ロフト席亭、平野悠の何でも見てやろう

ロフトプロジェクト代表、平野悠のBlog

2017年に

『元日の深夜思うこと・・・」

今年は・・・

自分の歴史の中で一番美しい年に、時に、瞬間にしたい。

みんな自分のことでいっぱいだ。

私ももう70歳をとおに過ぎた。
何事にも終わりがあることを覚悟して生きるしかない。

一方で長生きし過ぎた。自分の老いた姿を見たくない。

頑張らない私、あるがままに歳をとって行く私。なる様になって行く私、
そのうちいいことある。
死ぬのも悪いことばかりじゃない

何事にも終わりはある。それまでは辛抱。弱音ははかない
そのうちいいことある。
死ぬのも悪いことばかりじゃない


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老いらくの恋






1時間前

「歳をとると男には楽しいことは何もない」

私も70歳になった。仕事も引退して悠々自適の生活に入り・・・そんな時好きな人がいなければ人生は生きるに値しないということに気がついた。

<妻と子供を愛しているならそれで充分じゃないか>

そんな言い草は私には通じないと思った。
せっかく築き上げた家庭をこわすなんて愚の骨頂だ・・・そんなこと誰だって思っているさ。
でも愛人が欲しいと思った。

誰だって自分を支えてくれる愛情が必要だ。それを配偶者が支えてくれるのだろうか?保証してくれるのだろうか?

不倫は罪悪なのか?
不倫は会っては別れまた必要でまた会う。

船(ピースボートセカイ一周)の中では特に何もする事がない。団体行動の嫌いな私は囲碁をするか本を読むかデッキに行って海を見るか音楽を聴くか、公共スペースを徘徊するかしかない。

誰とも口を聞きたくないときが多い。ともすれば過去を回想して行く。

妻でない女を連れて来ている輩は何組もいた。

海の色に溶け込んだブルーのワンピースが身震いするほど、6月の淡い陽を浴びて綺麗だった。

「何でもないのに涙が出る程きれいです。」
インド洋に沈んでゆく真っ赤な夕焼けに照らされている彼女に
私は独り言の様にそう言って小さく笑った。

彼女は少し驚いて私の顔を見た。

もうコーヒーは冷めていて冷たい苦さがここち良かった。
毎晩毎晩やって来る寝るまでの時間が苦痛だった。
しばらくして私がそういうと彼女は満面の笑みを浮かべありがとうといった。

あの時突然胸がキューンとなってどうしていいかわからなくなった。
人を好きになるなんてそんなことじゃないですか?
そういった途端私は彼女に恋をしているということを強く感じた。

そんな風に後先考えずに喋って見たかった。

12月の風が強い日、彼女の友達から電話があった。彼女が死んだことを知らされた。

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