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♪あまりにも 絵になりそうな 魅力的な ナギの 温泉シーン♪
等と歌い出す予定でしたが、そんなには温泉シーンなかったよ!
やはり今回のメインはそんな事ではなく母エピソードだったようです。
何かやたらと入り組んできた、ナギにまつわるエトセトラ。


少年サンデー2007年14号分の記事です。


『死に至る絶望と孤独。
けど、月明かりが僕らの行く道を照らしてくれる。割りとマジで。
第118話「月は無慈悲な夜のお嬢さま」』


『死』『絶望』『孤独』。
カラー見開きで中々ゴッツい単語を並べてきました。
今回は物語の核心に触れる強烈なシリアスムードの回なのかッ!?
・・・と意気込んだけれど、そうでもないらしいのだ。
おまけに全裸オチです。


○ナギの話
冒頭からいきなりナギと母の会話シーン。
相変わらずドギツイ回想をド頭に持ってくる作品だぜ・・・!
会話の内容は何故か母の死亡フラグがビンビンに立っていそうなもの。
読者的にはあまりにタイムリー過ぎる場面なので、
このオカンは未来予知でもかましたのかと思ってしまいますよ?

とりあえずこの場面からわかった事は・・・幼少の頃もナギのツッコミは健在って事くらい?
そしてナギ母はここで切り返せる程ハードでもクレバーでもないらしい。
伊澄母の紫子宣言、この親子シーン、そして最後でハヤテに母の面影。
なんだか98話の前を見ているような気分になりましたよ。
手札をどんどんどんどんオープンしていき、
フルオープンした段階で大爆発させるような予兆である。
でもこれが全部明かされるのはもっと後だと思うんですよね・・・
ヒナギクの第1オープンも98話よりだいぶ前でしたっけ?

あと「母」と呼んでるのは一瞬違和感を感じたものの、
実は一番自然なんじゃないだろうかと慣れ始めました。
ママもお母さんもおふくろも無さそうですからね。
私は「母上」なんてくるんじゃねーかなと考えていました。

◇◇◇

さて、汗かいて小汚くなってる(サク談)ナギはフロ力を溜めています。
ひきこもりのお嬢さまには何をするのにもパゥワーが必要なのですよ!
フロ力、登校力、投稿力、など各種御座います。
パンチラ力は消費コストゼロなので大丈夫です。

ナギの人見知りは何処へ行ってもとどまる事を知りません。
>『言っとくが私は嫌だからな!その・・・知らない人がいっぱい入ってるおフロは』
これぞ三千院ナギクオリティ。
読者視点からしてもこの主張は歓迎です。
だって人が少ない方が入浴姿が見え易くなるだろ!

ナギを構成する大事で魅力的な要素として、
「不安がる表情・ビビる表情」があると思うのですよ。
という事で、
>『秘湯っていうわりに・・・めちゃくちゃ人がいっぱいではないか』
の表情とババアにビビって半ベソの表情でご飯三杯は余裕です。
何気にサクの服を思い切り掴んでるのも良いね!
直前に虚勢を張っておくと、更に効果が上がると思われます。

◇◇◇

そして「ねんがんのおんせんシーンをてにいれたぞ!」と
絶叫せんばかりの待望シーンへ突入です!
・・・けれど・・・GOKIGENモードのナギから色気を感じる事は出来なかったッ・・・!

しかし当てるべき焦点はその前後にあります。
まず見るべき所は脱衣シーン。
よく見てみましょう。
ほら、非常に大人っぽい下着を装備しているじゃないか!
予想外の威力です。なんだこの面積。なんだこのフリル。
ナギやマリアさんが普段装着しているような、
万乗パンツチックなものじゃなかった!
これはアレでしょうか、下田編最初の名残でしょうか。
大人っぽい格好をハヤテに却下されてしまったので、
せめて下着だけでも格好良く、と気合を入れてみたのでしょうか。
うわぁあぁぁそれは実にいじらしいじゃないかァァァァ!!
・・・これぐらい破滅した妄想ブッこいたら賞金とか出ませんか?

