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スカルペルやフラッシュといったアッパークラスって、雑誌などにも取り上げられやすいし、インプレも多いと思うのだけど、エントリークラスのモデルのインプレってなかなか無いですよね!

ですが、今シーズンのキャノンデールMTBでもっとも売れたのは、間違いなくTrailシリーズなわけでして。。。というわけで、本日納車したトレイル5をちょっびっとだけ、ご紹介しますね!(写真も大きめで載せているので、必要があればクリックしてください)
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キャノンデールのトレイルSLシリーズはアッパークラスのトレイルSL2/3/4とエントリークラスのトレイル5,6の5種類に分けることができます。SL2/3/4と5/6の差はフレームのヘッド部分で、前者はレフティやヘッドショックが装着可能な1.5(ワンポイントファイブ)、後者はユニバーサルな規格の1-1/8のオーバーサイズとなっています。

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今回ボクが購入したトレイル5はエントリークラスの上位モデルで、定価は69,000円です。

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ヘッド以外にフレームの差はなく、キャノンデールの最近のトレンドであるSAVEマイクロサスペンションはこのトレイル5にも搭載されています。

このSAVEですが、想像以上によくしなります。大きな段差を乗り越える時というよりは、不整地など不安定な連続した路面を走るときに、効果を発揮してくれるシステムです。特異な形状はそのためのノウハウなのです。(多分・・・)フロントサスペンションがさほど高性能なモデルではないので、それを補うという意味では、このSAVEはとても効果的なシステムですね。

フレームの剛性などは、ひと昔まえの上級モデルなみのスペックを実現していると、某プロMTBライダー(現在ヨーロッパ転戦中)がおっしゃっておりましたので、性能は折り紙つきですね!

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コンポーネントはシマノのALIVIOクラス。まぁスポーツMTB用のコンポーネントとしては、エントリーグレードになります。3x8速のシフトチェンジはパチパチとこぎみ良く決まります。特に可もなく不可もなくという感じ。コンポーネント自体は安価感もなく、いい感じなのですが、ブレーキレバーの質感だけはちょっとプアかもしれませんね。他がそこそこ良い出来なだけにちょっと残念かも知れません。

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フレームを支えるフロントサスペンションはRST Gila Pro TNL 100 mm。エントリーレベルとしては、まぁまぁ感じ。(微妙な表現で申し訳ないです)調整機構はプリロードの他は、ロックアウトのみ。このロックアウト機構は過大入力時のバイパス回路とかは設けていないタイプなので、まぁヒルクライム時に使う程度にとどめていた方が良いかもしれませんね。その代わりコイルバネを使ったサスの反応は悪くないですよ。細かい入力にもちゃんと反応するし、剛性もあるので、トレイルでも充分使えます。同レベルのロックショックスのダート1or2よりは良いんじゃないかな?

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ただし・・・コイルばねなので、重いです。これだけはいかんともしがたいですね。最初にカスタムするなら、まずはココをエアサスに変えるかな?やっぱし。

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ブレーキは AVID BB5, Mechanical Disk 160/160mmです。効きとしては、油圧ディスクとロード用のリムブレーキの中間くらいの効き味ってところかな。そんなに効くほうではありません。まぁ、シマノもHyesも機械式はこんなもんでしょ。過信しなければ、特に問題は有りません。トレイルでも充分使えるレベルです。

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タイヤはKENDAのスモールブロック8で、ハードなトレイルには向きませんが、そこそこの里山なら充分に対応できる懐の大きなタイヤです。山を走らない人は、スリックに変えてしまうのも一興です。

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ハンドル&ステムはキャノンデールのエントリーモデル用がついています。お世辞にも高品質が漂うとは言い難いですが、必要にして充分って感じですね。

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実際の乗り心地ですが、思ったよりも軽快ですよ。サスがどっしりと硬めなので、立ち漕ぎ(ダンシング)しても、極端に踏力が抜けたりしません。この辺は味付けなのかもしれないけど、街中で非常に乗りやすい、即ち街乗り向けのセッティングということでしょうね。街中で乗りやすいってことは、ある意味トレイルでも乗りやすいってことなのでご安心を。ポジションはアップライトなので、下りでも安心できます。

サスとフレームは基本しっかりしているので、ロックアウトする必要性も感じられなかったし、とても良いバイクですよ。ちなみに3年前の08年しきF6はロックショックスのダート2が装着されていたのですが、これは本当にフカフカで、坂道なんて登れやしなかったので、わずか3年だけど、性能の進化は隔世の感がありますね。

まだ、トレイルに持ち込んでいないので、本当の実力は未知数なのですが、このトレイル5の実際の使われ方を考えると、オンロードよりのセッティングを施してあるのは正解だと思います。実際ガンガン山を走りたい人はもう少し上のクラスを選ぶと思いますので。

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ファーストMTB、ファーストキャノンデールとして選ぶ時のトレイル5は良い選択だと思います。7万円弱のバイクですが、10万円クラスの品質感と性能は充分堪能できますし、それをトレイルに持ち込まずとも、街中で充分体感することができますので、初めてスポーツバイク(MTB)を購入する人には、ワクワクさせてくれるようなバイクに仕上がっていると思います。

もう、11年モデルは終わりだと思いますが、引き続き12年も継続されて販売されるでしょうし、形は変わっても充分満足のいく1台になっていると思います。最新こそ最良のキャノンデールを地でいく1台ですね!