月22日(土)成増アクトホールで行われたピアノ発表会は無事終了しました。
今年は14名が初参加で、幼児1名、小学生22名、中学生13名、高校生3名、大学生2名、合計41名と過去最高となりました。(当日、病欠が2名出てしまったのは残念でした。4月も後半だというのにインフルエンザ恐るべし、です)

 以下、ダイジェスト映像です。



 今回は初めて、プログラムを生徒のお母様にデザインしていただき、B5サイズ12ページの冊子を印刷業者で作りました。これまでプリンターで1000枚近くカラー印刷していましたが、その手間が省けて楽か(?)というと、人数分の写真やコメントを整理するのが、なかなか大変でした…。(デザインはもっと大変だったと思います)

プログラム

 また、ちょっとしたこだわりですが、家からピアノ椅子を持ち込みました。音高・音大生もいるし、背付き椅子よりも演奏会らしさが出るかと思い、後半から使用しました。これに慣れておけば、外国のコンクールでも困りません。普段使っている椅子に、生徒たちの歴史を刻んでくれる、本番という特別な舞台での「気」が宿ってくれると、愛着がますます湧くように感じます。狭い車に何とか押し込んで持ってきた甲斐(?)がありました。

 最後の3人です。

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いかがでしょうか。

終演後は、残った人たちで集合写真、昨年から気に入って撮影しています。レッスン室にも飾っています。
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2017年03月25日

ピティナ入賞者記念コンサート

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 3月20日第一生命ホールで行われたピティナ入賞者記念コンサート。息子たちと生徒の応援で行ってきました。このコンサートは過去にも取材や生徒の出演で行きましたが、以前よりもお客さんがグッと増えピティナの集客に対する素晴らしい努力が伝わりました。演奏会をする上でこれが最も大変で頭を悩ますところ。ここで演奏できた出演者の皆さんは、大きな思い出になったように感じます。

 第2部トップバッターを務めた石井めぐみちゃんも、落ち着いてこの大きな舞台で堂々と弾ききりました。課題はいろいろありますが、もともと教えられないような部分でセンスの光るものを持っている生徒なので、普段のレッスンでもあまり指導しているという感覚がありません(^^;; 演奏後のインタビューまでバッチリでしたね!

 余談になりますが、トークコンサートをしていると、演奏中に次の話のことが頭をよぎってしまうことがあります。前もって内容を考えていたとしても、です。その切り替えがうまくできずにトークコンサートに苦手意識を持っている人も少なくないように思います。今回の出演者は、そのような不安など全く感じさせないほどの安定感でした。

 全国大会の金賞や銀賞の皆さんですから、当然素晴らしかったのですが、個人的には古海行子さんの大胆な表現力に惹き込まれました。皆さんのこれからが楽しみです!

2017年03月22日

第12回当教室ピアノ発表会のお知らせ

 一年で最も大きなイベント、発表会のプログラムが決定しました。都合により多少の変更が生じる場合もあります。入場無料、会場でお待ち申し上げます!

 おおよその予定は、下記の通りです。

 2017年4月22日(土) 成増アクトホール

   13:00−13:30 【第1部】連弾

   13:30−14:40 【第2部】ソロ(幼児〜小4)

   14:50−16:05 【第3部】ソロ(小5〜中1)

   16:10−16:30  集合写真 & 小休憩

   16:40−17:55 【第4部】ソロ(中2−大学)

   18:00−18:30 【第5部】音高・音大生

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クリックで拡大します。


2017年03月19日

青は藍より出でて藍よりも青し

 東京藝術大学附属高校から同大学ピアノ科に無事合格を果たした教え子の安野(あんの)美咲ちゃんが、先日お母様とご挨拶に来ました。

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(ウチの三男を抱っこしてもらっています😃)

 彼女は小1の2006年1月に入会した最も古い生徒の一人で、僕らも外国のデュオコンクール受験に区切りをつけ、自宅教室を開講した直後の出会いでした。子どものコンクールのこともよく分からないまま、むしろ生徒からシステムを教えてもらうような形で、ピティナコンペ指導に挑戦したことを思い出します。(その数年後から僕たちもピティナで数多くの仕事をするようになりました。)