ハヤテに全裸で抱き抱えられるシーンもなかなかに衝撃的でした。
カメラ位置を反対側にした所を想像しただけで何たる威力かァー!
サクの『うわぁ・・・』という書き文字が私の正直な感想です。
これは強過ぎる。

でも一番エロかった絵は見開きカラーのナギだと思いました。
そう、いつもの畑クオリティである。
脇腹から腰のラインが本気過ぎるのである。


○サクの話
いよっしゃキタキタキタァ!
もう下田編には出てこねーんじゃねーかと諦めかけてたサクがキタァ!
『毎年の事』の為に来たそうですね。
ナギとは親戚関係だったはずですから、
ますます墓参り説が濃厚になってきましたよ。

作者が意識しているのかは不明ですが、
相変わらずサクからはツッコミのキレを感じます。
フロ力をためているナギに対して、
>『貯めるとどんな魔法が使えるようになるんや』
のツッコミはグッドですよ!

でももうちょっとサクらしさを出して欲しかった所はありました。
全然秘湯とちゃうがな!と突っ込んで欲しかった。
ババアのぼったくりに対して抵抗して欲しかった。
それでもナギ様のプロポーションにに真っ向から突っ込む姿が見られるのはサクだけ!

◇◇◇

待ちに待ちかねたサクの温泉シーンなのですが・・・
ナギに焦点を当てるためか、見事に目立たせなくしてきましたな。
ナギが幻覚見えて暴れてるページで前やら後ろやら様々な角度から検証した結果、
やっぱり「ある」と認識出来てテンション上げられたくらいです。
むしろこれで十分か。

>『ほっこほこや〜
には一発でブチ抜かれました。
私ゃ君を見てほっこほこやで!

ごめんなさい。


○ハヤテの話
今回のハヤテの主な出番は、全裸のナギを平然と抱き抱えた事くらい。
しかし・・・ここまで徹底してくると不自然極まりない感じですねぇ。
何がってほら、13歳チームへの無関心レベルの異常な高さが。
7巻最終話では多少なりとも反応していたのに!
一応失礼に値するとわかっていたのに!
なのに今回は不自然な程に顔色を変えてきませんでした。
常にほおにギザギザ入ってるような漫画なのに。
この2ページでは一コマも、たったの一コマも入れてきませんでした。

これは忠誠心の高さの現れと見るべきか?
だがまだ超が付くほどの緊急事態ではないため、
そういった事に対する反応がゼロにはならないはずであろう。
それは百歩、いや三千歩譲ったとしても、
サクに対しても完全無反応たぁ何なんでしょうか一体。
一応ヨソの子ですよ。
そして多分牧村女史と張れるくらいのハヤテ界最強クラスの戦力持ちですよ。
なのに反応は一切無いという事実。
貴様の血は何色だァ!

デリカシーの無さやナギとの温度差を表現する為なのかは置いといて、
ちょっと大袈裟にやり過ぎるのもどうかと思うんだ。


○「ハヤテと母は似ている」話
さぁさぁやってきました、畑劇場。
またもや「色々な角度から同じ事実をバカでも気付くほど集中して押す技法」を使ってきました。
ヒナギクパートでヒナは親に捨てられたよ!
ハヤテもだよ!二人は同じ属性持ちだよ!
と長きに渡って散々振り続けていた頃もこんな感じでした。

この下田エピソードでは、まず伊澄母が「紫子とハヤテが似ている」と発言。
そして今回ナギの記憶で母が登場。
更にナギ本人が「母とハヤテが似ている」と証明しました。
やはり今度も誰もが着いて来れるような連続押しですね。
これで言うまでもないですが、紫子=ナギ母はほぼ鉄板な訳です。
伊澄母の知っている人間と似ている、つまりナギの母と似ている。
これだけ用意されるとやはり「血」を意識してしまうのですが・・・はてさて?

この物語の根底をも揺るがしそうな超設定は
下田編で一気に明かされてしまうのでしょうか。
もしくは今回を含め序々に明かされていって・・・ヒナギクの時と同じように
「読者は皆知っているが登場人物は知らない」状態で
登場人物が事実を知っていくドラマが用意されているのでしょうか。
この流れに持って行くためには核となるキャラの心理描写が必須になってくるので、
今回のケースではちょいと難しいですかねぇ。
紫子の記憶、帝の記憶、ナギの幼児期の記憶、ハヤテの幼児期の記憶。(あと伊澄母の記憶)
多分このどれかを描かなくてはいけなさそうですから。
ここまで行くと終盤の話でしょうかね。
余裕で未回収なマリアの話もあるし、なんだかわからなくなってきたぞ?


