2007年01月10日

ダルビッシュ外見、内面共に大人

33dd8c9c.jpg日本ハム・ダルビッシュ有投手(20)が8日、大阪・羽曳野市で成人式に出席した。全国的に荒れた式典が問題となっているが、プロで結果を残している“ダル効果”で式典は静粛なムードを保った。今季の目標を日本一になった「06年以上」と設定したエース右腕は、新庄氏、小笠原が抜けて戦力ダウンが伝えられる下馬評を覆す意気込みを示した。
 最前列のダルビッシュが、背中で新成人の襟を正した。「どこも荒れてるのに、羽曳野は(マナーが)一番ですね」と話した通り、昨季日本ハムを44年ぶりの日本一に導いた20歳が近年の嫌な風潮までをも“シャットアウト”した。
 グレーのスーツに靴と全身をグッチでびしっと固め、ステージ上で出席した989人を代表して北川市長から花束を受けた。例年なら、場をわきまえずに使われ放題となる携帯電話も、ダルビッシュを撮影するカメラとしてのみ機能。市広報は「出席率は1〜2割高いし、会場をうろうろする人もいない。ダルビッシュ君効果ですね」と目尻を下げた。
 立食パーティーでは「元カノ(彼女)もいました」と言いながらも動揺はせず、中学以来会っていなかった友人らと旧交を温めた。写真をせがまれても断らない。「大人としてルールを守っていきたい。飲酒運転だとか」と、まだ運転免許がないにもかかわらず口にしたのも新成人139万人を代表する自覚の表れだ。
 式典後は市の要請を快く引き受け、初めて少年野球教室を開いた。自らが巣立ったボーイズリーグ・全羽曳野には遠征用シューズケース70個を贈呈。「あまり自分にはお金を使わないので」。恩師の山田朝生監督(59)は底辺拡大へ、来オフには河内地方のチームに声を掛けたい考えで「自分も純粋な気持ちに戻れる」とダルビッシュも前向きに検討する。
 今季の目標は「パワーアップ」と「去年以上」。1年前は11勝を掲げ1つ多い白星を積み上げたが、今や能力値を上げれば数字がついてくる。「新庄さん、小笠原さんの穴がどうとか言われるのを覆したい」と、大人に脱皮した3年目のシーズンを見据えた。





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