2009年08月04日
着尺用の糸を染めました
昨日から着尺用の糸を染めています。
繭から真綿を作り、糸車で糸を作る作業を延々とやっていました。
途中で繭が足りなくなりまた新しい繭。
そうして作り貯めた糸がようやく着尺を織れるくらいになりました。
糸を並べてみるとあまり上等とは言えないのでチョッとがっかり。
あまりにも長い間、跳び跳びの仕事だったので番手が少しづつ違うかな?と思えるのと、繭を変えたのがわかるのです。
そこで経糸用、緯糸用と分けました。
そして染めに入りました。
染料は以前から自分用の着尺は「玉ねぎの皮」で染めることに決めていました。
そのために玉ねぎの皮もこつこつ溜め込んであります。
昨日は緯糸分を半分染めました。
アルミ媒染でちょっと黄色みを出して・・・。
今日は経糸分と残りの緯糸分。
経糸は少し鉄媒染で染め残りは媒染なし。
お天気はかんかん照りではなく乾燥には丁度良い具合です。
三種類の色に染め上げた糸でのんびりと着尺を織ります。