バックステージ
第121回。

イヤァァァァッホォォォォォゥウ!健二郎サイコォォォォ!!
サクの絵を余裕で保存した。
CドラとDドラとUSBキーに保存した。

BSに書かれている通り4枚組テレカなどは再販されるようですね。
超レア化しそうなので良かった良かった。
むしろ転売するアホが沸くのは確定的なので、
ほとんどのグッズは通信販売有でOKじゃないのかと思うのでした。

>『本編にはこの漫画において最大級に大事な人物が冒頭に。』
ハイ、この発言ダウト。
後でここはつっつきます。

>『あれこれ考えた結果が今回の話。
>主人公はこっそり覗くなどせず堂々と入り口から入ってきて
>隠れることもなくメインヒロインの全裸を見る。
>にも拘らず、主人公ノーリアクション。
>こういうのはちょっと新しいのではないだろうか?と個人的には
>思っているのですがどうでしょう。』
そう、前回からこんな雰囲気が出てるんですよね。
正直忙し過ぎて散々変化球を考え出そうとした挙句血迷った、
そんなイメージが少し沸いたここ二週なんですがどうなんでしょうか。
いや、別にベタな温泉シーンが見たいってだけじゃないんですよ?
見たいけど!
言いたい事は、ただでさえゴチャゴチャしてきてる長編で無茶すんな、と。


○『最大級に大事な人物』の話
上記に記した通り、BSでナギ母は『この漫画において最大級に大事な人物』と称されました。
この発言、よく考えたらそれこそ最大級の爆弾じゃね?

ナギ母は確かにナギの過去話のキーになったり、
ナギの人格形成の基盤になったかもしれない大事なキャラ。
しかし今の所、過去話のレベルとしてはマリアやハヤテに比べると強くはないはずです。
それでも「最大級」に大事だと断言してきた。
これはナギ母はナギ以外にも強烈な位置関係があるとしか思えません。
つまりぶっちゃけハヤテとナギ母が「似てる」のは
偶然なんて言葉では片付けられないレベルへ既に到達してしまっているのです。

するとナギとハヤテは「血」で結び付けられているのだろうか?
そこで調べてみました、3巻の三千院帝プロフィール。
[家族構成]「直接的」な血縁はナギだけ だそうな。
ここが死ぬ程怪しい所ですね。
「直接的」と言われると逃げ道は作れるんですよ。
例えばこのパターン。

帝の実の息子がナギ父、そこに嫁いだ紫子。間に生まれたのがナギ。
しかしその時点で紫子には既に出産経験が有り、
腹・・・いや種違いの子供がハヤテ。品が無くてスマンね。
こうするとナギとハヤテが兄妹でも三千院の「直接的」な血縁は途絶える。
(ハヤテに鷺ノ宮の血が入ることになるがそれはまぁ置いといて)

ハイ、それらの事を踏まえて、現時点の結論です。
わ か ん ね ぇ !
以上だ!

いやもー本当に訳わかんないんですよ。
帝のプロフ本文も意味深過ぎるから三千院の血はマジで怪しいし。
帝がハヤテにペンダント渡した時の台詞も死ぬ程怪しいし。
(帝ばっかじゃねーか)
そもそもまだ明かされてる部分が致命的に足りないので、
ネタっぽい予想にしか辿り着かないですね。
ハヤテとナギ母が似てるってのは超絶フェイクで
ナギと血が繋がってたのはマリアなんてオチも可能性はゼロじゃ・・・


○次週の話
ようやく1日目の夜を迎えようとしています。
大事な用は2日目の日中に行われそうですから、
まだ何か挟んでくる雰囲気がありますね。
ババアが振っていた「人ならざる者」の登場か、
更にナギ母の事を掘り下げてくるか?
かつてない程に戦力が下田に集まってくる様子を感じるけれど、
ワタルチームの参戦はまだ来ないのでしょうか?


○余談
今週の記事書く時間配分は本当にマズかった!
気付けば日曜から一気にサンデー関連3本書いて、
とうとうこの記事が上がる頃は火曜の午前2時。
アホかと。
渾身で書いても読んでくれる人ムチャクチャ減るっつーのと。


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2007年14号 イタチごっこはまだまだ続く -後-
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