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ロフトプロジェクト代表、平野悠のBlog

2020年07月

「コロナ狂騒曲その−27 サザン誕生秘話〜出るか爆弾発言」

「コロナ狂騒曲その−27 サザン誕生秘話〜出るか爆弾発言」
「日刊ゲンダイ連載・・・ロフト創業者が見たライブハウス50年」
というコラムが始まってもう1ヶ月が過ぎた。
毎週木曜日(発売は水曜日)にコラムは載る。
ゲンダイの担当記者さんは、何か急いで「下北ロフトとサザンの誕生秘話」を書けと言ってくる。
きっとサザンのフアンなんだろうが、
私としては「荻窪ロフトや西荻窪ロフト」
のことをしっかり書こうと思ったが、
連載5回目で下北ロフトのあれこれを書く羽目になった。
これは困ったと思った。
私も実はサザンのことを色々を書いているが、下北ロフトの「店員バンド、サザン」のことはあまりよく知らない。
76年ごろサザンのメンバー(二人)が下北ロフトで働いていたこと。桑田さんも店が混んでる時には臨時アルバイトをやっていたはずだ。
拠点下北ロフトで大森隆志を中心にメンバー集めからサザンが結成まであったこと。
夜中毎晩店の機材で練習していたこと(タダメシも食べていたと思う)・・・ぐらいしか知らない。
当時私はロフト四軒を経営していた。
まだ市民権も得ていない新しく起こったロックの最前線にいる気でいて、「日本のロックはロフトが背負っている」って偉そうだったし勢いがあった時代だ。
お客さんのあまり入らない下北のサザンにはほとんど興味がなかった。
しかしサザンメンバーは下北ロフト店長からも愛されたし、第一線のプロのギンギンの熱いバンド連中からも愛さえれていた。
「そうか、サザンのことか」
そんなことは「ライブハウスロフト青春記」(ロフト出版、今年6月発売)に書いてあるが。
ということで私はもう10年近く前にサザンのギターリストを退団した、大森隆志を捕まえて当時のことをこのコロナ騒動の最中インタビューするしかないと思った。
そしてできたら大森サザン退団の真相を聞き出せたら最高なのだが・・・甘いか?
もちろん当時の佐藤ひろし店長や、ゴーレム(下北ロフト店員〜ソニーミュージックアーティスツの代表取締役会長)や」金子マリさん等をインタビューするしかないと思った。
おっと、一冊の本ができてしまいそうだ。
先週「GO TOキャンペーンの初日、下北沢「フラワーズロフト」で大森隆志のインタビューが開始された。面白いインタビューだった。一緒に酒も飲んだ。
大森もあれから苦しんでいるのがよくわかった。
さてどんな「爆弾」発言が出てくるか、今や国民的バンドサザンとはなんだったのか・・・」
夕刊紙の「文春砲」日刊ゲンダイに旋風は巻き起こるか?
あれ〜!CORONA禍とは関係ないか・・・。すみません。
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コロナ禍で借金2億。ロフト創始者「時代は変わる、それに期待したい」

「コロナ狂騒曲そのー26 歌舞伎町は悪の巣窟か?」

「コロナ狂騒曲そのー26 歌舞伎町は悪の巣窟か?」

ロフトグループの本拠を歌舞伎町に置いて25年にもなる。
歌舞伎町のど真ん中、新宿ロフトも周辺では結構古い店になった。ヤクザも風俗、ホストクラブとも共存してきた。
なんか歌舞伎町はスリリングで摩訶不思議な街で、懐が深く、情があって町の看板を見ても結構楽しめた。
歌舞伎町に居ついて、結構興奮もしていた。
歌舞伎町の「地回り」のヤクザのかっこいいこと。
これぞロックの町って思った。
だから家賃(300坪)も相当安かった。大家は風俗以外のテナントを入れたがった。
それから石原慎太郎の歌舞伎町浄化作戦が始まった。
ヤクザやヤク中、風俗はどんどん姿を消した。
新宿コマが解体され、シネコンになった。
そうです。歌舞伎町は浄化されたのです。
歌舞伎町に家族連れや恋人たちが来るようになった。
歌舞伎町に四軒の店を構えるロフトもそれなりな(健全な)客が入り始める。
そしてこのコロナ・・・
今日も「では打ち合わせは新宿の事務所で」っていうと
「歌舞伎町は勘弁してください」って言われる。
歌舞伎町を歩くだけで感染の危険があると思っている。
だからどこの店もガラガラだ。
梅造社長との対話ー15
「よ!梅造さん、最近だいぶ赤字は減少してきた。すごいね。」
「そうですよ。ロフトは月間200本の配信をしています。これは他は追随できません」
「どこまで採算があっているのかわからんけど。これだと借りてきた二億を使い切るまで2年はロフトは持つな」
「そうです。もはや我々のライブハウス業界の完全復活まであと2年はかかると言われています。ひよっとしたら配信で黒字に転換できるかもしれません」
「それまで、こんな調子で頑張るんだ。なんか切ないな。生のライブが見たいよ」
「どこかの時点で、ライブ業界以外の全く違う「業種」への参入も視野に入れています」
「お、ととと、そんな会社を長持ちさせるだけなんてどんな意味があるのかな。」

「リリーさんとワタシ」

「リリーさんとワタシ」
こんなことを書いたら、めんどくさくなりそうだが、酒を飲んでいるし、書きたくなった。(笑)しょうがない爺いです。
<これはあくまでも推測です・・・>
今回の始まりは私の出版する本「セルロイドの海」の帯のコメントは誰に頼むか迷っていたんだ。それでふわ〜っと「リリイさんダメかな」って私は言ってしまったんだ。あんな忙しい人に。
そして、なんか私のスタッフが恐れ多くもマネージャーさんに電話して、了解をとってしまったんだ。
しかし私の本の校了まで返事がなく、私はこれもめんどくさいけど平野レミに頼んだ。(笑)
こういう経緯でリリーさんはビデオでコメントを送ってくれたと思う。
「イヤイヤですけど」って言うのは実にリリーさんらしかったな。
リリーさんのビデオコメント見ていて「この人まだ俺の本を読んでいないな」って思ったね。でもこの「心意気」いいな。
今日もラジオで言ってくれたらしいですね。
でもね、私の方が恐縮してしまいますよ。
本当にありがとうございました。
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わお!リリーフランキーさんが 私の小説「セルロイドの海」のコメントをいただいた。ありがたいことです。

わお!リリーさんから 私の小説「セルロイドの海」のコメントをくれた。 嬉しいな。ありがとう。 でも多分まだ読んでいないな(笑) 「イヤイヤか」うふふふ。 youtube.com/watch?v=iupv-D youtube.com/watch?v=2f3cw4
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わお!リリーフランキーさんが
私の小説「セルロイドの海」のコメントをいただいた。ありがたいことです。
義理堅い人だな。ただただありがとう。感謝。
いやいやか(笑)
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