 昔から音に対する感受性が強く、反応も早く、演奏で人を惹きつける能力に恵まれていました。この教室では絶えず先頭を駆け抜け、年下の生徒たちからもいつも憧れの目で見られる存在でした。
 彼女が挑戦するものは、僕らにとってもいつも未経験。それでもピティナやショパンコンクール in asiaに出れば全国大会入賞を決め、記念受験とばかりに学生音コンを受ければとんとんと全国大会まで勝ち進んでしまう。
 その時に弾いたヘンデルのシャコンヌも思い出深い曲ですが、やはり僕にとっては発表会で中1で挑戦したショパンのエオリアンハープが強い感銘とともに心に残る演奏でした。
 そして藝大附属高なんて雲の上と思っていた受験も、毎日8時間以上の練習を繰り返して合格しました。



 進路に悩んだ時期もあったし、レッスンがスムーズにいくことばかりでもなかった(?)のですが、このように音楽の道に飛び込んで来てくれたのは本当に嬉しいものです。僕らも彼女とともに、ここまで成長してきたと言えます。
 
 この世界では、これからが深い音楽へのスタートラインと言えるかもしれませんね。ずっと見守り、応援していますよ!

2017年03月01日

日立ピティナステップ

 先月2月18日は生まれ故郷でもある日立市でピアノステップがありました。ご一緒しました寺北香苗先生、宮本聖子先生、ステーション代表の小西裕美子先生やスタッフの皆様、ありがとうございました!夜遅くの打ち上げまで楽しく過ごしました。

 この日は10〜19時半まで、幼児から大人までの演奏をじっくり聴かせていただいた上に、トークコンサートも担当しました。曲目は、シューマン=リスト「献呈」とショパン「舟歌」。指導では口ばかりが猛突進していきやすいのですが、自分がステージに立つと音楽に向き合う謙虚な姿勢を再確認できます。

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 第2教室の日立で指導を始めて10年近くになりますが、この地のピアノレベルはどんどん上がってきているのを実感します。教え子も大きくなってきているので、僕の演奏に小さい頃は羨望の眼差しだった子たちも、今はおそらく演奏力がしっかりバレて(笑)しまいます。そんな恐怖も味わいながら、汗だくで演奏しました。「献呈」はステージ初出し、偶然にも今年のF級の課題に入っていますね。

 音高生や受験生などの生徒を見ていると、その課題に全身全霊を注ぎ、数えきれないレッスンと試演会が準備され、ちょっと羨ましく思ったりして…。ピアノは、一人だけで弾いているのと、そこに先生や家族でも聴き手として一人加わるだけのとでは、演奏の出来が全く変わってしまいます。だから、「聴いてもらう」ということが、成長や仕上げの段階ではとても大切なことです。その辺の調整に失敗して、ヒドイ演奏になってしまった経験もあ、り、ま、す。(汗)

 それと同時に日々の練習で、もっともっと積極的にレパートリーを増やしていかないと決意を新たにしました。

2017年02月10日

今年初の投稿です!

 2017年も2月になってしまいました。(汗)

 年末年始とピアノ雑誌系の取材や原稿書きの仕事がありました。

 数年前に引き続き、新しい防音室をショパン1月号で取り上げていただきました。一つ目の部屋とは全く違う雰囲気で作りたかった思いを、施工会社さんがしっかりとくみ取って作ってくださいました。
 ピアノ演奏指導を職業にしている以上、設備投資はこれからも可能な範囲でしっかりとしていきたいと思っています。

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 こちらはムジカノーヴァ2月号。「連弾」特集の中で、僕は数ページに渡って連弾と指導のポイントを書いております。

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 1月16日は友人でもあり公私ともにお世話になっている高木早苗さん、大嶺未来さん、加藤真一郎くんとピティナ本部で座談会を行いました。普段家に籠っている僕と違って、留学経験も豊富な皆様のお話はとても刺激的でした。僕は余計な話ばかりしていて、内容がないよう…なんちゃって。
 15時から2時間の予定でしたが、その後、飲み会へと発展して結局22時過ぎまでぶっ通しで喋っておりました。楽しかった〜!

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 3月にはピティナコンペティションの課題曲が発表されますが、その中から連弾課題曲の分析を3曲アナリーゼ楽譜に掲載していただきます。作曲家のような分析にはとても敵いませんので、演奏者目線としてのコメントが中心となっています。

 また、忙しい日々がやってきます!